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喘息の講演会終了後、20時に会場到着。
第452回広島市内科医会学術講演会
特別講演「血糖制御への道のり~グリベンクラミドからグリメピリドの時代へ~」
(T大学医学部内科学講座教授のY先生)
に途中から参加。
1.緊急性の有無の確認。血糖値500でもびっくりしない。脱水、尿ケトン体をみる。
2.まずは、食事療法より開始。2~3ヵ月後に有効性不十分なら、経口薬開始。
3.血糖値が低下(HbA1c8以下)してきてから、運動療法開始
4.経口剤は、効果が出れば、漸減し、中止する。
糖尿病進展予防ライフスタイル介入試験
→2型糖尿病の発症リスクが、40~60%減少
先生が考える各経口薬の特徴
アマリール:切れ味がいい
アクトス:効果でるのに3ヶ月。ノンレスポンダーあり。
メルビン:効果も副作用も少ない。(海外より投与量少ないため)
アクトス、アマリールは、1日1回で24時間有効
The Treat to Target
どこを下げるか?
夕食前を108くらいに下げると効率がいい。→HbA1c6%台に
ベイスン:食後血糖を下げるが、強力に基礎血糖を下げなければ達成できない。
食後血糖値とは、朝食後だけでなく、昼食後、夕食後も含む。
食後2時間とは、食事開始から2時間
グリセミックインデックスからみた血糖値が上がりやすい食べ物
・にんじんは血糖値を上げる。野菜ジュースは盲点。
・アイスクリームは意外と血糖値を上げない。しかし、総カロリー上がる。
・バナナが血糖値上がらないのは、フルクトース含有量多いため。糖尿病にいいわけではない。
HbA1cと食後血糖値の相関は、あまりない。
血糖日内日差反動を制御する。
同じHbA1c7,3~7,4%でも、1,5-A,Gが12,4の人と4,5の人あり
アマリール:低血糖少ない。肥満助長しない。女性でレプチン濃度を上げない。(オイグルコンは、女性でレプチン濃度を上げる。)
血糖値下がれば、低血糖様症状は出る。これを低血糖と混同してはいけない。
起こったとしても、低血糖に対する理解を深めることで完全に対処することができる。
経口薬併用療法
海外では、
SU薬+メトホルミン、アマリール+アクトスの合剤あり
アマリールは、膵外作用あるので、合剤のようなもの
アマリール処方によりアディポネクチン増加。(アクトスには及ばないが。)
アマリールは、TNF-αを下げる。
アマリールは、血小板凝集抑制作用あり
SU薬の中では、アマリールが一番抗動脈硬化作用が強い。
インスリン+アマリールは、併用できる。インスリン使用量を減らすことができる。
インスリン+アクトスは、併用できない。(保険上)
オイグルコン→インスリン→アマリールに切り替えた症例
インスリン14単位がアマリール2,6mgに相当した。
薬剤抵抗性患者がいたら、必ず、服薬コンプライアンスが悪くないかどうか確かめる
HbA1c<6,5%なら、アマリール0,5mgから開始
HbA1c≧7%なら、アマリール1mgから開始。
HbA1c7,5%以上なら、急増法(3mg→6mg)でも、漸増法(3→4→5→6mg)でもいい。
HbA1c6,5%~7,5%なら、漸増法で。
質問コーナー
1)メルビンは、750mg以上で消化器症状増えてくる。
Cr2以上の高齢者は、乳酸アシドーシスに注意。
2)HbA1c5,8%以下になったときの対応。
先生は、薬をきらずに3年経過をみる。低用量でも内服薬を使った方がいいとは、先生のお考え。
HbA1c良くても、75gOGTTの結果は、不良のことが多い。
3)ADAによると、メルビンは、高齢者でも、Cr2以下なら使用可。
ということで有意義でした。
6月29日
19時より広島小児アレルギーフォーラム
特別講演「成人喘息治療における7の落とし穴」
(国立病院機構S病院臨床研究センター共同研究部部長T先生)
診断の落とし穴
非典型的症状
・咳喘息
・胸痛喘息
・労作時息切れのみの喘息(高齢者)
4~8w以上続く咳
睡眠中~早朝:アレルギー性
0~3時:心不全
日中の咳:GERD、心因性、ペット(ハムスター)、喫煙
夜間の咳:アレルギー?心臓?
