脳性麻痺については今までにも何度も書いています。たとえば
「その1」や
「その2」、
「その3」です。
全体から見れば、脳性麻痺となったからと言って、お産が原因であるとは限りません。お産が原因と考えられるのは、わずか15%くらいです。また、お産が 原因だとしても、防ぐことが出来たとは限りません。それでも何度も繰り返される高額の賠償判決。日本の産科医療を崩壊させようとしているとしか思えませ ん。潔く崩壊しましょう。
女児障害は准看護師の監視義務違反…名古屋の病院に賠償命令
名古屋市の病院で1999年に出産した女児に脳性マヒの障害が残ったのは、病院が適切な監視を怠ったためとして、同市の女児(9)と両親が、病院を運営す る同市名東区の医療法人を相手取り、約1億5900万円の支払いを求めた訴訟の判決が24日、名古屋地裁であった。
永野圧彦裁判長は「病院側に分娩 ( ぶんべん ) 監視義務違反があった」と述べ、病院側に約1億200万円の支払いを命じた。
同市千種区の「星ヶ丘マタニティ病院」で産まれた女児に障害が残った理由について判決は、さい帯が圧迫されたため、母胎の中で低酸素状態になったと指摘。その上で、出産直前に准看護師が適正な分娩監視義務を果たさなかったとして、脳性マヒと因果関係があることを認めた。
同病院の石丸忠敬院長は「異常事態が発生してから、遅滞なく適切に処置、手術しており、臨床の現場を無視した机上の結果論的な判断だ。控訴して公正な判断を仰ぎたい」とコメントした。 - 読売新聞 [06/24(水) 13:07]
まるで子宮の中まで入って見てきたような判決内容ですが、誰がそんな鑑定をしたのでしょうね。
コメント
コメント一覧
なんなんでしょうね。医療に関してはざるのように高額な賠償金を認めるというのは。
病院にはお金が有り余っている、とでも思っているのでしょうか。
国のふところ具合を心配できるのなら、自分の判決が、自分自身や家族を含めたこの国の国民の生命を守ることができなくなる事態に繋がるかもしれない、ぐらいの想像はできそうなものですけどね。
それぐらいのアタマはあるでしょうにねえ、裁判官どの。
産科に勤務する、オバハン准看護師のレベルが、あまりにお粗末なのを存じ上げているので、一律に訴訟を起こした家族の批判はできません。
家族が訴訟を起こした=即批判 というのでは、患者が死んだ=医者が悪い というメディアと同次元の議論です。
むしろ、この判決は、アホな看護師を雇い続けていると、開業医が自滅するという教訓だと思いますが。
書かれた内容には同意いたしますが、出来ればハンドルネームは固定でお願いします。
本来なら行政が社会保障としてするべきことを、賠償として医療機関に押しつけているのでしょうね。
二重投稿となっていましたので、片方は削除させて頂きました。
准看護師による分娩監視では不十分であることは同意します。
本来は助産師の仕事でしょう。
でも、その様なレベルも含めて日本の医療の現状だと思います。
赤字にならないためには、万全の体制などとれません。
お産自体は自由診療ですが、異常分娩の医療費との整合性から価格には制限があります。
以上は一般論であって、記事の事例についてはまったく状況が分からないので、何とも言えません。
記事にする以上、鑑定の根拠くらいは書いて欲しいと思います。
最後に、私自身は訴訟を起こしたことを非難しているわけではありません。
このような判決を下した裁判官を批判しているのです。
状況によっては鑑定を下した医師も批判対象です。
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