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つい最近まで私は完全を求めて生きていました。
病院では、患者さんを治さねばならない。病気を治癒させてやる。
家では、子供たちに一生懸命勉強させて有名大学に行かせる。
自分に対して、欠点が許せず常に完璧を求める。
しかし、どれひとつとしてうまくいきませんでした。
患者さんには患者さんの都合(無意識レベルを含めて)があり、病気は医者が治すものではない。
子供にもそれぞれ人格があり学校の勉強が、真の人生の勉強かどうかははなはだ疑問だと思うようになりました。
自分の内なる欠点も実は思い込みで、他から見ると長所になりうるのだと知りました。
そもそもこの世界に完全はあるのでしょうか?
完全があると思い込んでいるだけかもしれません。
そもそも完全であるなら、この世界に生まれてくる必要はないのです。
不完全であるから、完全がわかるのです。
つまり、不完全で当たり前なのです。
今の自分をすべて欠点(と思っているだけ)を含めて受け入れられることができるかどうか?
別の言葉で言えば、自分をちゃんと愛せるかどうか?
すべてはそこにかかっています。
不完全と思い込んでいる自分を受け入れられるかどうか愛せるかどうか。
それが受け入れられて、自分が愛せるようになって始めて完全に少し近づくのです。
090204