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2007.10.23 23:11 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  bamboo  | 推薦数 : 2

小児科医が大変かも

 昔は注射をしないと帰らない患者もいた。今でも診察だけでは帰らない患者は居そうだ。「薬もくれないのか」とごねる患者は少なくないと想像する。子供の発熱でパニックになった若い親が夜間の救急外来を受診し、「安静にして消化が良く、栄養価の高い食事を与えなさい」と説明されただけで引っ込むとは思えない。

6歳未満の風邪薬中止を 米医薬品局諮問委が勧告

記事:共同通信社 【2007年10月22日】

  【ワシントン19日共同】米食品医薬品局(FDA)の小児医療に関する諮問委員会は19日、医師の処方なしに買える風邪薬やせき止め薬は、子どもへの効果が確認されていないとして、6歳未満の子どもに使うべきではないとFDAに勧告した。AP通信などが伝えた。

  FDAは薬の販売中止や表示の変更、効果確認のための臨床試験の実施などを製薬会社に求めるかどうか検討する。

  米国では今月中旬、主要な製薬会社が「飲み過ぎにつながる恐れがある」との理由で、2歳未満の乳幼児向けの風邪薬14種類を自主的に回収していた。

  専門家22人からなる諮問委は、せき止めや去たん剤、抗ヒスタミン剤などを含み、風邪の症状を抑えるとされる一般的な市販薬について、6歳未満への効果を裏付ける研究成果はないと結論付けた。大人を対象にした研究からの推論しかなく、この年齢層は薬の副作用を最も受けやすいとの意見が出された。

  FDAによると、この50年間で子どもを対象にした薬効の研究は11しかなく、効果を確認したものはないという。

  製薬会社側は、年間38億回も使われており、用法用量を守れば安全だとしている。

 本当に効果がないのであれば処方するべきでないだろう。でも、それで患者は納得するだろうか。日本の医療の場合、信仰に近いものがあるような気がする。理屈では説得できないだろう。

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