熱力学の法則の第1は、エネルギー保存の法則。第2はエントロピーの法則です。
いろいろなところで、この二つのことは絶対定理として活用されています。
が、但し書きがあるのです。
『閉鎖系』ということが前提なのです。分かり易く言えば、試験管、実験室の中ではということです。
この宇宙は、現在も膨張しているといわれていますから、どう考えても閉鎖系ではありません。
従って、熱力学の第1法則も、第2法則も成り立たないのです。
科学、特に物理学は絶対と思っている現代人がほとんどですが、日常のある現象を数学的に表現することがある意味、科学です。
マクロの物理学の王道である、相対性理論と、ミクロの物理の王様の量子力学は相容れないものなのです。どちらもどちらを何故か説明できません。それをマッチさせようとしてヒモ理論とかがありますが、いまだ明確に説明はできていません。
人間の関心の度合いが増すにつれて、ミクロもマクロも視野が拡がり、従来の数式では言い表せなくなってきたのです。
この宇宙は、数学で表現出来ない現象は山ほどあります。
風の動きを数式化できるでしょうか?
沸騰する泡のでる場所を特定できるでしょうか?
テクノロジーとか言われても、日常の茶飯事ですら数式化できないことが沢山あるのです。
今や、気功といえば、誰もそんなものは存在しないとは言いませんが、その気は、現代科学では説明できません。数式化できないからです。
一体この世界の科学とは何なのでしょうか?
科学とは、身の周りの現象を数式化できたものを扱っています。
が、この世界は数式化できないものの方がはるかに多いのです!
心臓の細胞がひとつひとつペーシング機能を持っています。約1万個あるそうです。そのおのおのの細胞が勝手にペーシングしていたら心臓はシステムとして機能しません。1万個もの細胞がシンクロニー、同期してはじめて心臓は、臓器として機能を発揮するのです。
この同期という現象は、エントロピーの法則の逆です。人体の中ですらこのようなことが起こっています。
閉鎖系以外の世界では、何が起こるか予測不可能なのです。
ということは、私たちは、ほとんど無知だということです。
そのことをまず知る必要があります。
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