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2009.09.29 07:40 |  生活 / くらし  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

日常

 私たちが、営んでいるこの日常が、普通であるとついつい考えがちです。
 先日、ある本を読んでいたら、今年だけでも飲食物が手に入らずに暴動が起こった国が沢山あるそうです。
 そんなニュースはほとんど報道されません。
 こうやって、自由きままにデイスポし放題な国は、地球全体からみると極わずかなのです。
 医療も、ここまで安く、自由に受けられる国は他にほとんどありません。
 でも、たらい回しとか、文句ばかり報道します。中規模以上の病院で、診察拒否するときは、それなりの事情があるのです。人命が関わているのです。
 もっと、同情的にみれないものかといつも感じます。
 この日本の現状は、地球から見れば異常なのです。
 そのことをもっと、報道して当たり前の、普通の生活を促すようにして欲しいものです。
 エネルギーを使うと、必ずCO2は熱とともに放出されます。
 地球温暖化が、本気で心配なら、エネルギーを使わない方向に生活を転換させるしか方法はないのです。
 節電しても、エネルギーは消費します。
 昔のように、放送を12時で終了するとか、エネルギーを使わない方法はいくらでもあります。使いたいだけ使い、消費ばかりして、CO2削減など、とんだ笑い話です。
 日本を一歩でれば、この日本は当たり前ではない異常な世界なのだということをもっと、本気で検討、啓蒙していく必要があります。

                           081104

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2009.09.15 07:00 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

ドクヘリ

  ご存じのように、ドクターヘリとは、医者が同乗するヘリコプターです。

 先週、NHKでドクヘリの番組をやっていました。 
 救急車には、医者はおらず、その代わり救急救命士が乗っています。
 昨日、ドクターヘリで診てもらっていた患者さんが、当院に救急車で運ばれてきました。
 もう夕方で、うす暗くヘリが飛べないので、現場で救急車を要請し、最寄りの救急病院は満床で断られ、当院に搬送されてきたのです。
 ドクヘリの医者は若い女医さんで、所属は麻酔、ICUだそうです。
 現在、ドラマでやっていますが、大抵は主人公が若い医者です。
 見た目は栄えますが、若い医者は経験が豊富ではありません。ましてや、麻酔科の医者のほとんどは実践の救急処置は不慣れです(挿管は手慣れていますが)。
 海外の医療ドラマでは、ERでもグレイズアナトミーでも災害、事故現場には救急(ER)の医者が行っています。
 日本では、まだそのシステムは十分できていません。従って救急医ではなく麻酔科医のドクヘリを行っています。
 現場で必要最低限の救命処置をして、あとは最寄りの救急病院、あるいは自分の所属病院に連れて行けばいいのです。
 現場でできる診断、処置などたかが知れています。
 ただ、そのことが経験不足の医者にはわからないのです。
 昨日の患者さんは、肺挫傷ということで搬送されましたが、検査の結果、外傷性くも膜下出血、外傷性脾破裂、腹腔内出血で緊急手術をし、救命しました。
 結果から言うと、救急車が現場に行き、最寄りの病院に搬送すれば、時間的にも一番早く搬送できたのだろうと思います。
 ヘリが飛ばないので、その女医さんは、自分の病院まで当院の車で見送りました。
 

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2009.09.08 07:10 |  診療  |  生活 / くらし  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

見かけ倒し

 医学部の定員が増員されています。
 医師不足を補うために数を増やすのだそうです。
 以前(10年以上前)の厚労省の考えでは、医師数は充足しており、将来余ってくるからと医学部の定員を徐々に削減してきていたのに、何を根拠に今更考えをころころ変えるのでしょうか?
 潜在的な医師不足、医師の献身的な超過勤務に見て見ぬふりをして医師数を抑制してきたつけが今に現れてきたのです。
 現場を知らない、頭でっかちの公務員のエリートが、数字だけ見て政策を決めるからこういう事態が起こるのです。
 これは医療に限ったことではありません。弁護士にしてもそうでしょう。ましてや、国家財政に至っては何をか況やです。家計ではとっくに破産しています。破産の原因を正さずに、収入が少ないからと、増税するなど愚の骨頂です。まします、赤字が膨らむだけです。
 医師数にしても、財政にしても目先の増加だけを望んだところで、構造自体に問題があるのに、その根本問題を解決しない限り解決するはずがありません。
 痛いからといって、鎮痛剤を飲むだけの対症療法では、その痛みの原因はいつまで経っても解決しないのです。病気はどんどん深刻に進行するばかりです。
 そう考えたら、今の対症療法主体の西洋医学もこの国の政治と似たようなものかもしれません。

 もっと根本療法を考えなければ!

                            081106

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2009.09.01 07:01 |  研究  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

細胞

 ひとは一つの受精卵から細胞分裂を繰り返して、約60兆個の細胞群により成り立ちます。いくつかの細胞群が臓器を造りそれぞれ独自の役割をしているのです。
 一卵性双生児の二人は、他方に何かあれば即座に自分もわかるそうです。また、身体から取り出したひとつの細胞も試験管の中に入れておくと、その本体である身体になにかあれば即座に反応するそうです。
 つまり、60兆個の細胞はそれぞれがそれぞれをすべて認識把握しているということです。
 ごく最近、心臓にも神経細胞が約4万個あることがわかりました。つまり、心臓も思考、意識をするということです。
 それぞれ一つの細胞の中にあるDNAは、すべて同じなのですから考えてみれば当たり前のことです。
 腎臓も、肝臓、その他の臓器でも恐らくこれから神経細胞群が発見されるでしょう。
 突き詰めて考えれば、たったひとつの細胞にも神経細胞としての機能が発見されます。もとのDNAがすべての細胞で同じなのですから当然のことです。
 そのことを、逆に何にでも分化する万能細胞が示しています。
 ひとつの細胞にすべてが凝縮されているのです。
 これから、DNAの解析がすすむにつれて、いろいろなことがわかってきます。考えただけで、ワクワクしてきます。

 

                                   081031

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