世の中はすべて微妙なバランスで成立しています。宇宙も、地球もそして、人体もです。
体(こころも)のバランスがとれていたら健康です。健康ではない(そのことを病気というのであれば)時は、体のバランスが崩れたきたというお知らせです。そのお知らせに気づいて対処すれば元通り健康になります。人体にはホメオスターシス(恒常性)といってバランスをとる自動システムが内蔵されています。従って、本来は早期に対処すれば自動的に元の状態に戻るのです。でも、それに気づかず、手遅れになる(恒常性が崩れる)と他の助け(例えばお医者さん)を必要とし、時には手術をしなければならないこともあります。
がんも本来は自分自身です。異物ではありません。毎日何万個もがん細胞はできていますが、免疫機能でそれら処理しているので発症には至りません。人体には約60兆個の細胞があり、それらが緊密に連絡をとりながらこの人体という組織(システム)を動かしています。時にははみ出しモノもでてきます。そのひとつががんです。そして、その連絡が何らかの原因(主にストレス)で崩れるとがんが大きくなってきます。それでも、そのことに気づきバランスを戻そうとすれば、自然治癒という形でがんが治ることがあります。まだ、その頻度は少ないのですが自然治癒もするよと教えてくれているのだろうと思います。その自然治癒した人達の共通項は“生き方を改める”です。それまでの生き方で体のバランスが崩れたのですからそのバランスを戻すためにはそれまでと生き方を変えないとバランスが元に戻るはずがありません。当たり前のことです。
しかしながら、病院に来られるがん患者さんはそのことに気づいておられません。そのことを指摘してもなかなか聞き入れてくれません。意識を変えることができればがんは治る可能性が十分あるのではないかと思います。
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気を病むと書いて病気といいます。
面白いのは、英語で病気のことをdiseaseといいます。disは否定語。easeは気楽、安心、くつろぐ、落ち着くという名詞及び動詞です。緊張したときにeasy,easyと声かけしたりしますが、easyはeaseの形容詞です。気楽にとか、固くならないで、くつろいでという意味です。
つまり、日本語も英語も元気な気分を病んでいる状態を病気と言うのです。そんな時はeasyにしていれば治るのです。それを、目の敵のように闘病してしまうからすんなり治らなかったり、こじれたりするのです。
例えば、風邪をひくと体はだるいし、咳はでるし、熱もでて一見大変です。しかし、体は病原菌(ウィルスですが)を排除しようと防衛反応をしているだけです。それを自然なことと受け入れればそのうち治るのに色々薬を使って防衛反応の邪魔をしています。
生体には素晴らしい修復機能が備わっています。それを信じて任せれば体はきちんと治るようにできています。
Take it easy! です。
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癌の治療には、大体、手術療法、放射線療法、薬物療法、代替療法、統合療法、民間療法があります。現在、日本で受けることの出来る治療は、上記の最初の3つで、残りはごくごく限られた病院、医院等でしか受けることは出来ません。
現代は、西洋医学以外に対しては、科学に対してと同じようにものすごく不信感をもつような雰囲気があります。その中で、帯津さん、安保さん、新谷さんといった医師の方々が西洋医学以外での癌の対処法をそれぞれの自説で説かれています。
実際、早期の癌は、手術で完治することが多いです。しかしながら、進行癌は肉眼的に癌が取れても、完治することはまずなく、大抵は再発し、癌死されます。つまり、今の西洋医学は進行癌の治療に対しては極めて無力です。いろいろ、学会で最新の癌の治療法の研究発表がありますが、20年以上医者をやってきて、結局、癌の治療法はほとんど変化していないというのが実状だと実感します。ということは、癌に対する西洋医学のアプローチの仕方そのものが違うのかもしれません。
ある意味、進行癌になるまでわからない、見つからないということ自体がその人の運命、人生なのかも知れません。
上記3人の医師の主張に共通することがあります。それは、“生き方を変える”ということです。自分の生き方を思い返してみて、その生き方を変えることのできる柔軟さ、素直さが持てる人は、自分の癌から解き放たれることができるのかもしれません。
癌は自分自身です。異物でも他人でもありません。
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人には意識があります(意識が内か外にあるかはべつとして)。では、からだには?以前書いたように素粒子にも意識、知識があるのならば、人体で考えると、当然その集合体である細胞、そのまた集合体である臓器、からだにも意識があることになります。
医師として、日々患者さんに接しています。人対人の関係が成り立ちます。こころの交流までできればいいのですが、なかなかそこまでの関係にいく患者さんは少ないです。外科の場合、手術をしますが、その患者さん(オペ患といいます)でも、すべてお任せしますと言われながらこころは任せておられない方が多いです(笑)。明らかに身も心も任せてもらった方が手術、術後はうまく経過します。
最近、からだの意識にも注意しながら手術をしています。「からださん、よろしくね」という意味の言葉で心の中で挨拶し、からだに敬意を表し、良くなることを祈りながら(声に出して言うとただの変な人とスタッフに思われてしまいます)手術をしています。ラリー・ドッシーというアメリカの内科医が祈りの効果について詳しく過去の文献を調べあげて著書を何冊も出されています。それによると、明らかに祈りの効果はあるのだそうです。
第三者が、良くなって欲しい、健康な体に戻って欲しいと思うのは、一種の祈りだと思います。そう思いながら手術をすると、どうも治癒が早く、合併症も少ないようです。
細胞、臓器も意識があるなら、仲良くすればそれを感じて協力をしてくれるのは当たり前かもしれません。逆に、乱暴に扱えば、反発をくらうのは当然と言えるでしょう。
その辺のこと(からだの意識)をわかっている人は、医師を含めて極めて少ないだろうと思います。そして、もし、そのことを、科学的に証明できれば(極めて難しいとは思いますが)、随分と医療は変わってくるだろうと思います(科学盲信者ばかりですから、証明しないと誰も実践してくれません)。
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