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19時半よりTVシンポジウム
テーマ:片頭痛に潜む心理的要因ー併存症の判別と対処法のコツー
演者:T大学医学部心療内科講師 H先生
頭痛の疫学:片頭痛8.4%
国際頭痛分類第2版(ICHD-Ⅱ)
片頭痛診断のポイント
拍動性や片側の頭痛でなくとも、中等度~重度の発作性の痛みで、日常生活に影響があり、吐き気などの随伴症状があれば、片頭痛と診断してよい。
片頭痛スクリーナー
片頭痛の薬の原則
・鎮痛剤は、単剤投与を基本
・随伴症状ある場合は、制吐薬等を併用
・投薬開始後3回目の発作までは、投薬内容を変更せず、経過をみる。
急性期片頭痛治療薬のエビデンスサマリー
薬剤名、エビデンスの質、お勧め度の順で
トリプタン、A、A
エルゴタミン、B、B
NSAIDs
アセトアミノフェン、B、A
アスピリン、A、A
イブプロフェンA、A
中等度~重度の第1選択薬は、トリプタン
軽症では、NSAIDsのみでもO.K.
片頭痛の急性期治療
Group1(確実な有効性):トリプタン、アセトアミノフェン+アスピリン、イブプロフェン
Group2(ほぼ確実):クロルプロマジン静注、ナプロキセン
Group3(不確実):エルゴタミン、アセトアミノフェン、メトクロプラミド
Group4,5(無効)
各トリプタンの特徴
・レルパックス:確実な効果、半減期が長い(再発しにくい)
・イミグラン:即効性、ペインフリー効果
・マクサルト:味、立ち上がりの早さ、飲みやすさ
・ゾーミック:もろくない、携帯のしやすさ、立ち上がりの早さ
マクサルト、ゾーミックは、口腔内崩壊錠なので、吐き気があっても飲みやすい。
緊張型頭痛(ICHD-2)
・片頭痛と対比、対照的に説明
・一次性頭痛の原因の半分以上で最多(病院受診するのは、片頭痛が多い)
・後頭部~頸部にかけての軽い痛み
・日常生活への影響はそれほどない
デパス、テルネリン、ミオナール等の頻用されている薬のエビデンスは低い。
NSAIDsには、高い評価がされている。
抗うつ薬(アミトリプチン)も高い効果
片頭痛が難治化する要因
・トリプタンの服用タイミングの遅れ
・予防薬が不十分
・共存/併存疾患の問題
・薬物乱用の影響
●トリプタンの服用タイミングの遅れ
症例
・痛くなってすぐ飲む
・アロディニア(頭、手足がぴりぴり。神経症状)が出てからでは遅い。
・前兆期・予兆期に飲んでも効かない
・制吐剤の併用(著効)or 鎮痛薬の併用
トリプタンが効かないとき
・タイミング:早期服用する(早すぎても効果なし。予兆期は効かない。)
・本当に片頭痛か?
・薬物乱用
・悪心、嘔吐による吸収障害
●予防薬が不十分
片頭痛の予防療法
保険適応があるのは、塩酸ロメリジンのみ(Group2)
2ヶ月間内服して、効果判定を
●共存/併存疾患の問題
心療内科で特に多い疾患:頭痛
初診患者50名の頭痛を主訴とする割合:24%に頭痛あり
頭痛と精神疾患の関係
1.頭痛の二次的症候としてのうつ、不安(いわゆる神経症)
2.頭痛のco-morbidityとしてのうつ、不安
3.うつ・不安の部分症状としての頭痛
4.頭痛の遷延化因子としての身体表現性障害
5.身体表現性障害の部分症状としての頭痛
片頭痛患者のうつ病生涯罹患率
→片頭痛あると、うつ病に4倍かかりやすい
パニック発作の既往の週間頭痛罹患率(男性)
→片頭痛あると、パニック発作起こりやすい
片頭痛と抑うつ
片頭痛患者→明らかにうつ傾向強い。
片頭痛とPanic
頭痛、心理:悪循環のメカニズム
では、うつや不安をどのように見つけるのか?
