世の中、いろんな資格があります。国家資格から、地方資格、法人資格、その他いろいろ。もちろん、国家資格は破れば罰せられます。しかし、法人資格は破っても、最悪除名になるだけで、罰せられることはありません(法律を犯さない限り)。
医者の世界も、医師という国家資格から、専門医制度という法人資格までいろいろあります。大抵の医者は専門医制度の中で資格を取るべく日夜努力しています。始めの導入のふれ込みは、診療報酬に反映され、資格化により医者の世界も差別化、選別化される方向に進むから資格をとりなさいという主旨でした。皆、それに乗って資格を取ろうと努力しました(もちろん、私も)。しかし、診療報酬に全く反映されず、給料にもほとんど影響なく、唯一あるのは、学会の資金集めの大きな一手段となっているという現実です。
あとは、病院が医者を採用する際に、資格の有無を基準に選べることと、有資格者がいることで学会の認定施設となり、病院の箔がつくことです。
世の中のブランド志向と似ていて、現状の専門医制度は中身が伴っていない気がします。
肩書きに惑わされないようにしましょう。大臣といえども、人格者であるとは限らないし、専門医と言えども、いい医者とは限りません。
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