深安地区医師会学術講演会
2007年9月26日(水)19:00~
ビッグ・ローズ
「糖尿病の総合的戦略と臓器連関」
講師:K病院糖尿病・内分泌センター部長 K先生
有意義でした。
CKDの定義は、
腎障害または、GFR<60が、3ヶ月間以上持続すること
腎機能の評価法
・CG法
・MDRD法(NKFが推奨、日本ではネットで換算表あり)
糖尿病腎症は、大血管障害とリンク、連関
日本の糖尿病患者における脳、心血管イベントの発症率は高くなりつつある。虚血性心疾患の方が、脳血管疾患より多い。
メタボリックシンドロームが日本人男性において、増加している。
CARDIA:ファーストフード摂取↑→インスリン抵抗性↑
群盲象をなでる。
M.S.の診断基準の違い
WHO:ミクロアルブミン尿
ミクロアルブミン尿は、心血管疾患の危険因子
米国糖尿病学会のアルブミン尿診断基準
随時尿において、
正常 <30
微量アルブミン尿 30~299
顕性蛋白尿 ≧300
心腎連関、Cardiorenal disease
内皮細胞と血管平滑筋細胞の関係
日本の2型糖尿病患者8897名中の2812名(32%)が微量アルブミン尿
CKB-MBD
慢性腎臓病ー骨代謝疾患
骨・脂質・血管の連関
Osteo Lipo Vascular Interactions(OLVI)
脂肪の炎症説
脂肪→炎症性サイトカイン→インスリン抵抗性
(マクロファージ介して)
65歳以上の2型糖尿病患者におけるビタミンD不足および二次性副甲状腺機能亢進症の頻度の検討
病期分類の問題点
CG法も、MDRD法も、2型糖尿病患者においては、GFRを過小評価する。
CystatinC
・GFR変化のマーカー。性、年齢に依存しない。
・Crよりみ、GFRの良い指標
・カットオフ値1.1が、最良の方法
ARBについて
ACE-I、ARBの併用の有用性の根拠
ADA2006における降圧薬
・心血管イベント抑制効果が証明された薬剤を使用(A)
・糖尿病合併高血圧患者には、ACE-Ior ARBを使用(E)
副作用
高K血症
糖尿病腎症患者では、高Kになりやすい。
COOPERATE
非糖尿病患者で、ARB、ACE-Iの併用により、イベントを抑制した
すべてのARBは同じか?
共通土壌仮説
ARB=AT1 Blocker
Inverse Agonist
AⅡとは、独立のシグナル伝達をブロク
オルメテックは、他のARBに比較して、尿中アルブミンを有意に低下
ROADMAP進行中
脂肪中心仮説、視床下部中心仮説
DeFronzo(EASD)
四重奏~七重奏
質問コーナー
1.GFR低下時に、Crよりも早く、シスタチンC↑
カットオフ値0.8で異常という意見もあり、まだまだ議論あり
2.アクトスについて
ということで、有意義でした。
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