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高血圧講演会
今日は、第332回福山市医師会循環器病研…
04.28 19:00
ACLS講演会
今日は、19時よりACLS講…
04.26 19:00
奇術クラブ総会
奇術クラブ会場と講演会会場はすぐ近くなの…
04.25 20:30
NSAID潰瘍の講演会(TV)
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04.25 19:30
Mr.トリックマジックショー
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04.23 15:00
急性肺障害治療フォーラム(岡山)
16時5分よりSIRS/ALI(急性肺障…
04.22 16:05
前立腺肥大症講演会
今日は、19時より福山市医師会学術講演会…
04.21 19:00
北村弁護士&PET講演会(岡山)
健康増進プロジェクト岡山健康フォーラム「…
04.15 13:30
心房細動講演会(TV)
今日は、19時半よりTV講演会。今日の出…
04.14 19:30
糖尿病講演会(TV)
今日は、19時半より全国TVPC講演会別…
04.13 19:30
NST講演会
19時より第2回びんごNST研究会。幸い…
04.11 19:00
DIC講演会(博多)
15時半~18時アンスロビンP学術講演会…
04.01 15:30
今日は、第332回福山市医師会循環器病研究会
製品説明後、19時15分より
特別講演「白衣高血圧と仮面高血圧:家庭血圧の意義」
(国立Jセンター高血圧腎臓内科部長K先生)
高血圧の基準
・家庭血圧≧135/85mmHg
・自由行動下血圧(24時間血圧)≧135/80mmHg
Jセンターでは、白衣高血圧18%、仮面高血圧3%
白衣高血圧と白衣現象
・白衣(診察室)高血圧:随時血圧で高血圧と診断される者の約20%(3000万人×20%=600万人)
・繰り返しの血圧測定を要する
・持続性の高血圧より良性(しかし、無害とは言えない。)
白衣現象の機序:条件付け警鐘反応説
白衣高血圧における臓器障害
・無害という論文
・持続性と同じという論文
・その中間という論文
白衣高血圧:白衣現象は、心臓に無害
桑島先生によると、左室重量係数は、
正常<白衣高血圧<高血圧
白衣高血圧と持続性抗血圧の心血管予後
→正常≒白衣高血圧<dipper<non-dipper
白衣高血圧の脳卒中についての長期予後
→10年までは、正常と同じだが、10年過ぎると高血圧よりも悪くなるという論文
白衣高血圧の長期予後
→持続性と同じくらい悪いという論文
白衣高血圧における自由行動下血圧の経過
→正常高値の人が多く、経過中に本当の高血圧に
白衣高血圧の管理
・注意深い経過観察
・生活習慣の改善
・薬物治療しない。(臓器障害例、持続高血圧に進展例は、降圧薬処方)
仮面(逆白衣)高血圧と仮面現象
・外来では正常、家庭血圧、自由行動下血圧は高血圧
・随時血圧で正常と診断される人の約10% (7000万人×10%=700万人)
・繰り返しの血圧測定を要する
・心血管系の障害や疾患が起こりやすい。
仮面高血圧のサブタイプと機序
・正常日内変動
・早朝高血圧:アルコール、降圧剤治療中
・日中高血圧:喫煙、ストレス
・夜間高血圧:夜から朝にかけて高い、non-dipper
アルコールの24時間血圧に及ぼす慢性効果
→飲んだ後数時間は下がるが、朝に上昇してくる(24時間血圧は同じくらいに)
短時間作用型の降圧薬により著しい高血圧を示した例
喫煙の24時間血圧への影響
→喫煙してる日の方が、日中血圧高い
ストレスの影響
→外来と入院の24時間血圧では、日中は入院時の方が低くなる。(仕事のストレスないから)
自律神経障害と腎不全を伴う糖尿病患者の血圧日内変動→夜の血圧が高い
仮面高血圧における臓器障害
→左室重量(エコー)、頚動脈プラークは、持続性抗血圧と同じくらい
心血管予後(未治療高齢者)
→心血管イベントは、持続性高血圧>仮面高血圧>正常
心血管イベントは、仮面高血圧>治療中の持続性高血圧>正常
仮面高血圧の治療
1)生活習慣に注意
2)持続性を有する降圧薬の選択
3)降圧薬を夜に用いる
4)交感神経系の抑制(α、Β遮断薬)
5)体液量のコントロール(利尿薬の使用)
今後の課題
・白衣高血圧と仮面高血圧の治療と予後についてのエビデンスなし
・適切な管理方針を確立することは重要(多施設共同研究が必要)
ここから、早朝高血圧の話
脳心血管系疾患は朝に多い。
降圧薬と早朝高血圧
・作用時間による影響
・作用機序による影響
・患者の病態による影響
アムロジピンの24時間血圧への効果
カルデナリン眠前投与の24時間血圧への効果
利尿薬により
・non-dipper→dipperに変化(夜間降圧が大)
・dipper→変化なし(日中と夜間の降圧は同等)
・食塩制限によっても同様の効果あり。
早朝高血圧の治療
1)生活習慣に注意
2)持続性を有する降圧薬の選択
3)降圧薬を夜に用いる
4)交感神経系の抑制(α遮断薬)
5)体液量のコントロール(利尿薬の使用)
HOSP研究の話
家庭血圧と高血圧管理
・血圧測定でよりよい高血圧治療を
・なるべく一定時間に
・めまいなどの症状のときも測定
・血圧値に一喜一憂しない。
・自分勝手に薬を調節しない。
・高血圧の予防と早期発見のために家族全員の測定を
質問コーナー
1)何回目を測定するか?
