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平成20年11月10日(月)定例会時 会員のみ
「ホメオパシーと私のお産」
【講師】 勝股智香氏
年賀状の扱い、気配りほしい
年賀状が戻ってきました。先様の住所を書き忘れていたのです。「宛先不明のためお届けできませんでした」と宛名の上に赤いスタンプ。確認した2人の個人印まで押されていました。
このまま出し直すと先様に失礼になりそうです。何とデリカシーに欠ける扱いなんでしょう。
そのはがきはすでに使用済みだと思いますよ。まさかそのまま出したりしないでしょうね。
でもはがきを無駄にするのはもったいないので、思い切って住所を書き加え、ポストへ。
えっ、出しちゃったの?
それが私の手元へ戻ってきたのです。「出し直しには50円の料金がかかります」との付箋が貼られていました。がっかりし、もうこの年賀状は出すまい、と思いました。結局3日に出した年賀状は15日朝まであっちへ行ったり、こっちへ行ったりしただけでした。
相手に届いて、料金不足で倍の料金を相手に請求されなくて良かったですね。
ポストに入れた段階で料金がかかって当然なのでしょうか。
はがきを戻すだけでもコストはかかりますからねえ。
私のミスが原因とは言え、気配りや暖かみも感じられず、中身はお役所のままのように思いました。
眼科医を書類送検 福井・敦賀の男性死亡
記事:共同通信社【2009年1月23日】
福井県警は23日までに、2004年に同県敦賀市の市立敦賀病院に搬送された男性患者に適切な治療をせず、この患者が死亡したとして、業務上過失致死容疑で病院の当直だった眼科の男性医師(35)を書類送検した。
調べでは04年6月5日、敦賀市内の暴行事件で負傷した無職石橋勉(いしばし・つとむ)さん=当時(61)=が病院に運ばれた際、骨折した肋骨(ろっこつ)が肺に突き刺さっていたにもかかわらず、男性医師は、エックス線撮影で確認できず、適切な治療をしなかった疑い。石橋さんは2日後に肺挫傷で死亡した。
敦賀病院によると、医師は04年4月から05年6月まで眼科医として勤務。現在は金沢市内の病院に移ったという。
「医師は応召義務を果たしていない」、ネットで物議
1月16日13時39分配信 医療介護CBニュース
日本医療政策機構のホームページに掲載された「提言」が、物議を醸している
「医師は応召義務を果たしていない」「医師は被害者意識を捨てよ」―。昨年12月、NPO法人(特定非営利活動法人)「日本医療政策機構」のホームページに掲載された信友浩一氏(九大教授)の緊急提言がインターネット上の掲示板や医師ブログなどで物議を醸している。信友氏の「医師は、医療業務を独占していながら、応召義務を果たしていない。これが医療のもっとも本質的な問題だ」との主張に対し、ネットの掲示板には、「医療政策を提言する立場の人間が精神論を語ることに絶望する」などの書き込みが殺到している。(新井裕充)
2004年に設立された「日本医療政策機構」の代表理事は、政策研究大学院大教授で内閣特別顧問を務める黒川清氏。副代表理事は近藤正晃ジェームス氏(東大先端科学技術研究センター特任准教授)で、両者は厚生労働省の会議に参加するなど、国とのかかわりが深い。
同機構の設立趣旨は、「諸外国において質の高い医療政策を生み出している医療シンクタンクの理念を日本にも導入」すること。ホームページを通じて医療に関する情報を発信しており、昨年10月から「緊急提言」の掲載を開始した。
連載8回目を迎えた今回の提言は、「医師は被害者意識を捨てよ」というタイトルのインタビュー記事。発言者の信友氏は、九大大学院医学研究院で「医療システム学分野」の教授を務めている。
「医療政策課題にまつわる5つのキーワード」として信友氏は、▽医師は応召義務を果たしていない▽「いまあるもの」で何とかするのが医療だ▽医師は被害者意識を捨てよ▽数値と事実で議論を▽医師も弁護士型の専門家集団にすべき▽「医療理念法」(の制定)を―の5つを挙げている。
このうち、「医師は応召義務を果たしていない」の中で信友氏は、次のように述べている。
「医療問題にまつわるひとつ目のキーワードは、医師の応召義務。医師は、医療業務を独占している。独占しているのだから、必ず義務も出てくる。それが、応召義務。たとえば電力会社は、すべての国民に電力を供給しなければならない。その代わりに、地域の電力供給を独占できる権限が付与されている。つまり権利と義務を、同時に持っているのだ。へき地だから電気を供給しない、儲からないから送らないというとはできないのである。医師は、医療業務を独占していながら、応召義務を果たしていない。これが医療のもっとも本質的な問題だ。東京や奈良のたらい回し事件もそう。自分の施設が満床だったら断るということが、習慣化されてしまっているから起きる。『施設完結型医療』を前提にしているなら、応召義務も果たしてもらわなければ理にかなわない」
その上で、「『いまあるもの』で何とかするのが医療だ。医師が不足していようが多かろうが、今いる人員でどうにかする。それが医療の大原則である」と主張。「満床だから」との理由で受け入れを断ることに対しては、「なぜ、許されるのか。そんな習慣をつけたのは誰か。医師たる者が、業務を独占しながら、応召義務を果たさない。いつ、医師の神経は麻痺したのだろうか」と苦言を呈している。
「少なくても、私たちの世代、団塊の世代までは、そんなことはなかったと記憶している」とした上で、「たぶん我々の10歳年下からの世代から、そういう習慣ができ上がっていった。そんな気がしている」と述べている。
この発言に対して、ネット上の掲示板やブログなどで、医師と思われる人が激しく反論。「なぜ医療が崩壊したのかが全く分かっていない。日本医療政策機構も、こんな提言を採用したら機構の信用が失墜する」「医療政策を提言する立場の人間が精神論を語ることに絶望する」などの書き込みが殺到している。ネット上の掲示板などでは、年末から年始にかけ、医師と思われる書き込みや、患者サイドからの書き込みで議論が白熱した。
■「ネットで暴走する医師たち」が拍車?
