府中地区医師会学術講演会
19時より特別講演
「栄養療法の威力を実感したことがありますか?」
K病院外科統括部長 I先生
先生は、栄養関連MRと、栄養関連講習を受けた医師、ナース、薬剤師、栄養士に、同じ問題でテストした。
その結果、MRの知識レベルが一番高かった。
症例
肺移植前に在宅静脈栄養(HPN)にて、栄養状態が改善した例
症例
PEG造設後、100%食事摂取出来るようになった例
症例
食事摂取可能で本来はTPNの適応はないが、TPN使用した結果、食事摂取が進むようになった例
→教訓
腸管使用できたら、経口、経腸摂取が原則だが、
極めて低栄養の場合は、TPNを第一選択にすることあり
症例
クローン病、16歳女性
エレンタールを飲むのが苦痛。
ポートを用いたHPN
しかし、16歳女性の前胸部にリザーバーを埋め込むと胸に傷が出来る
16歳女性にはかわいそう
→上腕ポートでHPN→QOL改善
太めの女性ではほとんどわからない
もう1ランク上のQOL
先生のご著書「ズバッと解決!輸液・栄養・感染管理のコツ―チームで進めるリスクマネジメント」
症例
29歳女性、短腸症候群
TPN+食事で、栄養状態改善
素敵なドクターにめぐり合えて、この娘の人生が一変
娘を出産(長期HPN施行下に妊娠・出産したのは、日本では9人。9人目)
カテーテル周囲の線維性鞘を用いた入れ替え
ポート留置は長期間可能
適切な栄養管理が実施されていない患者が多すぎる
医療事故はなぜ起きるか?(患者側弁護士 O先生)
「大事な患者」と「たいして大事でない患者」を区別しているから
自分がCVC入れてもらうなら、どこから入れてもらう?
鎖骨下穿刺? 内頸静脈穿刺? 大腿静脈穿刺?
→先生は、上腕から(PICC)
ということで、有意義な講演でした。
先生の講演を受けるのは、これで3回目です。