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学会で出張するときは、術後に合併症が起こったときに出張中は対応できないので、その前約1週間は直接の手術(執刀)はしないようにいつも調整しています。
学会から戻って、久しぶりに手術をしました。順調に手術も終わって患者さんは部屋に帰り、3時間くらい経過していきなり70位あった脈が20~30に低下してしまい、あわてて(心臓が停まったら大変ですから)処置をし、3時間くらいバタバタしてやっと脈は落ち着きました。その2日後、やはり順調に手術が終わりかけ、お腹を閉じてる最中に今度は本当に心臓が停まってしまいました。心マッサージ、カウンターショックを何回もして約10分後、その患者さんは戻ってこられました。まさに生と死の緊迫したドラマです。その後、患者さんは意識障害もなく、麻酔から醒めて意識が出たときに、思わず「お帰りなさい」といってしまいました。その後の経過は極めて順調で夜にはベッドに腰掛けて手術を受けてない程楽ですと言って頂きひと安心。
実は、学会前に自転車同志の事故で左手を怪我しました。そして、手術をする3~4日前にバイクにあわや轢かれそうになりました。何事もなかったので軽く気をつけよう位にしか考えていませんでした。そして、今回のガツンです。
この一連のことを考えるとどうも、もっと命の尊さ、大切さ、医療の厳しさを自覚しなさいというメッセージではないかと気づきました。
改めて日々精進します。身をもって(命をかけて)教えて下さった患者さん(本人は意識されてませんが)には感謝しています。