加熱する医療側と患者側との議論に拍車をかけているのは、今回の緊急提言だけではない。昨年12月に出版された「ネットで暴走する医師たち」(鳥集徹著、WAVE出版)では、医療事故が法廷で争われた奈良県立大淀病院事件、杏林大学割り箸事件、福島県立大野病院事件などについて、医師と思われる人がネット上の掲示板などで遺族らを「誹謗中傷している」と激しく批判している。さらに同書では、「ネット公論の危険性」を指摘し、医師らが匿名で書き込むことを非難している。
書籍のオンライン通販サイト「Amazon」では、同書に対するコメントが1月16日現在で209件寄せられており、その多くが同書に批判的な内容になっている。最も高い評価を受けているコメントは、次の通り。
「筆者はわざわざ本を出版して、ネットを見ていない人たちにまで悪評を広めてしまうのだろう。医師側と患者側の争いを煽っているようにしか思えない。それに、これらのことを批判するのであれば、マスコミ・患者側の医療者側に対する誹謗中傷、さらには多少飛躍かもしれないが、医師たちの不満の原因である医療現場の疲弊・医師の過労死、大学病院の薄給などについても、同列に述べていくべきではないのか。このような記述では一部の医師たちも反発するだけではないのか」
「帝王切開せず妻死亡」 遺族ら日赤、主治医を損賠提訴
記事:毎日新聞社【2009年1月10日】
損賠提訴:「帝王切開せず妻死亡」 遺族ら日赤、主治医を /香川
高松赤十字病院(高松市番町4)で05年1月、出産で入院していた同市の女性(当時30歳)が死亡し、生まれた長女も重度の障害が残ったのは、同病院の主治医らが帝王切開をすべき時にせず、注意義務を怠ったなどとして、女性の夫(34)ら遺族が先月10日、同病院を運営する日本赤十字社(東京都)と主治医を相手取り、約2億4600万円の損害賠償を求め高松地裁に提訴していた。
訴状によると、04年11月8日、女性は同病院で「全前置胎盤」の疑いと診断された。数回の診察の後、翌年1月6日(妊娠39週6日)に定期健診で来院した際、入院することとなったが、同日深夜、症状が急変し、翌未明に死亡した。羊水塞栓症で心停止に至ったという。長女は帝王切開で仮死状態で生まれ、蘇生処置後も脳に障害が残り、現在も24時間体制での看護や介護を必要としているという。原告側は、前置胎盤は羊水塞栓のハイリスク因子であり、リスクの高い出産となるため、妊娠37週あたりで帝王切開をすべきだったなどと主張している。
高松赤十字病院の佐藤克己・事務部長は「訴状をよく読んで、対応を検討したい」と話した。【吉田卓矢】
■「病院はミスを認めていた」遺族の悲痛な訴え
「一度はミスと認めたはず」遺族が病院の対応に不信感を募らせています。兵庫県尼崎市の病院で、女性が腹部に溜まった水を針で抜く治療を受けた後死亡した問題で、遺族が思いを語りました。
「血の海の中で寝てました、血の海。だから止血もちゃんとしないで帰されて、かわいそうに…」(亡くなった女性の母親)
事故は先月4日、尼崎医療生協病院で起きました。
患者は重度の肝硬変で入院していた35歳の女性で、腹部に大量に溜まった水を針を刺して抜く治療を受けました。
治療したのは20代の研修医。
1度目は失敗し、2度目でおよそ1.5リットルの水を抜きましたが、その後女性が腹痛を訴え、皮下出血を起こしていたことがわかりました。
しかし病院はすぐに血を止める治療を行なわず、数日後、輸血をしましたが、女性は先月16日、出血性ショックで死亡しました。
「娘が『失敗された、痛かった』と言ったから。『失敗したんでしょ』と言ったら『はい』って」(亡くなった女性の母親)
不審に思った家族は病院に説明を求めます。
そのとき病院側は結果的に病状を悪化させたと謝罪しました。
「出血に対して十分な対応を結果的にしていなかった。甘く見ていたんだと思う」(女性の主治医~病院の説明の記録)
「腹水を抜くのに失敗したのが原因?」(女性の母親~病院の説明の記録)
「それが大きなきっかけ」(女性の主治医~病院の説明の記録)
しかし8日開かれた会見では…。
「(Q.ミスといえるのか?)ミスという言葉を使っていいかについては、今のところこちらで判断しかねている」(尼崎医療生協病院・島田真院長)