3つのスクリーニングと診断方法
・MINI(構造化面積)
・質問紙:SDS、SRQD、BDI
・簡便な質問による診断(2質問法)
代表的質問紙:STAI
症例
うつ、不安が随伴する片頭痛へのアプローチ
相互作用の少ないSSRIを処方
ジェイゾロフト
新しいSSRI
1日1回の投与
確実な効果と少ない副作用
線形性を持つ唯一のSSRI
抗うつ薬が痛みに効く機序
・疼痛閾値を上げる効果あり
・痛みの下行性伝導の2つの疼痛抑制系を介した効果
抗不安薬
注意必要。処方は、最初の1ヶ月を原則
症例
身体表現性障害の治療原則
・やたら症状がある
・ドクターショッピング
・薬剤をたくさん飲んでいる。
・1人の医師が主治医になるべき
・検査は必要最小限で
・診察は短時間、定期的に
・治すというスタンスではなく、支援する
鑑別のまとめ
・うつ病による頭痛
→SRQD、憂うつ、興味の消失、不眠
・パニック障害、全般性不安障害による頭痛
→STAI、動悸など発作的な症状
・身体表現性障害(身体化障害)
→多彩な主訴、薬が効かない
・幻覚妄想に伴う頭痛
→奇妙な訴え(脳をつかまれるような)
●薬物乱用の影響
症例1(治療成功例):もともとは片頭痛、薬物乱用頭痛
→バファリンの完全中止、ミグシス+トリプタンを処方
1ヵ月半後、頭痛が奇跡的に減少
3ヵ月後、ベースの痛みが低くなり、前兆がこの2ヶ月はない。
症例2(治療失敗例):片頭痛、薬物乱用頭痛
→同じような治療をしたが、半年後に、自己判断で、ナロンエースを服用
国際頭痛分類
薬物乱用頭痛(MOH)
改定診断基準のポイント:中止による頭痛の改善を要件としなくなった。
薬剤中止後の再発率
→6ヶ月までが高い。6ヶ月まで大丈夫なら、1年たっても大丈夫。
専門医へ紹介するケース
・性格の偏りがあり、治療関係が構築しにくい患者
・物質依存
・自殺念慮の存在
・トラウマ経験のある患者
・妄想的な訴えのある患者
ということで、有意義な講演でした。
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本日、41万アクセス突破しました。
最近は、1日800~1000件のアクセスです。
読者の皆様、ありがとうございます。
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今日は、11時から、「焼肉大福」福山店へ、焼肉を食べに行きました。http://www.yaknic.co.jp/
ここは、とてもリーズナブルな値段で美味しいので、お奨めです。
今日は、限界大皿2980円が半額の1490円になる券がありましたので、それを注文しました。2人でこれだけでおなかいっぱいになりました。他は、ライス大盛り2人前とファミリーサラダと瓶ビール1本のみの注文でした。
昨年末にいただいた焼肉大福カレンダーの3月の券を切り取って持って行って、引き換えに「大福筆箱」をもらいました。今回も、かわいいグッズでした。


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FLASH4月1日号(広島では、本日発売)に、Dr.レオンコンプリートマジックⅡの袋とじ記事があります。前回と同様、パスワード入力にて、ネットで動画が見れます。
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第359回福山地区内科会学術講演会
■ 演題 「腎臓病をいかに早期に診断し治療に繋げるか」
■ 講師 T大学大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センター トランスレーショナル医学研究分野教授 M先生
高齢化、糖尿病など生活習慣病の増加とともに慢性腎臓病(chronic kidney disease,CKD)患者が急増している。2007年日本腎臓学会慢性腎臓病対策委員会からの報告では、GFR(糸球体濾過量:Glomerular filtration rate)60ml/min以下の推計数(20才以上)は約1900万人強に至り、人口の18.7%に至る。現行の検尿や採血(血清クレアチニン)では腎臓機能を評価することは難しいので、これら患者は見過ごされている。最近では積極的にGFRを予測し、早期からの腎機能低下をいち早く検出する必要が指摘されている。 (抄録)
世界の人工透析患者の5人に1人は、日本
日本人の480万人は、GFR50未満。 腎機能低下の疑い(学会が推計)
(2005年6月24日朝日夕刊)
約2000万人は、GFR60未満
日本のCKD患者数(eGFR<60、20歳以上で推計数。)
は、約1926万人。人口の18.7%
(2006年6月第49回日本腎臓学会学術総会)
背景には、高齢化、生活習慣病
●Topic1:腎機能早期診断について
Q.採血で、腎機能は評価できますか? Cr1.0は正常ですか?
(血尿、蛋白尿は、腎臓の機能を評価するものではない。)
Cr1.0、体重50kg、80才女性は、CCr40
→NSAID、造影剤で腎機能悪化に注意
ポイント:血清Cr値は、早期腎機能低下の把握には役立たない。
GFRの推測が臨床的には重要!
(原因が何であれ、あらゆる腎障害は、糸球体濾過の機能が落ちる。)
腎血流量と尿量の関係
CO 心拍出量 5L/min
×0.2
RBF 腎血流量 1L/min
×0.5
RPF 腎血漿流量 500ml/min
×0.2(FF濾過率)
糸球体濾過量 GFR 100ml/min
クレアチニンクリアランス(24時間蓄尿)の問題点
・面倒くさい
・患者がしっかり蓄尿しない
・腎機能低下に伴い、過大評価になる。(もともと不正確な検査で、腎臓内科医もやってない。)
Q.血清Crから、簡単にGFRを推測できるか?
