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先日、2週間で5つの回盲部切除という手術をしました。
回盲部切除とは、小腸の後半の回腸の一部と、盲腸、上行結腸の一部を切除する手術です。
よく、盲腸、盲腸といいますが、医学的には虫垂が正しく、盲腸とは別の臓器です。大腸が盲端になっているから盲腸と呼び、その先端に虫垂があります。虫垂は腸扁桃と呼ばれ感染防御を担っているのですが、はっきりとした役割はわかっていません。虫垂炎も初期なら保存的(抗生剤投与)に治る事が多いのですが、それを過ぎると外科的処置、つまり手術が必要になります。虫垂炎の手術は、普通は虫垂の根部(根もと)で虫垂を切除して終わります。しかし、炎症がひどいと、破れたり、周囲の組織、つまり盲腸と回腸に炎症が及んで塊を作りますから回盲部切除が必要になるのです。ただ、そこまで進んだひどい症例はほとんどいないのですが、今回は、3人続けて回盲部切除をせざる終えない症例でした。上行結腸癌の人が二人おられ、計5人の回盲部切除となったわけです。癌の場合は、リンパ節郭清をするため切除範囲が虫垂炎の時と異なり広くなりますが、術式としては同じものになります。切除範囲が異なるので保険点数は癌のほうが高いのですが、術野が癌のほうが広く切除する分、広いので、手術時間は逆に癌のほうが早く、炎症がひどい虫垂炎のほうが時間がかかります。
医者人生でこんな短期間に同じ術式の手術をしたのは初めてでした。
お知らせ
来年から、本格的に講演活動を行っていきます。
まずは、第一弾をお知らせします。
興味のある方は是非おいで下さい。
○健やかな身体づくり ○半日セミナー
講師:鷺坂昌美(治療師)、西野皐月○(エナジーコンシェルジェ)、Dr.K(外科医)
日時:2008年2月11日(祝)午後13時30分~16時30分。
場所:京都国際交流会館3階研修室
定員:50名
主催:オフィスSatsuki
申込み:mirai-zitugen@ezweb.ne.jp Tel090-6202-2455(音羽)