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詳しくはロハス・メディカル・ブログの福島県立大野病院事件第六回公判(1)と 福島県立大野病院事件第六回公判(2)を見て欲しい。また、癒着胎盤については産科医療のこれからの癒着胎盤に詳しい説明がある。
今回は検察側の医学鑑定書を書いた田中憲一・新潟大医学部産科婦人科学教室教授の証人尋問。田中氏は腫瘍の専門家で、周産期には詳しくないらしい。癒着胎盤の手術も執刀したことはない模様。こういう人がどうしてこのような事例の鑑定をするのか疑問だ。おそらく産科医としては被告の方が実績があるだろう。同じ産婦人科医とはいえ、専門外の人に自分の医療が誤りだと言われるのは悔しいだろうな。ペインクリニック専門の麻酔科医に、私の麻酔をあれこれ言われたら、私だって不愉快だ。
専門外だということのほかに、世間知らずの医者の特性も見られる。鑑定は、要するに症例検討会の乗りで書かれているのだ。症例検討会は、今後の参考にするために、かなり厳しい内容になるのだ。もちろんどれだけ厳しくても、当事者を責めるためではない。あくまで今後の糧にするためだ。でも、その内容が刑事罰を問う証拠とされている。その現状を、すべての医師が理解する必要がある。
鑑定ではなく、ただの症例検討会の記録も危ないようだ。今後、症例検討会の内容を文書として残すのであれば、当事者にいかなる意味でも責任はなく、あくまで医学の向上のための専門家同士の批判であることを明記した方がよいのかも知れない。それで安全かと言われれば自信はないが。
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