→合意が得られてない。1回以上。実際の臨床では、2~3回測定し、平均値か、2番目の数字を記入
測定間隔はおかずに、連続してよい。
2)24時間血圧は差がないのに、仮面高血圧の方が治療されている高血圧より臓器障害が多い理由は?
→血圧変動のリスクが関係するのだろう。実際はよくわからない。
3)α遮断薬のエビデンスなし
4)利尿薬はいつ服用?
→long actingな利尿薬は、朝1回でO.K.
5)運動の効果は?
→大事だが、エビデンスなし。思ったほど効果が良くない。薬の方がよく下げる。
ということで今日も有意義でした。
今日は、19時よりACLS講演会
「Science Behind the Guidelinesー心肺蘇生ガイドラインと科学的背景ー」
講師は、H大学救急医学教授のT先生
5月1日に救急医療財団から日本の新ガイドライン発表。
改定点のみは、既にホームページに。
http://www.qqzaidan.or.jp/qqsosei/point.htm
病院外VFにおける生存率の年次変化を見ると、AED導入増えているのに、あまり変わってない。その理由はあとで。
生存退院へ与えるファクターは、75歳以下で4つのリンク
1.迅速な通報
2.バイスタンダーCPR
3.早期除細動
4.ACLS
1,2,3に重みあり。
心肺停止時の救命には、
・l効果的な心肺補助
・迅速な心拍の再開
・再還流障害への挑戦
主な変更点
・効果的な胸部圧迫心マッサージ
・人工呼吸1秒以内に
・心マ 対 人工呼吸 比を1つに
・1回のみ除細動と除細動後のCPR再開
・気管挿菅の位置づけ↓
・骨髄ルートを推奨(気管内投与の位置づけ↓
CPR中の心マッサージ、人工呼吸の効果について
病院内外心肺停止例において、
心マッサージ中断時間が長く、心マッサージ圧迫の深さが短い。
病院内心肺停止例においては、人工呼吸回数20回/分以上が多い。
主な変更点
・質の高いCPR
・CPR-BLSとACLSの統合
胸部圧迫の重要性
・迅速な除細動
効果的な胸部圧迫
心臓圧迫ポンプ説では説明できない。胸部全体が血液をためる臓器と考える胸郭圧迫ポンプ説が有効。
冠動脈還流圧(=Aodiastolic-RAdiastolic)は、心拍再開率と最も関係する。
圧迫続けていくとどんどん大きくなっていくが、圧迫ゆるめるとドーンと落ちる。
心マ中の冠動脈還流圧と生存率:40以上あると生存率↑
心マの速さ vs 心拍再開率
Push hard and push fast!
圧迫回数80以上で心拍再開率↑
心マ中の人工呼吸
心マ中の中断時間への影響
心マが中断されている時間は、一般人16秒、医学生14秒、パラメディック12秒
冠動脈血流量:持続CPR群の方が、15秒中断群よりも多い
冠動脈血流圧:持続CPR群の方が、15秒中断群よりも多い
心マ中断時間と除細動による心拍再開率
→DCショックは、中断時間が長くなるほど、秒単位で心拍再開率↓
救助者の疲労:時間がたつと、心マ回数/分が減少
→継続は力なり。でも、疲れる前に交替
胸腔内圧と腫瘍臓器(冠動脈、脳)の還流圧
心マにおける確実な圧迫解除の重要性
→圧迫をしっかり解除しないと、還流圧が減る。
不完全な圧迫解除の影響
まとめ
・心マ中断時間の短縮
・確実な圧迫解除
・心マ実施者の交替
過換気の影響
過換気群は、胸腔内圧↑、冠動脈還流圧↓、生存率↓
CPRにおける人工呼吸は、1秒以内で実施
過換気にしない!(特に、気管挿管時)
吹き込み速度は速すぎない
換気量は多すぎない
胸部圧迫:人工呼吸比=30:2
(数学的モデルによると、50:2がベスト)
まとめ
・ガイドラインにおける換気:30:2で
・人工呼吸は、1秒以内で
・胸郭の膨らみを確認
・速すぎる吹き込みは禁!
