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2008.04.30 13:37 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 1

リビング・ウイル(生前の意思表示)

「後期高齢者(長寿)医療制度で、終末期医療におけるリビング・ウイル(生前の意思表示)作成が診療報酬化されたことについて、日本ALS協会(橋本操会長)は24日、「患者本人が意図しない意思表示を迫られる恐れがある」として見直しを求める見解を公表した。
 報酬化は終末期と診断された75歳以上の患者らが医療チームと話し合い、治療方針や延命治療の希望の有無などを文書や映像にまとめると、診療報酬200点(2000円)が算定される。」

 自分の最後を決める(決めさせられる)と病院がもうかる仕組みです(週刊ポストは医師がもうかると見出しで書いていました)。
 当然、病院側は診療報酬をもらうため積極的にリビング・ウィルを文書化していくでしょう。
 でも、これは本人からの意思表示ではなくなり、おしきせになってしまう恐れがあります。命も(正当な)お金儲けの手段になるとは世も末です。
 もちろん、政府は余分な医療費を削減する目的でこのような無神経な事案を決めたのでしょう。
 後期高齢者という言葉自体変ないいかたです。
 国民、お年寄りの尊厳を無視した高圧的な態度のなせる業でしょう。
 財政を気にするなら、他に削減できること、削減できるところは沢山、山ほどあります。
 医療を目の敵にすると、墓穴をほることがわかっていません。
 政府の政策で、現実、現場の医療は崩壊しつつあるのに、その実態が彼らにはわかっていません。
 彼らの多くは、仮に病気になっても特定の医療機関のVIPルームで、VIP待遇しか受けませんから現実を知らないのです。
 日本の医療は、決して国民皆保険で平等なのではありません。
 裕福な人はプラスαの待遇を受けているのです。
 明らかに差別があります。

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2008.04.22 05:48 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 1

Sicko 2

 先週の続きです。
 イギリスでは、医師は公務員だそうです。あるひとりの医師がインタビューされました。その前に彼の日常生活が紹介されました。顔つきは穏和です。
 高級外車を乗り回し、3階建ての一軒家に住み家族と楽しく暮らしていました。なんと、年収は2000万円ちょっとです。日本でもそれくらいの稼ぎのある医師を私は何人も知っていますが、全然暮らし振りが違います。
 イギリスの彼はすごく優雅です。お国柄もあるのでしょうが、マクドナルドのハンバーガーが1000円以上もする物価高のイギリスでそのような暮らしをされていました。
 インタビューをした監督のマイケルさんも驚ろいていました。
 イギリスの彼にはこころに余裕があるのだろうと思います。日本のようにあくせくしていません。患者さんもこころ豊そうです。
 豊なこころが豊かな生活を生むのだなあと思います。
 豊かさは、決して、お金だけの問題ではありません。
 また、自分の受け持ち患者の生活習慣病や、喫煙習慣を減らすとその分昇給するのだそうです。人の役、世の中の役にたって、それが自分に還元される制度は素晴らしいですね。

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2008.04.15 07:06 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 0

Siccko

 マイケル・ムーア監督の映画シッコを見ました。
 アメリカの医療体制のドキュメンタリー映画です。あの経済大国アメリカの5000万人、つまり6人に一人は無保険です。アメリカは国民皆保険ではないのです。皆保険は社会主義だと政治家達が国民を洗脳して正当化しています。そして、医療費がバカ高いのです。日本の医療から考えると10倍から100倍です。だから、保険が有効になります。高すぎて自費では医療を受けられません。しかし、保険会社が凄い権力を持っていて、弱者の味方ではないのです。
 例えば、保険に入っていても、交通事故で意識不明で救急車で病院に運ばれたにも関わらず、事前に連絡がなかったからと保険が下りないというケースが紹介されていました。他に22歳の子宮頚がんの女性は、そんな若さで子宮頚がんは考えられないと保険は下りませんでした。
 アメリカでは、病院にかかる前に保険会社に病院にかかっていいかどうか尋ねる必要があるのです。
 その一方で、911の実行犯だと言われている犯人が刑務所で手厚い医療を受けている現実も見せてくれました。自国民に厳しく外人(犯罪者)に優しいのです。
 その一方で、カナダ、イギリス、フランスは国民が無料で医療を受けられるそうです。カナダでは、医療を無料で受けられるため偽装結婚が流行っており、アメリカ人にカナダ人の結婚相手を紹介するサイトまであります。
 アメリカの破産の一番は、クレジットで、その次ぎが医療費破産だそうです。
 正に、アメリカは尊い命が商品になっているのです。
映画の最後の方で、医療費を払えない入院患者が病院からタクシーで追い出され救援施設の前に捨て去られる場面がありました。
 商品価値がないから捨てられるのです。
 このアメリカの医療制度はニクソン大統領時代にできたそうです。
 命を商品と思いお金もうけの対象としたところに大きな問題があります。
 日本もアメリカ絶対思考がありますから要注意です。
 自分の目の前に病人が来て、その人がお金が払えないからと見捨てて治療をしないなら、その人はもはや医者でもなんでもありません。

