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2009.06.02 07:09 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  Dr.K  | 推薦数 : 1

医療クラーク

 去年の4月から救急、電子カルテ導入等の条件をクリアすれば、入院患者さんから医療クラークの加算をとれるようになり、当院でも早々にこのクラークを採用し、私にも専属のクラークが付き早1年が経過しました。
 医療クラークといえば判りにくいですが、一般の企業の秘書と考えてもらえばいいと思います。
 仕事は、医師の仕事の事務的な補助です。しかし、現状はほとんどは医療に素人の人が採用されるのでゼロから仕事を教えていかなければなりません。
 最初は大変でしたが、漸く仕事内容もわかりだし現在はすごく重宝しています。
 医師の仕事は、患者を診察して治療するだけではありません。
 何か侵襲的な検査をするときには、その都度その説明、同意書が必要です。またその検査をオーダーしなければなりません。家族に説明をすれば、インフォームドコンセント(IC)が必要で、その内容も文書にして渡します。他院に紹介を求められれば、紹介状や診療情報提供書を書く必要、検査データ、画像コピーも必要です。
 外来の最中に入院が決まれば、入院治療計画書、手術が必要になれば、手術、麻酔のIC,同意書、退院すれば医療保険のための入院証明書の記載などなど、実は医者の世界は書類だらけです。
 クラークが来てくれるまでは、診療時間の大半を書類の記載で奪われていました。
 それが、現在は書類関係は、もちろん目を通してチェック、サインは必要ですが、記載はほとんどクラークさんがやってくれています。
 その空いた時間を本来の医療に専念できます。
 厚労省の医療対策はいろいろ現場に則さず問題がありますが、この医療クラークの導入は大ヒットです。
 ただ、友人に聞けば国公立の病院ではこの制度はほとんど機能していないそうです。

 もっと、医療機関への導入の制限を緩和してkラークの採用の門戸を拡げてもらえば、医師の負担が減ること間違いなしです。

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