今年5月の日本腎臓学会総会で数式発表予定
2006年N.E.J.
蓄尿の時代は終わった。血清Crから、GFRを評価しよう
日本人版GFR換算式
Crは、酵素法の値をそのまま用いる
女性は、×0.739(女性係数)
学会ホームページに計算するソフトあり
製薬会社のGFRカリキュレーターが便利。10秒で結果がでる。
(厳密には、今年発表の式ではないが、これでO.K.)
先生の大学では、Cr、eGFRが、自動的に出てくる。
2、3年後にはeGFRが直接出る時代に
CCr(24時間蓄尿)VS eGFR
先生の患者163人では、eGFRとCCrは相関。
GFR60以下では、きれいに相関。
(もともとこの式は、GFR<60で、正確)
CKDの定義
CKDのステージは、GFRの値から
ステージ3~5は、eGFRでわかる
ステージ4、5は、Cr上昇でわかる
Crではこれまで3期がわからなかったが、eGFRにより、3期の患者を見つけることができる。
CKDは、CVD、死亡、入院の独立した危険因子
心腎連関
eGFRの臨床的有用性
・NSAIDs、造影剤投与時
・心血管系危険因子の予測
・腎臓排泄性の薬物投与量決定
●Topic2:治療についての現在の基本的な考え方:糸球体高血圧、ARB
重要:糸球体高血圧の概念
糸球体病変(原疾患にかかわらず)
↓
糸球体濾過面積(GFR)の減少
↓
単ネフロン濾過量(SNGFR)の増加
↓
糸球体高血圧の発症
糸球体高血圧による構造と機能の障害
Important
原疾患に関わらず、GFR低下に伴い生じてくる2次的な血行動態、形態、機能異常の進展をいかに阻止する?
重要:糸球体高血圧の治療
降圧療法
RA阻害薬
血糖コントロール(糖尿病例)
代謝症候群の改善
GFR<60→ARB
DOIT3
(2型糖尿病合併症を30%抑制する介入方法の研究)
目標は、
BMI<22
HbA1c<5.8
SBP<120、DBP<75
LDL-C<80
DOIT3で推奨されている血圧のコントロール
(3~6ヶ月で、120/75を目標)
ステップ1:ARB or ACE-Iを最大用量
ステップ2:Ca拮抗薬を追加
ステップ3:利尿薬、βブロッカー、αブロッカーを順に追加
増加する末期腎不全の背後には、膨大な予備軍が存在
腎専門医以外を受診している。
これらをCKDとして捉え、対応する必要あり
Crは、すぐに上昇しないので、早期腎機能評価に適さない
CrからeGFRを推測し、早期腎症患者を発見
高血圧、肥満、代謝症候群の除去(予防)
糸球体高血圧
→降圧(ARB)
血糖管理(糖尿病の場合)
質問コーナー
・若い方で、eGFR50以下を見逃すな
高齢者でeGFR低下の人を治療するかどうかは、今後の課題
ということで、とても有意義な講演会でした。
講演の詳細な内容のレジメの配布もありました。
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昨日、40万アクセス突破しました。
読者の皆様、本当にありがとうございます。
2006年4月21日より始めたブログですが、
2007年1月10日10万アクセス突破!
2007年6月29日20万アクセス突破!
2007年11月8日30万アクセス突破!
2008年3月15日40万アクセス突破!となりました。
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≪第14回 若手医師セミナー・ネットライブ≫
(2007年度の最終回・第6回目)
プログラム
□ 症例提示:「 不明熱 」 (19:00~19:30)
講師:T大学感染防御部 K先生
□ 講義: 「 不明熱 」(19:30~21:30)
講師:S㈱学術顧問 A先生
とても有意義でした。A先生の東京でのセミナーは人気で、地方からわざわざ受講に来られる先生もいるとのことで、前回より、Web配信されているとのことです。前日、偶然にこのセミナーのことを知り、土曜日にもかかわらず、受講することを許してくれた妻に感謝です。
カラーのテキストも2008年度から配布されるそうで、楽しみです。(Web配信されるかどうかは、未定だそうですが。)
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福山地区呼吸器真菌症勉強会
19時15分より情報提供
19時半より特別講演
「改訂されたガイドラインによる深在性真菌症の診療」
S大学感染症科・感染制御科教授 M先生
有意義でした。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=745229133&owner_id=5229419&org_id=743176114
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第26回糖尿病合併症研究会
【製品紹介】19:00~19:15
【特別講演】19:15~20:45
「糖尿病性腎症の診断と治療~Remissionをめざして~」
A大学内科学講座病態代謝内科学分野教授 H先生
有意義でした。
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