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| 第54回 平成19年10月25日(木)19:00~ 「高血圧の救急病変を考える」 |
1.実技ワンポイントレッスン
2.パネルディスカッション
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有意義でした。
慢性腎臓病(CKD)講演会 in Fukuyama
日 時:2007年10月24日(水) 19:00~
<プログラム>
製品紹介
【特別講演】
演題 「CKDは心・脳・血管のリスクファクター」
講師 N大学第二内科教授 I先生
ルーズベルト大統領は、高血圧のため、脳出血で死亡。(循環器内科医の考え)
ルーズベルト大統領は、尿蛋白が陽性で、CKDだったため、脳出血で死亡。(腎臓内科医の考え)
CKDの定義
1.蛋白尿の存在
2.GFR<60
計算:MDRD簡易式モノグラムで
多くの日本人は、CKD
本日のNHK「ためしてガッテン」は、CKD特集。再放送あり。
フラミンガムスタディによると、蛋白尿多いほど、死亡率高い。
CKDのステージ別予後
→透析導入率よりも、死亡率の方が高い!
CKDは、CVD、死亡、入院の独立した危険因子である。
腎機能障害は、脳卒中後の生命予後を悪化する。
CKD診断治療の重要性
・透析への進行を抑制
・心血管疾患の発症を抑制
AHAが、全ての循環器疾患患者に腎臓病のスクリーニングを推奨
→必ず、蛋白尿、微量アルブミン尿を測定
病草子(1180年):昔から、日本には、メタボリックシンドロームの患者がいた。
MetS構成因子保有数と9年間でのCKD発症リスク
→因子増えると、相対リスク増加
Early Origins of Adult Disease(2006年)
胎児期の栄養、発達、適応が重要なファクター
Junk foodを食べている妊婦または授乳期女性から生まれたこどもは、Junk foodを好み、肥満となる可能性がある。
先生は、今年、東京マラソンに参加。来年も参加予定。
「走ることについて語るときに僕の語ること 」(村上春樹)
朝日新聞2007.2.5の記事
検尿格下げ
厚労省「費用に見合わぬ」
学会「腎炎発見遅れる」→検尿の問題、腎臓学会の取り組み
久山町におけるCKDの頻度
→男女とも集団が2、3、4になるにつれ、増加
CKDの有無別にみた心血管疾患の累積発症率
男女とも、CKD+は、CKDーに比べ、イベント増加
CASE-J:心血管イベントの発症に影響した因子の一番は、腎疾患関連危険因子(尿蛋白+、Cr1.3以上)。ハザード比2.95
CKD発症の危険因子
・年齢
・GFR
・糖尿病
・高血圧
・BMI
腎機能を悪化させる因子(治療の目標)
・原疾患の病態(糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎、多発性のう胞腎)
・CKDに共通の治療
●蛋白尿の程度
●高血圧
・Cr
・日常生活注意(肥満、喫煙)
K/DOQI臨床ガイドライン
・効果的であることが証明されている治療
1.厳格な血糖コントロール
2.厳格な血圧コントロール
3.ACE-I、ARB
・有望視されている治療法
1.蛋白制限
2.高脂血症治療
3.貧血の改善
悪循環を断ち切るカンデサルタン(CASE-Jからのメッセージ)
ブロプレスは、用量依存的に蛋白尿を減少させる。
「CKD診療ガイド」
GFR<50は、腎臓専門医へ
CKD患者診療のエッセンス
1.CKD(慢性腎臓病)とは,腎臓の障害(蛋白尿など),もしくは
GFR(糸球体濾過量)60 mL/min/1.73 m2未満の腎機能低下が3か
月以上持続するもの,である. 1
2.推算GFR(eGFR)は以下の推算式で算出する.
eGFR(mL/min/1.73 m2)=0.741×175×Age-0.203×Cr-1.154
(女性は×0.742)
3.CKDは,CVD(心血管疾患)およびESRD(末期腎不全)発症
の重要な危険因子である.
4.CKD患者の診療は,かかりつけ医と腎臓専門医の連携を通じて集
学的に行う.
5.次のいずれかの場合は,腎臓専門医に紹介することが望ましい.
1)0.5 g/g クレアチニン以上または2+以上の蛋白尿
2)eGFR 50 mL/min/1.73 m2未満
3)蛋白尿と血尿がともに陽性(1+以上)
6.CKDの治療にあたっては,まず第一に生活習慣の改善(禁煙,減
塩,肥満の改善など)を行う.
7.血圧の管理目標は130/80 mmHg未満であり,緩徐に降圧するこ
とを原則にする.
8.降圧にはACE阻害薬やARBを第一選択とし,必要に応じて他の
降圧薬を併用する.
9.ACE阻害薬やARB投与時には血清クレアチニン値の上昇や高K
血症に注意する.
10.糖尿病性腎症では血糖をHbA1c 6.5%未満に管理する.
11.LDLコレステロールを120 mg/dL未満に管理する.
12.腎性貧血を疑う場合は,腎臓専門医に相談する.
13.エリスロポエチン製剤や経口吸着薬の投与にあたっては,腎臓専
門医と相談する.
14.腎排泄性の薬剤は腎機能に応じて減量や投与間隔の延長を行
う必要がある.
15.非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs),造影剤,脱水などは,腎機能
低下のリスクである.
13.の補足
Hb13以上で、心血管イベント↑のエビデンスが出たので、腎臓専門医相談となった。
14.の補足
ザイロリックは、最大100mgまで
SiCKO(マイケル・ムーア):アメリカの医療制度
フロネシス(Phronesis)
倫理の思慮分別をもって、その都度の文脈で、彩的な判断・行為ができる実践的知恵(高質の暗黙知)
CKD is common.
CKD is harmful.
CKD is treatable.
ということで、とても有意義な講演でした。