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2008.04.08 07:35 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 1

胆嚢摘出術

 ついこないだまで、胆嚢摘出はお腹を10~15cm位切って、胆嚢を根部(胆嚢管)で切って摘出していました。

 腹腔鏡という概念が導入され、テレビモニターを見ながら5~12mmの穴をお腹に3~4カ所開けて鉗子を使いながら胆嚢を摘出するようになり、その術式がいまやスタンダードになっています。
 最初、手で食べ物を直に食べていたのが、箸を使って食べるようになったと思ってください。はじめて箸を使って食べるときは感覚がわからないため凄く難しいです。幼児の食事のことを考えれば分かり易いと思います。最初は難しくても、慣れれば自然に食べられるようになります。
 腹腔鏡による胆嚢摘出術も同じです。要は慣れです。
 その慣れから、一部の施設では、胃、大腸、肝臓に至るまで腹腔鏡による手術をしています。お腹を切らないが売り言葉ですが、最初に言ったようにお腹は何カ所も切るのです。胃、大腸の手術では5cm以上お腹を最後に切って取った臓器を取り出します。
最後に切るのなら、あともう5cm切れば最初から開腹手術が出来るのにと私などは思ってしまいます。
 例えば、胃がんの手術は開腹で2時間ですむのが、腹腔鏡では5~7時間かかります。それだけ麻酔による注射薬、ガスを余計に使うのです。それが、本当に体に優しいのかどうか私にはわかりません。

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2008.04.01 06:43 |   |  Dr.K  | 推薦数 : 0

こころ

  こころは目に見えません。だから、いろいろ想像したり複雑だと思ったりします。しかし、いろいろな人の悩み、相談を聞いたり、見たりするとそんなに複雑でもなく、パターンがあるのがわかります。
 消化器外科で、お腹の手術をしています。顔つき、体つきは違っていても、それこそ一皮剥くと、臓器、血管、神経など、あるべき場所にちゃんとあります。一皮剥けば皆解剖は同じなのです(もちろん、例外もあります)。
 ならば、こころも元は同じはずです。ひとは皆初めはひとつの受精細胞からできるのですから。
 見えないからいろいろ創造して自ら複雑にしている部分もあります。
 実は、皆、似たような悩みを持っており、不安、心配をしているのです。それが、目に見えないから、わからないから自分が特別と思うだけで、それがもし、目でみえれば、からだの解剖と同じようにこころの解剖も皆同じようなものなのだと思います。
      

 

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               ~Body,Heart&Energy~


先日第1回を終えました。20代~70代の8名の皆さまとお話しができ心から感謝しております。今後も健やかな生き方の智慧についてお話したいと思います。


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講 師:西野皐月○ (エナジーコンシェルジェ) 、Dr.健 (外科医)
内 容:身体と心(魂)とエネルギーのお話し会
場 所:ウィルあいち 3階会議室1
定 員:20名 (只今8名の申込みがあります。)
主 催:オフィスSatsuki
申込み:mirai-zitugen@ezweb.ne.jp Tel:090-6202-2455(音羽)

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