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私が自分で団塊の世代だと言うとき、只単に、その様な年齢だという以上の意味はない。団塊の世代に特有の性質というものがあるのかどうか知らないが、その様な性質の持ち主であることを吐露しているつもりは全くない。でも、世の中には団塊の世代に特有の性質なるものがあると考え、それを嫌っている人も多いらしい。
私もブログを書く医師として、参考のために毎日訪れるサイトがある。そのうちの一つである天漢日乗氏のブログでも、団塊の世代には厳しい。少し引用してみる。
この外科手術の優先順位ルールを姥捨て山というのなら、姥捨て山の道を用意したのは、実は他ならぬ団塊の世代だったという話だ。自分達は高齢者になっても医者にかからずに済むとしか考えてないから医学部の定員増も要求しなかったし、マスコミが病院や医師を叩いていても医者が悪いと思いこんで、マスコミの煽動に乗っかり、医療現場を叩く風潮を容認した。上には文句を言い、下から突き上げられると逆ギレするのが、団塊の世代の特徴だから、たぶん、これからしんどいことになっても異議申し立てし続けるだろう。でも、必要なときに自分の首を絞める方向に走ったのは、都合良く忘れているんだろうな。(適宜改行させて頂きました)
考えてみたら、私は団塊の世代とほとんどつきあいがない。今の職場には、私を含めて団塊の世代の医師は3人だけだ。だから団塊の世代が「上には文句を言い、下から突き上げられると逆ギレする」のかどうか、良く知らない。少なくともうちの病院にいる3人の医師はそうではないと思うが、他の団塊の世代の多くはそうなのだろうか。ビートルズに興味が無く、プレスリーに入れあげていた私は、団塊の世代のスタンダードとは言えないだろうから、自分とは異なる特徴を団塊の世代が持っていたとしても不思議はない。でも、科学者がいくら否定しても血液型による性格判断が巷から消えないように、人間というものはステレオタイプにはまりやすい。団塊の世代への批判も、ステレオタイプの思いこみの可能性の方が高いのではないかと思うがなあ。
それでも若い世代に負担をかけることは間違いないので、その点については申し訳なく思う。出来るだけ働けるうちは働いて、年金の受給額を少なくするように頑張るつもりだ。重い病気になったら、延命治療は決して受けない。でも、一つだけ言わせて貰うと、予算がないからと医療を初めとした社会保障費が削られている中、未だに外国と比べれば多い公共事業や、濡れ手で粟の天下りを放置したのは国民の総意であって、社会保障の貧困の原因を団塊の世代だけに押しつけられても困ると言うのも本音。
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