「私らの前で言っていることと娘にも謝罪しているのにあの会見は何?とすごく腹立つ」(女性の母親)
病院側は会見で「針を刺したとき偶発的に血管を傷つけたが、治療法に問題はなかった」と主張しています。
一度は謝罪しながら、なぜミスを認めないのか、遺族は病院の対応に不信感を募らせています。
(01/09 20:27) MBSニュース
医療行為を行うに当たっては説明をした上で同意を受けなければなりません。所謂インフォームドコンセントです。同意を受けても、結果が悪ければ後出しじゃんけんでバッシングされるのは今までの日記で何度も披露してきました。同意を受けて結果が悪ければ医療ミス、同意を受けられずに医療行為を断念して結果が悪ければ、説明不足。まさに「後出しじゃんけん勝ち目なし」です。
新聞記事がいい加減なことは十分に分かっていますが、以下の記事によれば、皮下出血で亡くなったような症例でも警察の捜査の対象になるようです。
記事:毎日新聞社【2009年1月8日】
兵庫・尼崎医療生協病院:研修医、血管に傷 35歳女性が死亡
兵庫県尼崎市の尼崎医療生協病院で昨年12月、肝硬変で入院した市内の女性(35)の腹水を抜いた際、男性研修医が女性の血管を傷つけ、女性がその後、出血性ショックで死亡していたことが8日、明らかになった。同病院は「患者は重度のアルコール性肝硬変で状態が悪く、出血は偶発的なもの」としているが、「病状の悪化を招いたことは事実」とし、遺族に謝罪したという。
同病院によると、手術は昨年12月4日午前、主治医の立ち会いの下、男性研修医が女性の腹部にたまった水を出すため直径約1・7ミリの針を刺した。1度目では水が出なかったため2度刺したという。女性は同日夜から針を刺した腹部が皮下出血で赤くなり容体が悪化。同16日、出血性ショックで亡くなった。【幸長由子】
入院女性が出血で死亡 尼崎の病院、針で傷か
記事:共同通信社【2009年1月8日】
兵庫県尼崎市の尼崎医療生協病院で昨年12月、重い肝硬変で入院していた女性患者(35)が、針を刺して腹部にたまった水を抜く治療を受けた後、出血性ショックで死亡していたことが8日分かった。
病院側は治療法の説明が十分でなかった点について遺族に謝罪。ただ同日記者会見した島田真(しまだ・しん)院長は「血管に傷を付けた可能性は否定できないが、肝硬変の程度が良くなく血が止まりにくかった。治療法に問題はなかった」と説明している。
尼崎北署は業務上過失致死の疑いもあるとみて病院側から事情を聴いている。
病院によると、女性は昨年11月27日入院。12月4日に主治医が立ち会い、20代の研修医が直径1.7ミリの針を女性の下腹部に刺した。最初はうまく刺さらず、再度針を刺して約1.5リットルの水を抜いたという。
女性は夜に皮下出血が激しくなり、輸血を受けたが同月16日に亡くなった。
肝硬変では血が固まりにくくなり、通常なら些細な出血で済むところが大出血となることもあります。実際にはどうだったのか分かりませんが、記事を読む限りは、どこにあるか分からないような皮下の動脈が傷つき、通常なら何の問題もなく止血するはずなのに、肝硬変のために大出血となり、死に至ったように思われます。
もちろんこんなことは滅多に起こることではありません。だからこそ、このような治療を行ったのでしょう。最近のことですから、危険性についてはある程度説明はしたのだと思います。でも、その説明とは「苦しいでしょうから腹水を抜きましょう。これこれの合併症の危険性はありますが、ご承知おきください」と言うものだったのではないでしょうか。今後は以下のような説明をするように提案したいと思います。
「今の病状からして、これこれの医療行為をすることが勧められていますが、あんなことやこんなことが起こり得ますので、やりたくないですよね」。「どうしてもやるんですか、どうなっても責任はとれませんよ」と言うこともあるでしょうし「そうですよね、あぶないことはやめておきましょうね」と言うこともあるでしょう。どちらにせよ、後出しじゃんけんで負けることはあるでしょうが、せいぜい民事です。刑事罰はないでしょう。甘いでしょうか。
民事なら、医師個人が責任を問われることは稀ですし、たとえ責任を問われても、保険が利きます。刑事では、医師個人の責任が問われる可能性が高く、費用はすべて自腹です。あなたが主治医だったら、どうします?