人には意識があります(意識が内か外にあるかはべつとして)。では、からだには?以前書いたように素粒子にも意識、知識があるのならば、人体で考えると、当然その集合体である細胞、そのまた集合体である臓器、からだにも意識があることになります。
医師として、日々患者さんに接しています。人対人の関係が成り立ちます。こころの交流までできればいいのですが、なかなかそこまでの関係にいく患者さんは少ないです。外科の場合、手術をしますが、その患者さん(オペ患といいます)でも、すべてお任せしますと言われながらこころは任せておられない方が多いです(笑)。明らかに身も心も任せてもらった方が手術、術後はうまく経過します。
最近、からだの意識にも注意しながら手術をしています。「からださん、よろしくね」という意味の言葉で心の中で挨拶し、からだに敬意を表し、良くなることを祈りながら(声に出して言うとただの変な人とスタッフに思われてしまいます)手術をしています。ラリー・ドッシーというアメリカの内科医が祈りの効果について詳しく過去の文献を調べあげて著書を何冊も出されています。それによると、明らかに祈りの効果はあるのだそうです。
第三者が、良くなって欲しい、健康な体に戻って欲しいと思うのは、一種の祈りだと思います。そう思いながら手術をすると、どうも治癒が早く、合併症も少ないようです。
細胞、臓器も意識があるなら、仲良くすればそれを感じて協力をしてくれるのは当たり前かもしれません。逆に、乱暴に扱えば、反発をくらうのは当然と言えるでしょう。
その辺のこと(からだの意識)をわかっている人は、医師を含めて極めて少ないだろうと思います。そして、もし、そのことを、科学的に証明できれば(極めて難しいとは思いますが)、随分と医療は変わってくるだろうと思います(科学盲信者ばかりですから、証明しないと誰も実践してくれません)。
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