bamboo
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

< 遵法闘争の勧め | メイン | 許すことで癒されることもある >
2008.02.12 18:50 |  診療  |  医療事故  |  生活 / くらし  |  bamboo  | 推薦数 : 13

割り箸事件民事編

 割り箸事件については以前の日記に書いた。前回は刑事裁判だが、今回の記事は民事だ。刑事の方では一審ではすっきりしない理由で無罪となっているが、民事の方は明快だ。はっきりと過失はないと言い切っているようだ。私もそう思う。

割り箸死亡事故・賠償訴訟、遺族敗訴

 TBS NEWSi.

  東京で、喉に割り箸が刺さり、病院での診察後に死亡した4歳の男の子の両親が、病院側を相手取り損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は両親の訴えを退けました。

  この裁判は、9年前、杉野隼三ちゃんの喉に綿アメの割り箸が刺さり、死亡した事故をめぐり、両親が「不十分な診察で死亡させた」として、搬送先の杏林大病院側と担当医師を相手取り、およそ9000万円の損害賠償を求めていたものです。

  判決で東京地裁は、「当時の医療水準やけがの状態などから、診察に過失があったとは言えず、診察と死亡の因果関係は認められない」として、両親の訴えを退けました。

  この事故をめぐっては、担当医師が業務上過失致死の罪に問われた刑事裁判の1審は、「診察や検査は十分ではなく過失は認められるが、死亡との因果関係まではない」として、無罪判決を言い渡しています。(12日15:32)

 親としてはどうしても医者を悪者にしたいのだと思う。そうしなければ自分が悪者になってしまうから。確かに至らない面はあったと思うが、これは不幸な事故なのだ。誰が悪いと言ってみたとて仕方がないことなのだ。

  綿飴を咥えて走れば危ないのだが、それでも子供は走る。周りが注意すればと言っても、注意しきれる物ではない。転んで割り箸が脳に刺されば、やはり助からないだろう。医者だって、まさか脳に割り箸が刺さっているとは思わなかっただろう。もちろん、後から考えれば反省点はある。でも、それはその後の医療に生かしていくために反省するのであって、当事者の医師を弾劾するための材料じゃない。

  刑事の方を含め、この件は終わりにすることが望ましい。

固定リンク | コメント (4)

コメント

コメント一覧

刑事事件が始まった時点では医療に対する期待が大きく判決でも過失が認定されましたが、9年の歳月は大きく救急のたらい回しが報道され、医療さえ受けられない不安が生じている現在、症例報告も知られることが無く、神経症状も認めず、割り箸の引き抜いた残りがない状態で小脳穿通の予測が出来なかったことを過失とは出来なかったのでしょう。
社会の変化が10年遅れで裁判に反映されると言われます。
時代の流れでしょうか。
written by 近森正昭 / 2008.02.13 16:31
近森正昭先生、コメントありがとうございます。

司法の側も、多少は医療のことが分かってきたのでしょうね。この件以外にも、必要のない裁判が続いています。早く終わりにして欲しいものです。
written by bamboo / 2008.02.13 20:00
綿菓子を売る段階では割り箸は必要ないです。アメリカでは綿菓子に棒は付いてません。こんな不幸をなくすためには、マスコミは綿菓子の割り箸をなくすように、あるいは棒の先を丸い球状にするように論調を持っていくべきです。(外国ではかわいそうですが、母が刑事罰を受けていたでしょう。どうしても訴えるんなら、あいては綿菓子屋さんか自分自身で、こんな不幸を防止するために、扶養者が子供をよく面倒を見ないといけないと知らせるために。)
written by 99yearSOLITUDE / 2008.02.13 20:46
99yearSOLITUDEさん、コメントありがとうございます。

私も以前から、訴えるのなら綿菓子屋さんだろうと思っていました。うちの近所では、かなり前から綿菓子はビニールの袋に入って棒無しで売られています。
written by bamboo / 2008.02.14 06:14

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。