| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
当たり前のことだが、チョキで負けることはジャンケンする時点では分からない。こんな説明するまでもないことを、医療では説明しなくては分からない。と言うより、説明しても分からないようだ。こんなことで書類送検されるようではたまらない。チョキでジャンケンに負けたとき、「パーを出せば勝てたことは認めますか?」
「えー、そりゃ、まー、そうですね」
「それなのに、漫然とチョキを出して負けるに至ったのですね?」
「んなこと言ったって、そのときは分からないし」
「負けという重大な結果を招いておきながら、反省が見られませんね」
内科医を書類送検 「誤診」容疑認める 白岡中央総合病院の医療過誤死亡
記事:毎日新聞社【2008年1月18日】
白岡中央総合病院の医療過誤死亡:内科医を書類送検 「誤診」容疑認める /埼玉
白岡町の白岡中央総合病院で05年、患者の直腸に開いた穴を見落とし死亡させたとして、県警捜査1課と久喜署は17日、同院の男性内科医(42)を業務上過失致死の疑いでさいたま地検に書類送検した。内科医は「結果的に誤診だった」と容疑を認めているという。
調べでは、内科医は05年11月3日午後4時ごろ、腹痛を訴えていた同町の会社員の男性(当時54歳)を当直医として診察し、痛みの原因を特定する診療を怠り急性小腸炎と診断。翌4日午後1時40分ごろ、男性を直腸の穴に起因する腹膜炎で死亡させた疑い。
同署は、早期に手術すれば死亡しなかったと判断した。内科医は男性のCTスキャン画像を撮影したが分析するよう指示せず、看護師からは約30分ごとに男性の病状悪化の報告を受けていたが、痛み止めの投薬を指示しただけだった。同病院は「遺族と和解を進めており、コメントできない」とした。【山崎征克】
見出しを見ると、誤診を認めたように書いてある。でも、本文を見ると、「結果的に誤診」だったことを認めているようだ。ジャンケンでチョキを出したことを認めているのと同じだ。検査をしても所見がなかったので直腸穿孔とは診断しなかったが、結果から見たら直腸穿孔だったので、誤診だったと言ったのではないか。もちろん誰が診ても直腸穿孔だったのであれば問題だが(それでも刑事事件にする必要を認めないが)、CTを撮っていても気が付かなかったのだから、そんなことはなかったのだろう。
もしかしたら、放射線科の専門医が読影していたら気が付いたのかも知れないが、文化の日である11月の3日に呼ぶわけにも行かないだろう。しばらく入院させて、経過観察をすることは理にかなっている。急激に容態が悪化して亡くなったことは気の毒だが、それはその様な病気だったからだ。この内科医が死亡させた訳ではあるまい。民事による和解ですら納得がいかないのだが、ましてや、刑事事件にするとは何事だろう。
さすがにこれほどバカバカしいことはやるまいと思って、揶揄のつもりで書いたことが現実になるとは、もうこの国の医療は駄目だと思う。
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く