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2007.04.24 10:11 |  診療  |  Dr.K  | 推薦数 : 5

最期

  人は皆いつか最期の時を迎えます。そして、ほとんどの人は病院でその最期の時を迎えます。その最期の時をどのように迎えるかで御本人はもちろん、家族の気持ちも決まってきます。また、御本人の一生もある意味決まります。よく、オセロに喩えられますが、最後の最後にコマが自分色になれば、その人生は○です。しかしながら、それまでどんなに楽しい人生をおくってきても最後にコマが自分色にならないと無念が残ると思います(御本人も家族の方も)。無念が残らないように最期の時の前にどのような終わり方にするかを御本人は十分家族、主治医と相談しておく必要があります。延命はしたくない方がほとんどですが、では延命とは何か考えたことがあるでしょうか?イメージとして人工呼吸器に繋がれて生かされるのを延命処置と思っておられませんか?その前の段階で、食事がとれなくなったらどうするのかを考えておく必要があります。今はほとんどの病院でそういうときには経腸栄養や、高カロリー輸液や胃瘻(PEG)造設を行います。それだけで何年も生存される方がおられます。そういう人生も選べます。
 御本人、家族のかたになるべく悔いの残らない安らかな最期の時をお迎えになっって頂きたいと思います。そのために、どのような最期を迎えたいのかをじっくりと健康な時に考えて、家族の方と相談して、その考えが実践されるような手段をとっておかれれば良いと思います。もっと自分の最期の時の事を意識しましょう。
 人生の一番最大のビッグイヴェントなんですから。

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