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2009.10.13 07:06 |  診療  |  生活 / くらし  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

依存

 人は弱い生き物です。だから、何かに依存したがります。
それは、自然なことです。すぐに自分で辞められる場合には。
 しかし、それが自力で辞められなくなった時、それは依存症、つまり病気になります。
 タバコ、薬物、アルコール、暴力、sex、嗜癖...
 これらは、もはや自分一人では辞められません。
 専門家の助けが必要です。つまり、治療しないと治らないのです。
 しかし、多くの人は、単なる癖だから自分で治せると錯覚します。一旦は、辞めてもその内また始めます。
 そもそも、意志が強ければ依存症にはならないのです。
 意志が弱いから依存症になるのです。そのような人が依存を辞められるはずがありません。
 まずは、依存症は病気であるという認識が必要です。自分ではわからないから、周囲の人(多くの場合、家族)が、病気だから治療が必要であること教えてあげないといけません。
 そして、本人が依存は病気だと自覚して治そうと決意しなければなりません。意志が弱いのでなかなか決意はできないと思います。しかし、行き着く先は死です。自分が死ぬのならまだしも、暴力の場合は、人を死に至らしめます。
 最終は、最悪の状態、死なのだと自覚して、依存を辞めるという強い信念を持たなければなりません。
 そして、専門家と共に治療するのです。
 そうすれば、必ず依存症は治ります。
 もう一つ有用なのは、同じ依存の仲間を持つことです。
 そして、仲間同士励まし合い、労りあいながら依存から独立していくのです。
 人は一人では生きていけません。お互い助け合いながら生きていくのです。
 依存は、寄っかかるだけで一方通行です。
 相互通行して初めてコミュニケーション、交流が生まれます。
                                081211

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