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2007.11.22 18:33 |  診療  |  仕事 / 職場  |  その他(医療関連)  |  bamboo  | 推薦数 : 2

これ以上死なないで

 昨日なな先生の痛ましいブログを紹介したばかりなのに、今度は同業者の自殺だ。神戸新聞の記事では麻酔科医かどうかは不明だが、時事通信の方では「麻酔医」と出ている。外科・内科・産婦人科の医師を外医・内医・産婦人医とは言わないように、麻酔科の医師を麻酔医とは言わないのだが、それはともかく、自殺したのは麻酔科の若い女性医師だったようだ。

  記事によれば、精神的に不安定なことは周りからも分かる状況だったらしい。最も考えられるのは鬱病だが、鬱病であれば、ストレスのかかる麻酔業務からはずす必要があっただろう。もちろんマンパワーが逼迫している状況で、本人も麻酔科の上司も仕事からはずすという選択肢を取れなかったのだろうとは思う。でも、もう仕事をしなければいけないという強迫観念から解き放たれる時期だ。他人の命を救うことも大事だが、自分の命を救うことをもっと大事にして欲しいと思う。私自身に対しても、じっくりと説く必要がありそうだ。求められると、つい、無理をしてでも働いてしまう習性が医師にはあるからだ。ご冥福をお祈りします。

筋弛緩剤で医師自殺 神戸中央市民病院

神戸新聞 2007年11月21日(水)11:18

 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)に勤務する三十代の女性医師が、毒薬に指定されている筋弛緩(しかん)剤を使って自殺していたことが二十日、分かった。院内の保管場所から無断で持ち出して使用したとみられる。

  市などによると、十八日午後一時十分ごろ、同病院内の手術室で点滴をしたまま倒れている女性医師を職員が発見し、神戸水上署に届け出た。既に死亡しており、麻酔薬を服用し筋弛緩剤を投与した形跡があった。同署は自殺の可能性が高いとみている。

  使われた筋弛緩剤は粉末のバイアル一本(十ミリグラム)で大人一-二人分の致死量にあたるという。同病院では施錠された室内に保管されており、担当する医師のみが鍵を所持していた。

  関係者によると、女性医師は情緒不安定な状態が続いていたといい、病院側もそのことを把握していたが、勤務の変更などはなく、筋弛緩剤がある部屋の鍵もそのまま所持させていた。

  同市保健福祉局経営管理課は「こんなことになるとは思わなかった。だが、薬の管理上に問題はないと考えている」としている。

麻酔医が筋弛緩剤で自殺=神戸

2007/11/21-12:26 時事通信

 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)に勤務する30代の女性麻酔医が、院内の筋弛緩(しかん)剤を使って自殺していたことが21日、分かった。神戸水上署が詳しい動機などを調べている。

 調べによると、麻酔医は18日午後1時10分ごろ、手術室で点滴をした状態で倒れているのを看護師に発見された。既に死亡しており、体内から麻酔薬と筋弛緩剤が検出された。

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