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2009.08.25 07:03 |  診療  |  仕事 / 職場  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

医療クラーク(MA)

 去年から救急、電子カルテ導入等の条件をクリアすれば、入院患者さんから医療クラーク(medical assistant MA)の加算をとれるようになり、当院でも早々にこのクラークを採用し、私にも専属のクラークがいます。
 医療クラークといえば判りにくいですが、一般の企業の秘書のような存在と考えてもらえばいいと思います。
 仕事は、医師の仕事の事務的な補助です。しかし、現状はほとんどのMAは医療に素人の人が採用されるのでゼロから仕事を教えていかなければなりません。
 最初は大変でしたが、漸く仕事内容もわかりだし現在は事務仕事はほとんど彼女がしてくれてすごく重宝しています。
 医師の仕事は、患者を診察して治療するだけではありません。
 何か侵襲的な検査をするときには、その都度その説明、同意書が必要です。またその検査をオーダーしなければなりません。家族に説明をすれば、インフォームドコンセント(IC)が必要で、その内容も文書にして渡します。他院に紹介を求められれば、紹介状を書く必要、検査データ、画像コピーも必要です。
 外来の最中に入院が決まれば、入院治療計画書、手術が必要になれば、手術、麻酔の同意書、退院すれば医療保険のための入院証明書の記載などなど、書類だらけの世界です。
 クラークが来てくれるまでは、診療時間の大半を書類の記載で奪われていました。
 それが、現在は書類関係は、もちろん目を通してチェック、サインは必要ですが、記載はほとんどMAがやってくれています。
 その空いた時間を本来の医療に専念できます。
 厚労省の医療対策はいろいろ現場に則さず問題がありますが、この医療クラークの導入は大ヒットです。
 ただ、友人に聞くと国公立は予算の関係からかほとんどMAがいないそうです。

 もっと、医療機関の導入の制限を緩和して採用の門戸を拡げてもらえば医師の負担軽減に役立つと思います。

                            81023

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2009.08.11 07:13 |  診療  |  生活 / くらし  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

共存共栄

 巷には抗菌グッヅが溢れています。
一度、口の中を覗いて見て、唾液を顕微鏡で見てみたら驚くことでしょう!
細菌だらけです。人体で細菌が一番多い場所が腸に次いで口腔内なのです。
 腸には兆を超える細菌が24時間休みもなく働いてくれています。
 彼らの存在なくして私たちは生きていけないのです。
 一説によると、細胞のなかにあるエネルギーを生み出す為に必須のミトコンドリアも元は細菌が入り込んだものなのかもしれないのです。
 つまり、細菌なくして、人体は維持できず、生きていけないのです。
 もちろん、細菌にも善玉、悪玉はいますから注意は必要です。
 現在の特に日本の抗菌ブームは、もちろんお金になるから企業が製品を開発し、大きく宣伝しているのですが、善玉菌をも減らす危険性があります。
 昔の人は、抗菌グッズなしに生活し、長生きしておられます。
 ということは、抗菌グッズは必要ないということです。
 共存しないとやっていけないという視点で、細菌のことを考えなおしてください。
 腸内細菌がいないと、私たちは生きていけないのだという事を忘れないで下さい。

 自分と思っているこの肉体も無数の命の集合体で自動的に維持されているのです。

 

                               081010

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2009.08.04 07:03 |  診療  |  生活 / くらし  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

胃ろう

 食事が食べられなくなると、入院中のほとんどの高齢の患者さんは胃ろう造設をすすめられます。そしてそのほとんどの方が胃ろうをつくります。胃ろう造設の簡易キットもあり、大抵は局所麻酔下にわずか15分弱で造れます。
 そして、そのほとんどの人は意思の疎通はとれない寝たきり老人です。赤ちゃんと同じで、一人で何もできません。しかも、身体が赤ちゃんに比べ大きいので何をするのも人手がかかります。
 本人は、果たしてそんな状況を望んだのでしょうか?

 意思の疎通がとれる方はきっとそのような延命処置は望まれないでしょう。
 
 考えてみてください。

もし自分が、将来、食べられなくなったときそういう状況を望みますか?
 
 食欲は、3大本能の一つです。食べられなくなったら、動物、生物としての終わりではないのでしょうか?
 その、生き物としての終わりを無理やり医学という科学で引き伸ばしてもいいものなのか?
 胃ろうからfeedingされているひとに人間としての尊厳は感じられません。
 もっと考える必要があるのではないでしょうか?

 入院費、人件費も余計にかかります。
 アメリカでは、認知症患者の胃ろうは造らないそうです。
 その辺は、もっとアメリカに学んだ方がよさそうです。

            お知らせ               

          身体セラピー講座

           を開催します。

 日時:

 第4回9月5日(土)13時00分~14時30分    
 第5回10月3日(土)13時00分~14時30分 

 会場:新大阪   KOKO PLAZA 7階企画制作室  
http://www.kokoplaza.net/access/index.html

申込み:
http://www.naemoon.com/mail/index.html
office-satsuki33@ezweb.ne.jp
携帯:090-1228-0013

電話または Eメールで申込み下さい。(平日10時~18時)

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