・高度な気道確保では、8~10秒に1回人工呼吸を
強調すべきポイント
電気ショック、CPRどちらが先か?
生存退院期待値
→5分以内ならショックが先の方が生存率大
→5分以上ならCPRが先の方が生存率大
5分以上なら先にCPRした方の群が、先に除細動群よりも、心拍再開率、生存退院率、1年後生存率ともに勝る。
VF心停止後短い(5分以内)なら、除細動を。
目撃されてない病院外心停止なら、除細動の前にCPRを。
1回or3回連続の通電?
脈拍の確認?
調律の評価?
1回のみの通電
通電直後のCPR
除細動成功率(院外停止)(初回電気ショックの成功率)
→VFのまま19%、PEAor心静止81%、心拍再開0%
AEDによる通電直後のCPR再開
→心拍再開率、48時間後生存率がいい。
除細動語のCPRは有害か?
→ほとんどPEAか心静止。心拍が存在しても、CPRによりVFを誘発しないので、有害ではない。
単相波形 vs 二相
通電波形と心拍再開率、生存退院率
電気ショック後もただちにCPRを再開
充電中もCPRを
通電直後のパルスチェックなし
CPR5サイクル後に、脈拍を確認
2分間のCPR実施
BLSのまとめ
・30:2
・心マは、強く、速く、絶え間なく。交替疲れる前に。5サイクル2分ごとに交替
・気管挿管された場合は、過換気を避ける。換気回数8~10回/分
Primary ABCDのアルゴリズム
VF/VT→1回のみ通電(3回しても、それほど成功率変わらない。)
通電後、波形、パルスチェックせず、ただちにCPR再開。
CPRは10秒以上は中断しない。
ACLS
↓高度な気道確保の位置づけ
骨髄内ルートの推奨
↓気管内投与の位置づけ
ACLSにおける優先事項
・2分間におけるチームとしてのかづおう
心停止に対するACLSアルゴリズム
・効果的なCPR(絶え間なく、強く、深く)
・原因の検索
・薬剤投与
・気管挿管と確認
ACLSのまとめ
・質の高いCPR
・アルゴリズム
・短時間のリズムチェック
・静脈ルート、骨髄ルート(気管内投与は×)
・気管挿管は熟練者にまかせる
・気管チューブの確認は、2つ以上で。
救命救急における要点
・チーム行動とリーダーシップ
・患者予後は、個人ではなく、チームの力により決定される
ということで、ACLSガイドラインの改定の背景を、理論的に解説され、とても有意義でした。
参考:過去のACLS講演会等
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=72095&cmd=search&word=%82%60%82b%82k%82r (さるさる日記より)
| 奇術クラブ会場と講演会会場はすぐ近くなので、20時30分に会場到着。 奇術クラブ常任講師の半田先生のシルクマジックレクチャーの途中。 21時より年1回の福山奇術クラブhttp://ww4.tiki.ne.jp/~kenji515/総会 佐藤会長挨拶後、松井さん司会で進行 横山先生より、平成17年度事業報告と平成18年度事業計画について 来年は、45周年記念発表会なので、ボランティア活動に積極的に参加とのこと 公認会計士岡部さんにより、会計報告、平成18年度収支予算案について 会則の一部改正について 役員改正について 会長は、現副会長の藤本さんに。(現会長の佐藤さんは、顧問に) 副会長は、会則改正により男女2人体制に。横山先生と堀さんに。 幹事は、庶務谷邊さん、備品管理小田さん、佐藤(令)さん、会計岡部さん、ボランティア松井さん、中田さん。 備品管理について 佐藤現会長挨拶。「マジック上達は他人と比較しない。自分が前年と比較して、今年成長しているかどうかが重要。」 15年間ご苦労様でした。皆で拍手! 藤本新会長挨拶。「技術向上も大切だが、クラブの和がもっと大事」 最後に、第12回福山マジックフェスティバルの概要発表 22時15分に総会終了。 横山先生が、女性会員にイリュージョンの演技指導。 22時25分例会終了。今日も楽しかったです。 |
今日は、当直明けで昼から休み。それほど忙しくはなかったが、ちょうど就寝時だった関係で、1時間半しか眠れなかった。
