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2007.07.06 23:59 |  診療  |  講演会  |  ちんすけ  | 推薦数 : 2

7/6脳卒中後肺炎講演会

ポストストローク学術講演会
平成19年7月6日(金) 
【情報提供】 18:45
【一般演題】 19:00~
「VE検査ことはじめ」
Kクリニック院長  K先生

有意義でした。

【特別講演】 19:20~
「脳卒中後肺炎の予防法」
講師 T大学病院老年科准教授 Y先生

今日の話は、
1.脳卒中と誤嚥性肺炎の関係
2.脳卒中後肺炎の診断と治療
3.脳卒中後肺炎の予防法

●1.脳卒中と誤嚥性肺炎の関係

頻度の多い高齢者疾患
誤嚥性肺炎
脳梗塞慢性期における肺炎

日本人の死因1998年:肺炎8.5%そのうち65歳以上94.4%

肺炎死亡率の推移
・ここ10年で再び増加
・高齢者の肺炎による死亡が顕著
抗生物質発達してるのになぜ?

高齢者肺炎における不顕性肺炎

高齢者肺炎における嚥下反射、咳反射低下とその原因

嚥下反射試験
1mlの蒸留水を注入し、嚥下が生じるまでの時間を測定
正常3秒未満
肺炎患者で、嚥下時間が延長

肺炎患者で、咳反射が低下

クエン酸での席誘発試験:5回咳が出る時のクエン酸濃度
誤嚥性肺炎患者で、クエン酸濃度高くなる。

不顕性脳梗塞の影響:嚥下障害と誤嚥

1)症例:咳失神に対するACE阻害剤の効果

2)肺炎発症に与える影響
高齢者肺炎と不顕性脳梗塞の関係
→不顕性脳梗塞あると、高齢者肺炎4倍に増加
大脳皮質梗塞で2倍、基底核高速で5倍に。

3)年齢の影響
脳梗塞ない人は、80代でも若い人と同じ。
脳梗塞あると、嚥下反射低下

顕性脳梗塞→嚥下反射・咳反射低下

昼と夜の違い
嚥下反射の夜間における低下
夜間における嚥下反射
→脳梗塞患者で悪くなる。昼でも睡眠中に悪くなる。

脳梗塞の程度と嚥下反射・誤嚥の関係
A:脳梗塞なし
B:片側脳梗塞:嚥下反射夜に悪い
C:両側脳梗塞:嚥下反射夜も昼も悪い
不顕性誤嚥の頻度は、A<B<C

脳卒中後肺炎の発生機序

脳梗塞以外の高齢者肺炎の原因(老年科領域)
・胃食道逆流
気管支喘息患者の80%に胃食道逆流
胃食道逆流と肺炎:座位保持による肺炎予防
・半回神経麻痺:脳の大手術後など
・アルツハイマー病、認知症
・向精神薬
・葉酸欠乏
栄養状態の低下
葉酸欠乏→嚥下時間の延長、肺炎頻度増加→葉酸補充で改善

高齢者肺炎の特徴と成り立ち
・その1つが、繰り返して生じること。

●2.脳卒中後肺炎の診断と治療

高齢者誤嚥性肺炎を疑う症状と背景:38度以上の発熱他
高齢者誤嚥性肺炎で気を付ける症状:元気がない、食べられない、寝てばかりいる。

高齢者誤嚥性肺炎の診断
1.胸部レントゲン、CT
2.CRP、WBC
3.喀痰検査

治療
1.抗生物質:静脈内投与が一般的
2.補液、脱水治療
3.酸素療法
4.合併症の治療

●3.脳卒中後肺炎の予防法
医薬品、介護、漢方、ワクチン

◎医薬品
1.サブスタンP欠乏との関係
高齢者脳卒中後肺炎患者では、喀痰中サブスタンスP低下
脳梗塞と嚥下:カプサイシンの効果
カプサイシンの嚥下反射改善効果
(せきどめ地蔵)
カプサイシントローチの嚥下反射改善効果
直径1.5cm、食前になめる
先生は、特許とったが、もうからないので、まだ市販してない。
2・ACE阻害薬の効果
嚥下改善効果:嚥下時間が肺炎患者で短縮、嚥下反射改善効果あり。
肺炎予防効果:脳梗塞患者で肺炎予防効果。肺炎の頻度が半分に
3.アマンタジンの効果
・ドーパミンの嚥下反射改善効果
・アマンタジンの高齢者脳梗塞肺炎予防効果
4.抗血小板剤の効果
プレタール:肺炎、脳梗塞両方の予防効果
プレタール内服の高齢者脳卒中後肺炎予防効果
同時に脳梗塞再発も予防
5.高齢者脳卒中後肺炎の併用療法の効果
抗生物質使用期間短縮
医療費減少
入院期間短縮

◎介護
口腔ケアによる嚥下反射の改善
歯茎、舌のマッサージで嚥下よくなる
(口の刺激で、脳が活性化?)
口腔ケアによる高齢者脳卒中後肺炎予防効果

胃食道逆流と肺炎:食後の座位体制による肺炎予防効果
食物温度と嚥下反射:あついもの、冷たいものが、刺激効果あり

◎漢方
鍼治療(足)の嚥下改善効果、誤嚥改善効果

トローチもなめられないくらいの寝たきり状態の方は、まず鍼治療
→なめられるようになれば、カプサイシントローチ
→内服できるようになれば、内服薬
というふうにステップをふんで

半夏厚朴湯の咳反射改善効果

黒胡椒による脳の活性化(鼻の嗅神経を刺激し、脳を活性化)
黒胡椒による嚥下改善効果

◎ワクチン、免疫改善
寝たきり高齢者における免疫能低下
ツ反の低下、Th1細胞の低下

BCGワクチンによる肺炎予防

インフルエンザワクチンの効果
寝たきりの方で、発熱、咳痰、肺炎、入院ともに低下

肺炎球菌ワクチンの効果
発熱日数↓、肺炎による入院↓

高齢者脳卒中後肺炎予防の処方例(クリニカルパス)
嚥下反射咳反射低下症例に投与
肺炎発症7日目を目安として開始

イミダプリル(5)×1/日
アマンタジン(50)×2/日
プレタール(50)×2/日(脳梗塞合併症例に)

ということで、とても有意義な講演でした。

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2007.07.06 09:22 |  講演会  |  ちんすけ  | 推薦数 : 0

7/5SJS/TEN講演会

第121回福山皮膚科医会
19:00~製品紹介
19:15~《講演》 
「SJS/TENの診断と治療 最前線」
S大学医学部皮膚科学教室主任教授 I先生

有意義でした。

今回は、うまくまとめることができませんでした。

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