何気なく使っている言葉。その言葉が、私たちを創り出していると言われたら、大抵の人はそんな馬鹿なと思うと思います。
本来、言葉は単なるシンボルでした。それが、長い年月をかけて、シンボル以上のものとなり、あらゆる情報をやりとりする手段となりました。
しかしながら、例えば赤という言葉について考えてみますと、赤には単一の意味はないのです。赤という言葉には、以前は共産党という意味があったり、人によっては血を連想するかもしれないし、太陽を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、文字(シンボル)としては赤です。
つまり、自分が思って発している赤の意味を相手が同じように受け取っているとは限りません。だから、自分の外に発する言葉使いには十分な注意が必要だし、確認が必要です。
もうひとつ、言葉には深い意味があります。自分達の意識、思いも言葉にして始めて表面化してくるということです。つまり、言葉には意識をプログラムする力があるのです。従って、内なる言葉使いにも十分な注意が必要となるのです。
言葉使いには注意しましょうと、昔から言われています。それには深い深い意味があるのです。
自分という存在は、自分が内なるあるいは外に対して発する言葉通りの自分になります。
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