仮眠を取り、19時半からテレビ講演会。
テーマは、脳卒中予防における抗血小板療法とアスピリン潰瘍防止のコツ
座長:T大学脳神経センター神経内科教授のU先生
講師:D大学消化器内科教授のH先生
コメンテーター:K病院血管内脳神経外科医長のM先生
最初に座長のU先生の講演
海外では、アスピリン処方の患者には、PPIの予防投与が当たり前
脳梗塞患者が増えている
ガイドラインによると、非心原性脳梗塞も、循環器疾患も予防のための第一選択薬は、アスピリン
日本では低用量アスピリンの使用頻度が増加する
脳領域でも、低用量アスピリンの使用頻度が増加する
アスピリンは、心血管イベントに優位に抑制効果あり
アスピリン75~150mg/day使用がもっとも効果あり
アスピリンジレンマ
アスピリンによる一次予防効果のメタ解析(性差)
→心筋梗塞:男性は有意に効果あり、女性は効果なし
→脳梗塞:男性は効果なし、女性は有意に効果あり
アスピリンの一次予防におけるデメリットは、脳出血と出血性胃腸障害
JPPP試験実施中(アスピリンの投与例VS非投与例)
低用量アスピリン治療による上部消化管合併症の出現率は、高齢ほど大
にほんで、クロピドグレルが新医薬品として承認される
MATCH-trialによると、虚血性脳卒中に対する有効性
→心筋梗塞、脳卒中の発症率に有意差なし、脳出血イベントは、アスピリン&クロピドグレル>プラセボ&クロピドグレル
クロピドグレルとアスピリンの併用療法によるCHARISMA(カリスマ)試験
→発生率に有意差なし、消化管出血は、プラセボ群>クロピドグレル群
クロピドグレル群よりも、アスピリン+PPI群の方が、出血性潰瘍の再発は少なかった。
米国におけるGI危険因子およびアスピリン、NSAID使用に関する投与勧告
次に、H先生の講演「胃潰瘍診療ガイドラインが推奨するPPIによる治療と予防」
アテローム性血栓症とアスピリン潰瘍の共通点:症状がないので、怖い
一般的には、胃潰瘍1,4%、十二指腸潰瘍0,59%の頻度だが、NSAIDs服用者は、胃潰瘍15,5%、十二指腸潰瘍1,9%
上部消化管出血の原因は、非静脈瘤性では、64%が胃潰瘍
上部消化管出血の基礎疾患は、41%に出血けいこう、抗凝固薬、抗血小板薬処方率が51,7%
胃十二指腸潰瘍は、NSAID、抗凝固薬、抗血小板薬の処方割合大
アスピリン潰瘍の特徴
・無症状であることが多い。→吐血、下血などの出血により発症
・出血が止まりにくい
アスピリンは、高用量でも、低用量でも消化管出血のリスクとなる
アスピリン潰瘍の相対危険度は、剤形に関係ない
アスピリン、NSAIDによる胃粘膜障害の機序について
in vitroでも、人でも、NSAID潰瘍の再発予防効果は、H2ブロッカーにない。
PPIとミスプロストールによるNSAID潰瘍の再発予防効果について
米国では、ランプラゾール15mgとNSAIDのパック製剤が承認済
エビデンスに基づく胃潰瘍診療ガイドラインによると、
NSAID潰瘍の予防は、PPI,PG、高容量H2-RA
低用量アスピリン長期服用時におけるランソプラゾールは、潰瘍再発予防効果あり
アスピリンのNSAID潰瘍発症リスク
→アスピリン75mg<アスピリン150mg<アスピリン300mg<NSAIDs<アスピリン+他のNSAID
NSAID潰瘍の危険因子について
低用量アスピリン投与字の3つの確認事項
→潰瘍既往歴、上部消化管症状あれば、PPI投与、無ければ、
→チクロピジン又はワーファリン使用あれば、PPI投与、無ければ
→65歳以上であれば、PPI投与。65歳未満なら、アスピリン単独投与
最後にM先生の講演「抗血小板薬による胃粘膜損傷に対するランソプラゾールの有用性」
低用量アスピリンに起因する潰瘍は、9%、NSAIDに起因する潰瘍は、14%
粘膜保護薬、H2受容体拮抗薬では予防効果なし
EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドラインによると、
1.常用量のH2受容体拮抗薬、スクラルファートがNSAIDによる胃潰瘍の発生を予防する根拠はないので、予防に用いるべきではない。
