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HbA1cは 過去1~2カ月の血糖値の平均を反映する値で6,1%以上は糖尿病の可能性が強く疑われていました。
これが日本糖尿病学会の意向で4月1日から国際標準化を導入するため基準値が6,5%に変更になるそうです。
例えばHbA1c 6,3% でこれまで糖尿病と診断治療されていた人が 4月1日からは数値が変わるため健康人となるわけです。
これまでの治療は一体何だったのでしょう?
日本は国際化されていない数値をなぜこれまで使ってきたのか。
いかに病気の基準、概念が良い加減かということです。
高血圧の値もある日突然 学会の意向で数値が変わりました。
学会は一法人団体にすぎません。
国は関与してないのです。
こういう一団体の意向でころころ値が変わって、そのため病院にかかって病気にされたのではたまったものじゃありません。
自分の身を守れるのは自分しかいません。
しっかり自分の身を守りましょう。
120203
今の日本の法律では脳死=死です。
以前は、死の定義に年齢制限があったのですが(これもおかしな話なのですが)、この年齢制限の枠がなくなりました。
これは、生きている肉体つまり臓器を移植できるようにするための便宜上の死の定義です。
つまり方便なのです。
年齢制限をはずすとより多くの臓器が移植に使えると単純に思っているからです。
この背景には、これまで海外で臓器移植が出来ていたのに、各国がドナー不足のために自国民だけしか移植ができないというルールを作ったからです。
つまり、日本人は日本国内で移植をしなさいということです。
そもそも、移植の前提に臓器はモノという意識があるから、モノなら取り換えればいいという発想になるのです。
もし、臓器が単なるモノではなかったらどうでしょうか?
ある臓器は他のすべての臓器と密接に関係があります。
臓器は生きているから移植ができるのです。
その臓器が生きているということは、肉体としての人も生きているということです。
脳死は人の死という単なる取り決めで、その生きている肉体から臓器を取り出し肉体としての死、さらにその行為によってその人に死の宣告をするという医者がこの日本に何人いるでしょうか?
私ならものすごく気分が悪く後味も悪いと思うので関与しません。
私は誰かひとりを生かすために、他の一人の死を受容することはできませんし望みません。
生きる事だけにフォーカスするのではなく、その先に全ての人を待ち受けている死という厳然たる事実に対しても考えていかないとどんどん医療はおかしくなっていくばかりだと思います。
090623
去年の4月から救急、電子カルテ導入等の条件をクリアすれば、入院患者さんから医療クラークの加算をとれるようになり、当院でも早々にこのクラークを採用し、私にも専属のクラークが付き早1年が経過しました。
医療クラークといえば判りにくいですが、一般の企業の秘書と考えてもらえばいいと思います。
仕事は、医師の仕事の事務的な補助です。しかし、現状はほとんどは医療に素人の人が採用されるのでゼロから仕事を教えていかなければなりません。
最初は大変でしたが、漸く仕事内容もわかりだし現在はすごく重宝しています。
医師の仕事は、患者を診察して治療するだけではありません。
何か侵襲的な検査をするときには、その都度その説明、同意書が必要です。またその検査をオーダーしなければなりません。家族に説明をすれば、インフォームドコンセント(IC)が必要で、その内容も文書にして渡します。他院に紹介を求められれば、紹介状や診療情報提供書を書く必要、検査データ、画像コピーも必要です。
外来の最中に入院が決まれば、入院治療計画書、手術が必要になれば、手術、麻酔のIC,同意書、退院すれば医療保険のための入院証明書の記載などなど、実は医者の世界は書類だらけです。
クラークが来てくれるまでは、診療時間の大半を書類の記載で奪われていました。
それが、現在は書類関係は、もちろん目を通してチェック、サインは必要ですが、記載はほとんどクラークさんがやってくれています。
その空いた時間を本来の医療に専念できます。
厚労省の医療対策はいろいろ現場に則さず問題がありますが、この医療クラークの導入は大ヒットです。
ただ、友人に聞けば国公立の病院ではこの制度はほとんど機能していないそうです。
もっと、医療機関への導入の制限を緩和してkラークの採用の門戸を拡げてもらえば、医師の負担が減ること間違いなしです。