心拡大とBNPのチェックを
心臓喘息女性に多い。
春:ハンノキ(シラカバ、ブナ、コナラ) ×スギ花粉
6~7月:かもがや
治療的診断
心胸比50%以上→利尿剤
アレルギー:セレスタミン他
心因性:安定剤
先生が咳喘息で吸入ステロイド無効だった16例を検討すると、
心不全4例→利尿剤で改善
GERD4例→PPIで改善
心因性3例→安定剤で改善
気道感染後2例→マクロライドで改善
喘息2例→インタール、ロイコトリエン薬でそれぞれ改善
ACE阻害薬による咳1例→中止で改善
診断難しいのは、
・自覚症状のないGERD(高齢肥満女性におおい)
・心因性:ストレスだけでなく、不眠も含めて確認
高齢者喘息≠高齢発症喘息
非喫煙の高齢発症喘息
・半数以上が咳、労作時息切れ症状
・呼吸機能低下は軽い
・重傷度も軽い
原因抗原の同定と指導
高齢者:アトピー型は、20%
成人喘息で多いのは、ダニ、HD、ネコ、アルテリナリア、アスペルギルス
昆虫(ユスリカ、ガ、ゴキブリ)もあり
IgE(RAST)スコアから、原因抗原を推定する。
スギ、カビ、ネコは、低い値でも原因の可能性大
日本は、ダニアレルゲンが他国より多い
排泄物
重く飛散しにくいため、寝具、寝室の管理重要
ネコ抗原は、軽く空気中舞いやすいので、建物全体が汚染される
ABPAの半数以上は、誤診されている。
Aspergillus fumigatusは、培養温度30~45℃
終末期像
結核、肺炎、慢性気管支炎と誤診しやすい。
Rosenbergの一次診断基準
アスペルギルスIgE抗体
喘息症状は軽度
胸部CTで、中枢性気管支拡張を早期に診断
急性期治療の落とし穴
気管支喘息関連の医療訴訟に、
①発作の程度の判断を誤った。
②急性発作を止められなかった。
③NSAID,ボスミン、ステロイド静注で患者が亡くなった。
④外科手術中
⑤刑務所内での発作
気管支拡張薬吸入は、低酸素血症を起こす。
β2ネプライザー吸入により、SpO2が低下する場合あり。(吸入前SpO2が低いほど悪化率大)。
吸入前SpO293%以下では、悪化高頻度。
→酸素吸入と連動させる
低浸透圧刺激をさけるために、希釈液は、生理食塩水を
ボスミン皮下注のパラドックス。β2刺激薬との併用に注意。
β2刺激薬非連用患者で、副反応著明。
K下がりやすく、振戦、脈拍数上昇が起きやすい。
→非連用者では、0,1ml(0、05)mlを推奨
速効性を考えると、筋注の方がいい。
酸素吸入を併用する
発作死=低酸素死
SpO296%以下→吸入だけで帰宅させない
SpO293%以下→通常の点滴では、帰宅困難
アスピリン喘息には、リン酸エステルステロイドを点滴で用いるのが最も安全
1時間以上かけて
NSAID喘息患者の頻度:重症ほど増える
軽症では、5%以下
定期通院患者で、10%
重症患者で20%
入退院を繰り返す患者で、35%
NSAID患者の問診:自称ピリンアレルギーに注意
鼻たけの手術例
嗅覚低下
ミント、歯磨き、カレーで咳や発作→90%
NSAID喘息患者に使用できるNSAID
MS温シップ、MS冷シップ:安全
アセトアミノフェン500mg以上:やや危険
300mg以下:安全
PL:ほぼ安全
ハイペン、モービックはほぼ安全だが、5%に発作あり
ペンタゾシン、モルヒネ:安全
若年者喘息
呼吸困難になれ、重症例ほど息苦しさを自覚しない(呼吸困難への慣れ)
小児発症喘息患者:喘息の過小評価。自称「軽症喘息」に注意。→実際は、中等症以上が多い。
重症度の把握のために、受診時に呼吸機能検査、専門施設では、出来れば気道過敏性検査も
β2刺激薬吸入依存の危険性→喘息死
抗炎症療法(オノン、吸入ステロイド)は、若年者喘息死を減少させた。
オノンで、救急外来受診者数減少
運動誘発喘息の予防の第一選択薬は、
1)抗ロイコトリエン薬
2)SABA、LABA
3)インタール
LABAは、耐性の問題あり
アスリートの喘息管理
ドーピングにひっかからないのは、抗ロイコトリエン薬と吸入ステロイド
ということで、実践的な内容で、とても有意義でした。時間が45分と短かったので、途中で終わったのが残念です。
参考:過去の先生の講演会(さるさる日記より)
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=72095&log=20021016
今流行りのmixiに昨日、デビューしました。
勤務先の同僚のA先生に紹介してもらいました。
mixiに入って、まず、私がネット上で日記を書くきっかけを作ってくれたT先生を検索しますと、いるわいるわ、マジック関係のお友達がたくさんmixiに入られてました。マイミクシィという友達の輪のようなシステムがあるのですが、お願いして、今、16人のマイミクシィがいます。これは、はまりそうですね。