2.NSAID潰瘍の予防には有効性が示されているPG製剤、PPI,高用量のH2RAが推奨されている。
(ただし、PG製剤は、1日に4回も処方しなければならず、下痢の副作用もある。高用量H2RAは保険適応なし)
PPIで経管投与可能なのは、タケプロンOD錠剤
タケプロン15mgの薬価は、ガスター2Tよりも安い
先生の病院で、血管内手術の周術期にアスピリンを含む多剤抗血小板薬、抗凝固薬投与を行なった時に、タケプロン15mgを処方した群で、吐血下血は有意に減少
→アスピリンを含む多剤抗血小板薬、抗凝固薬使用字に、タケプロンの予防投与をおこなうと、胃粘膜損傷予防効果が期待できる。
20時25分に講演終了。質問コーナーは、パスし、奇術クラブ会場へ。
有意義でした。
今日は、天満屋福山店にてMr.トリックマジックショー
http://www004.upp.so-net.ne.jp/mso-music/mrtrick04.htm
私は、15時の部に参加。
福山奇術クラブの先輩のOさんが、たまたま仕事で来られていて、いっしょに参加した。
最初にステージマジックをされ、その後は、テンヨー商品のディーラーショーに、スライハンドマジックを織り交ぜながらされた。最後は、売りネタなしで出来るマジックをいくつかレクチャーされた。最後の回(他に11時、13時にもショーがあった)というのもあり、他の回よりも長めにされたとのことで、16時に終了。
教え方のうまい塾の先生という印象だった。
自分の演技の参考になる点もあり、有意義だった。
私はほとんどすべてのテンヨー商品を所有しているが、「不思議な3つのマジック」(525円)の中の、びっくりウォーターは知らなかったので、これのみ購入した。
15時半よりリカちゃん(妻)と合流し、天満屋で、バッグ、財布を購入して帰った。
16時5分よりSIRS/ALI(急性肺障害)治療フォーラム
一般演題5題
17時15分より特別講演1
「SIRSにおける急性肺障害の病態と管理」
(j大学医学部付属JU病院外科講師のI先生)
1.急性肺障害の病態
1)急性発症
2)低酸素血症
3)両側性陰影
4)心不全の否定
・両側肺浸潤型
・背側無気肺型
・胸水無気肺型
背側無気肺型急性肺障害の発生機序
→漬物理論
活性化好中球より放出されるエラスターゼは、漬物における塩として働き、肺胞虚脱に貢献する。
2.急性肺障害の呼吸管理
3.ALI/ARDSの薬物療法
1)抗凝固療法:活性化プロテインC
2)抗エラスターゼ治療:エラスポール
原因治療として、呼吸管理(対症療法)とともに、重要である。
STRIVEスタディによると、エラスポールは無効とあったが、動物実験によると、早期に使うと有効
特別講演2
「急性肺障害と多臓器不全ー新しい治療戦略ー」
(N大学大学院医学研究科生体防御学分野教授のO先生)
1.急性肺障害の発症機序
死因の多くは、MOF
2.急性肺障害からMOFへの移行機序
3.病態生理に基づく急性肺障害の治療
エラスポールが無効というSTRIVEスタディは、重症例が多かったから。早期から投与開始が効果的
ステロイドは、急性期は無効、発症後7日以降は有効のデータあり。副腎不全例も有効
微小血栓形成は、ARDSの増悪要因にすぎない。→抗凝固薬はあまり有効ではない。
活性化プロテインCとアンチトロンビンは、TNF産生抑制により、抗炎症作用を発揮する。
アンチトロンビンは、単独で、抗凝固・抗炎症作用あり
4.臨床検査による急性肺障害予測とその早期治療への応用
ARDSは、SIRSに合併しやすい。
ラテックス凝集法可溶性E-セレクチン濃度
(正常値29,7ng/ml以下)
可溶性E-セレクチン正常群と高値群のスタディ
臓器障害発現頻度は、
中枢神経系、肝臓では有意差なかったが、
心血管系、腎、肺(ARDS)、凝固異常では有意差あり。
臓器不全発症予測におけるセレクチン濃度のカットオフ値は、
急性呼吸不全ARDS:30,7ng/ml
急性腎不全(ショック):34,3ng/ml
急性腎不全:44,2ng/ml
凝固異常:66,6ng/ml
死亡率も有意差あり
E-セレクチン上昇例にエラスポール投与すれば、ARDSを発症予防できるか?
