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7月9日に書いた「ホラー小説?」で紹介した「幸せなお産」のリンクが切れた。あちこちで批判を浴びていることを誰かが知らせたのだろう。カルトに染まった人が批判くらいで宗旨替えをすることもないだろうが、引き込まれる人が少なくなる可能性はあるかも知れない。
自信があるなら消したりしないで堂々としていれば良い気もするが、さすがに子供を亡くしたのだから堪えたのだろう。これに懲りて、おかしな考えを改めてくれればいいのにと思うのだが、無理なのだろうな。次の子供のためにも改めて欲しいのだが。
ちなみに、ここでは紹介することは控えますが、あちこちにキャッシュはあります。
危険性 知っていたなら やめとけよ
もしかしたら記事の書き方に問題があるのかも知れないが、記事を読む限り家族は危険性を知っていたような気がする。自殺する危険性を認識しながら紐の付いたズボンを差し入れし、やっぱり自殺したじゃないかと訴訟を起こすのはズルイのでは無かろうか。
埼玉県立精神医療センター「防止措置怠った」 自殺遺族が提訴
記事:毎日新聞社 【2007年7月10日】
損賠訴訟:県立精神医療センター「防止措置怠った」 自殺遺族が提訴 /埼玉
県立精神医療センター(伊奈町小室)にうつ病で入院していたさいたま市の女性(当時44歳)が自殺したのは、同センターが防止措置を怠ったためとして、遺族が県に対し、慰謝料など計約7600万円を求める損害賠償訴訟をさいたま地裁に起こしていたことが9日、分かった。
訴状によると、女性は06年4月ごろ、うつ病を発症。約2カ月後から手首を包丁で切るなど自殺未遂を繰り返したため、6月20日に同センターに入院した。遺族は同日、自殺に使用される恐れのあることから、ズボンなど着替えの衣類に「ひもがついている」と看護師に申告したうえで女性に差し入れた。女性は翌21日午前9時20分ごろ、病室内で差し入れられたズボンのひもで首をつり、同月25日に死亡した。
遺族は、同センターがズボンを持ち込まないよう指示しなかったうえ、自殺しないよう巡視態勢を強化するなどの義務を怠ったと主張している。 県病院局は「センターではできる限りの治療をした。結果は誠に残念で心からお悔やみ申し上げる」とコメントした。【弘田恭子】
「ひもがついている」とわざわざ知らせたのは何故なのだろうか。もし、首を吊ることを心配したのなら、「これで首を吊る心配はないですか」と質問すれば良かったのではないか。看護師も危険性に気がついた方が良かったことは確かだが、すでに危険性に気がついている人が指摘すれば済むことではないのか。
それとも、ことさら紐が付いていることを強調した事実はなく、言ったことは言ったが、看護師が聞き流しても仕方がない状況だったのだろうか。だとすれば、あまり看護師を非難するほどのことでもないように思う。いずれにしても、7600万円の訴訟を起こす事例ではなさそうだ。
確かに危機管理意識が看護師に足りなかったのかも知れない。でも、首を吊るつもりなら紐でなくても簡単だ。ズボンそのものでも出来る。本気で死ぬ気のある人を止めるのであれば、24時間態勢の監視が必要だ。それを可能にするためにはかなりの予算をつぎ込まなければならないだろう。そんな金、病院にはない。
何事もそうだが、完璧を目指せばとてつもない金がかかる。そんなことは不可能だから、通常はそこそこで我慢する。ある程度の部分は切り捨てることで社会は成り立っているのだ。何が何でも完璧じゃなければいけないという、聞き分けのない子供のような反応を容認しないようにして欲しい。法律家の皆さん、お願いします。