bamboo
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

< 勘ぐりたくなる | メイン | ゴミかどうかは大きな違い >
2008.03.26 17:23 |  医療事故  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  bamboo  | 推薦数 : 3

これも後出しジャンケン

 土浦市で痛ましい通り魔殺人があった。既に殺人を犯し、警察に追われている中での犯行だ。いくつかの報道を見ると、学校を襲う計画もあったらしい。犯行は凶悪で被害も大きく、警察の対応への批判が相次いでいる。私にとってはおなじみのパターンだ。

2008/03/26-00:19時事通信社

 刑事以外を配置、拳銃携行せず=「連続殺傷、想定できず」-茨城県警

 茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で8人が殺傷された事件で、同駅に配置された警察官の数はほかの駅の倍だったが、凶悪事件などを捜査する刑事部門の捜査員が1人もいなかったことが25日、分かった。配置された8人は拳銃も携行しておらず、県警幹部は「駅での通り魔的な連続殺傷は想定外だった」としている。

  県警は金川真大容疑者(24)が「早く捕まえてごらん」などと110番し県警を挑発してきた22日以降、170人態勢で捜査。同駅など20駅や常磐線などの電車内、東京・秋葉原などに警察官を固定配置した。

  ほかの駅は4、5人で警戒したが、荒川沖駅は同容疑者の自宅の近くだった上、同駅付近から最初の110番をしていたため、土浦署の警備、地域、生活安全部門の8人を配置していた。

  8人は私服姿で警棒と手錠を持ち、防刃衣を着用。拳銃は携行せず、無線も笛も持っていなかった。

  金川容疑者が乗っていた常磐線には警察官は同乗しておらず、同容疑者は改札を通り抜け、凶行に及んだ。

 何か悪いことが起きたとき、後から考えれば、「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と思うのが常である。その思いが正しいこともあれば見当違いのこともあるだろう。事前に分かっていなければならなかったこともあるだろうし、後からだから言えることもあるだろう。そうした検討をしっかりやってから、責めるべきことであれば責めればよいと思う。自分が医者だからといって医療だけを擁護するわけではなく、このブログでは後出しジャンケンはいつでも批判の対象だ。

  それでも警察官に対してはうらやましい面はある。殺人を犯したのは犯人であり、警察官ではないという認識は共有されているだろう。これが医療であれば、重大な怪我や病気で死亡しても、少しでも責めるべき点があれば医者が殺したかのように言われる。民事裁判で高額の賠償金を払わされたり、下手をすれば刑事訴追を受けることもある。

  警察の場合、ミスが認定されたとしても、せいぜい警察組織内の処分を受けるだけだろう。出世に響くことはあろうが、他にはほとんど実害はない。だからといって、警察官にももっと厳しくしろと言っているわけではない。医療バッシングが異常だと言っているのだ。普通では考えられないような酷い医療をしたのではない限り、結果を受け入れて欲しいと思う。  

固定リンク | コメント (0)

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。