エラスポール非投与群と投与群とのスタディ
エラスポール投与群では、改善100%、死亡0%
ただし、E-セレクチン濃度測定に保険適応なし
まとめ
できるだけ早く、呼吸管理と、薬物投与を同時に行う
19時過ぎに終了。
有意義でした。
今日は、19時より福山市医師会学術講演会
製品情報後、19時10分より
特別講演「前立腺肥大症ー男性学から見た前立腺ー」
講師は、k大学泌尿器科学教室教授のN先生。
最初に、古典的分類の説明
下部尿路機能障害
・蓄尿症状(刺激症状):膀胱に尿をうまくためられない。頻尿、尿失禁
・排尿症状(閉塞症状):膀胱から尿をうまく出せない。排尿困難
排尿後症状:残尿感
下部尿路機能障害における最近の概念
BOO:膀胱出口部閉塞
PE:前立腺肥大
LUTS:下部尿路症状
OAB:過活動膀胱
LUTS(下部尿路症状):排尿に関する自覚症状を総称して
国際前立腺症状スコア(I-PSS)
前立腺肥大症の症状
・静的(機械的)閉塞
・動的(機能的)閉塞
前立腺肥大症による下部尿路機能障害の発生予防
・第1の原因
静的閉塞50%、動的閉塞50%
・第2の原因
過活動膀胱50~60%
尿量測定検査について
経腹的エコーによる前立腺容積の測定について
リスクファクター:遺伝と環境
・人種:黒人>白人>黄色人種
・食事:コレステロール、大食漢
・性生活:妻帯者>非妻帯者
・年齢:高年>若年
前立腺肥大症の自然史:加齢と男性ホルモン
40歳から
50~60歳で急速に進行
70歳で、80~90%に肥大あり
治療は、薬物治療と手術療法。
手術療法は、今日は省略。
薬物療法は、
・αー1ブロッカー 63%
・抗男性ホルモン薬 9%
・植物エキス剤 17%
αー1ブロッカーは、
第1世代(非選択性):ミニプレス、ハイトラシン、エブランチル
第2世代(選択性):ハルナール、フリバス、ユリーフ
ミニプレス:選択性なし
エブランチル、ハイトラシン:唯一女性の排尿障害に適応あり
ハルナール:α1A
フリバス、アビショット:α1D、刺激症状の改善
ユリーフ:α1-A
現在では、ホルモン系薬剤(プロスタール、パーセリン)は、ほとんど使われない。欠点として、PSAの異常値をマスク。EDになる可能性あり。
治療の目的
・LUTSの改善
・将来的な疾患進行の抑制
マンガ「泌尿器医一本木守(高倉あつこ)」の紹介
ここから、男性学としての話
男性生殖器としての前立腺
精路:射精をする
精液:栄養豊富。においあり(ポリアミン、スペルミン)
射精現象は、従来の考え方は間違い。
先生は、超音波カラードップラー法で世界で始めて射精現象を捉えた。
αー1ブロカー(ユリーフ)を健常人が飲むと、逆行性射精になる。
ユリーフ
・α1A選択性:血圧に影響なし。下部尿路症状の改善が速やか。
・17,2%の逆行性射精(健常人では、85,7%)
・逆行性射精(Gと略)時のオルガニズムはある。
先生の私見
・ユリーフは早漏治療薬に?
・ユリーフは、避妊薬として?
オルガスムの減退を強く訴える患者は減量または中止
正常精液所見標準ガイドラインについて
前立腺癌急増。
30年で罹患率7,58倍、死亡率8,54倍に。
2020年には、日本でトップの死因に。
治療は、放射線治療増えてる。
生存率は、ハイリスク群でもローリスク群でも良好
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術の条件について
先生は、週間ポストや月間現代で紹介されている。
男性更年期障害について
ということで、とても有意義な講演でした。
泌尿器科関係の内容のせいか、このブログでは「不適切な表現のため、更新できません。」となり、いくつかカットしました。
健康増進プロジェクト
岡山健康フォーラム「がん診断の最先端ーPET/CTの役割ー」
(一般の方向けの講演会)
13時半より開会挨拶(O大学学長のC先生)
13時40分より「私の健康管理」(北村弁護士):省略
14時より
「PETの基礎からPET/CT診断の最先端」
(G大学大学院医学系画像核医学教室教授のE先生)
スライドは、G大学医学部4年生に授業で使うものを使用されると。
群馬は温泉がいい。
群馬県のカルタあり。
「草津よいとこ薬の温泉(いでゆ)」
X線はレントゲンが、ラジウムは、キューリー夫人が。
先生が生まれる50年前の1896年にドイツの大学で公開実験。
先生が昭和45年に卒業した頃は、X線検査しかなかった。
CTによる形態画像診断
+
PETによるブドウ糖代謝画像診断(機能画像診断)
がん細胞が増殖するエネルギー源はグルコース
ブドウ糖の分子構造を18Fに変化させた18FDGを用いるPET検査
18F(フッ素)は、半減期2時間
18FDGを静脈注射し、痛いのはそのときだけ。
1cmごとのスライスを前からみる。
CM:「僕は勉強不足でした。砂糖は脳のエネルギーなんですね。」
(砂糖を科学する会)
がん細胞は甘党?
先生が出演した「サイエンスアイ」の映像
PET検査で、3000人に60人がんが見つかった。(100人に2人)
骨に転移したがんもわかる
CTでは、良性か悪性かはわからないが、PETではわかる
脳は、ブドウ糖をいつも代謝しているので、PETでは赤くうつる。
PETが得意とするがんは、
・肺がん
・大腸がん
・悪性リンパ腫
・乳がん
PETの利点
早期がん、良性悪性、病期、治療の効果判定、経過、再発
PETが苦手とするがん
・泌尿器系のがん
・脳腫瘍
・胃がん早期
・肝がん(高分化型)
カルタ「世のちり洗う四万(しま)温泉」
PET/CT一体型装置で一度に検査
CTで形態、PETで機能をみる。
14時半頃より
「PET検診の最先端」
(国立Gセンターがん予防・検診研究センターのT先生)
PETのマスコミによる評価は、明暗あり
明:1mmのがんでもわかる→ウソ
暗:85%を見抜けず(2006年3月3日のY新聞)→後で説明
がん検診の重要性
年間30万人ががんで死亡、3人が1人ががんで死亡
がん予防の研究・開発の必要性
がん検診は、がん予防の大きな柱
無症状で発見されるがんは、早期がんが多い。
→死亡率減少
侵襲製の低い治療を選択できる
→生活の質の向上
有効性が確立されたがん検診
有効性=死亡率減少効果あり
→これらの検査で、確実にがんの死亡者を減らすことが出来ます。
新たながん検診手技
ヘリカルCT:肺がん
PSA:前立腺がん
内視鏡:胃大腸がん
腫瘍マーカー
そして、FDG-PET
PETによるがん検診は、山中湖クリニックが世界初
One-stop shop
対象が全身
高コントラスト=病変だけが光る
機能画像
非侵襲製、安全性
PETの欠点や不利益
・検出困難な腫瘍あり
・腫瘍に必ずしも特異的ではない。(炎症、良性腫瘍)
・空間分解能が低い(3~7mm)→小さながんは見つけにくい。
・スループットが低い(検査時間が長い)
・少し放射線被爆がある。
・コストが高い(PETだけで10万円前後、総合だと20万円前後)
10mm未満の肺がんで、CTで見つかったが、PETではわからなかった症例
典型的な任意型検診
→欠点を補う総合型検診
対策型検診:対象者全体の死亡率を下げる。有効性の確立した検診
任意型検診:個人の死亡リスクを下げる。有効性確立していない
69%は総合検診で
FDG-PETがん検診ガイドライン(日本ラジオアイソトープ協会H.P.)
PETは高いがん検出率:1%前後
(有効性の確立された検診方法のがん検出率は、0,1%前後)
検出率(発見率)と感度
検出率=検出されたがんの数/検診受診者数
受診者集団のがん罹患率(有病率)に左右される
→有効性評価の根拠にならない
感度=検出されたがんの数/検出されたがんの数のすべてのがんの数
測定が困難
精度評価には、重要な指標
特異度、陽性的中率、正診率も必要
Y新聞記事の説明
PET検査で26例みつかり、PET以外の検査で129例みつかる
→・PETが苦手とするがんも含まれている。
・PET以外の検査が精密検査に近い
・従来の検診では検出困難な早期例が多く含まれる
・超早期がんとも言える。これらの微小早期がんは、本当に早期に発見する必要があるかどうかはいまだ不明
・検診感度の高値だけでは、有効性評価できない
今後
・PETがん検診の標準化(ガイドライン、読影基準、人材育成)
・スクリーニング検査に関する精度評価
・有効性評価(死亡率減少効果の評価)が最終目標
・検診に伴う不利益の評価や経済評価
展望
PET/CT時代の到来
これまでは、FDGは各施設で作っていたが、FDGデリバリーの開始により、多くの施設の参入が可能になった。
新たなPET製剤の開発研究
FDGの穴を埋める、FDGを超える11Cコリン
15時15分に講演終了。休み時間後
15時25分よりパネルディスカッション
「がんを早く見つけるために」
コーディネーターは、O大学医学部放射線医学教室教授のK1先生。
K1先生と北村弁護士は高校の同級生だそうです。
最初に、O画像診断センター院長K2先生の講演
50歳以上でがん増加。肺がん、乳がん、大腸がんが増えている。
早期がんでは、良好な生存率。かかる医療費も安い。
ディスカッション開始。
パネラーは、北村弁護士、E先生、T先生、K2先生
16時過ぎに講演終了。有意義でした。
今日は、19時半よりTV講演会。今日の出席者は、12名。
テーマは、「もう迷わない新たな心房細動管理術」
S研究所のY先生。(ケアネットTVで、先生の心電図の講座を見たが、複雑な心電図をクリヤカットにまとめられ、とてもわかりやすかった。)
有名なN監督は、心房細動から脳梗塞になった。
日本の疫学:慢性心房細動患者74万人(人口の0,6%)
発作性心房細動を会わせると100万人(人口の1%)
心房細動とそれによる脳卒中の頻度:欧米、日本
心房細動仮説:心房細動を治療して脳梗塞を予防する
心房細動を洞調律にして、脳梗塞のリスクを減らそうと考えた。
心房細動仮説は、2002年まで当然のことと考えられていたが、
2002年に発表されたAFFIRM スタディにより、心房細動仮説は崩壊した。
心拍数調節治療群よりも、抗不整脈薬による洞調律維持治療群の方が、死亡率が高かった。その理由として、洞調律維持治療群では、ワーファリンを中止した割合が多かったためと考えられる。
薬物治療に重要な2つの視点
・生命予後の視点
洞調律維持により脳梗塞が現象する、死亡率が減少するというエビデンスはない。洞調律維持治療には抗凝固療法中止、抗不整脈薬の長期服用というリスクを伴う→抗凝固療法
・QOLの視点
洞調律維持は心房細動により定価したQOLを上昇させうる。一方、抗不整脈薬の定期的服用、副作用というリスクを伴う。→洞調律維持
心房細動患者の生命予後を確保する抗凝固療法とは?
欧米の大規模スタディの結果では、65歳以下では、ワーファリン群とプラセボ群で血栓塞栓症の割合は変わらないが、65歳以上では、ワーファリン群が有意に血栓塞栓症を抑制する。→65歳以上は、全員にワーファリンを。65歳以下は、リスクのある人にワーファリンを。
日本の4つのスタディでは、そのうち3つが、ワーファリンがプラセボに比較し、有意に血栓塞栓症を抑制するが、アスピリンは、プラセボと全く変わらないという結果だった。
日本人での二次予防での成績からは、至適PT-INRは、2を目標に。(1,6~2,6)
心房細動患者のQOLを向上する抗不整脈療法とは?
発作性心房細動と抗不整脈薬その短期的治療効果
→どの薬も半分くらいにしか効果がなく、副作用あり。
抗不整脈薬の段階的使用
症候性発作性心房細動66例で、
60歳未満30例のうち、夜間や食後に優位な16例には、迷走神経をブロックするジソピラミドを処方。13例(81%)に有効
60歳以上36例と60歳未満で上記以外の14例とジソピラミド無効の3例を合わせた53例は、単純なものから複雑なものへ抗不整脈薬を変更していく。
ピルジカニド有効19例
↓
フレカイニド有効16例 13+19+16/66=73%に有効
↓
残り18例(約3割)は、やや複雑な薬が必要になってくる。
しかし、長期的には効果がなくなる。
170例抗不整脈薬使用役5年間のフォローアップの結果は、慢性化率5,5%/year
基本に戻る重要な二つの視点
生命予後の視点←ARB→QOLの視点
↓ ↓
抗凝固療法 洞調律維持
心房細動とRA系
・心房細動リズムとRA系
・心房細動塞栓症とRA系
不整脈はどうしておきるか?
心房細動リモデリングをACE-I、ARBは抑制
ARBは、心房の繊維化予防に。
ARBの持続性心房細動に対する効果→再発を抑制
症例(ワーファリン、シベノール処方で心房細動発作のコントロール不良)
→生命予後に対する抗血栓慮方は十分
→QOLの向上をどうするか?
→抗不整脈薬変更×
→より安全かつ間便なアップストリーム治療:ARBを追加する。
→ARB加えることにより、抗不整脈薬の効果を増強
心房細動により、心房内皮障害が生じる
ARBによる心房内皮障害の改善(動物実験)
LIFEスタディ:ARBにより心房細動に伴う脳梗塞の現象がもたらされる
心房細動リズムのパラダイムシフト
ー心房細動の治療から予防の時代へー
CHARMスタディによると、ARBは、心房細動の発症を抑える。
日本心電学会主催大規模スタディ進行中
J-RHYTHMスタディ
発作性・持続性心房細動
洞調律維持vs心拍数調節
J-RHYTHMIIスタディ
高血圧合併発作性心房細動
カンデサルタンvsアムロジピン
心房細動診療3つの目標
・心房細動を発生させない
・心房細動の脳梗塞を無理なく予防する
・心房細動を安全に洞調律に維持する
これら3つには、ARBが有効
ということで、とても有意義な講演でした。
今日も、質問コーナーは、パスし、帰りました。