人は皆いつか最期の時を迎えます。そして、ほとんどの人は病院でその最期の時を迎えます。その最期の時をどのように迎えるかで御本人はもちろん、家族の気持ちも決まってきます。また、御本人の一生もある意味決まります。よく、オセロに喩えられますが、最後の最後にコマが自分色になれば、その人生は○です。しかしながら、それまでどんなに楽しい人生をおくってきても最後にコマが自分色にならないと無念が残ると思います(御本人も家族の方も)。無念が残らないように最期の時の前にどのような終わり方にするかを御本人は十分家族、主治医と相談しておく必要があります。延命はしたくない方がほとんどですが、では延命とは何か考えたことがあるでしょうか?イメージとして人工呼吸器に繋がれて生かされるのを延命処置と思っておられませんか?その前の段階で、食事がとれなくなったらどうするのかを考えておく必要があります。今はほとんどの病院でそういうときには経腸栄養や、高カロリー輸液や胃瘻(PEG)造設を行います。それだけで何年も生存される方がおられます。そういう人生も選べます。
御本人、家族のかたになるべく悔いの残らない安らかな最期の時をお迎えになっって頂きたいと思います。そのために、どのような最期を迎えたいのかをじっくりと健康な時に考えて、家族の方と相談して、その考えが実践されるような手段をとっておかれれば良いと思います。もっと自分の最期の時の事を意識しましょう。
人生の一番最大のビッグイヴェントなんですから。
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中規模病院以下の1番のメリットは、とにかく小回りがきくということです。また、医者同士の横の繋がりも比較的に強く(医者の人数がそんなに多くないので)専門外の病気もすぐにコンサルトできます(大病院は科によって派閥のあるところがあり他科の医者と口もきかないという話を聞いたことがあります)。病院管理者も病院全体に目が届き易いので問題点、改善点にすぐに着目でき、職員数も大病院ほど多くないため伝達、指示も全員に行渡ります。患者数も大病院に比べて入院、外来ともに少なく、検査、処置、手術もより迅速に行えます。また、退院後のフォローアップも最後まで行えます。経営努力も並大抵ではありませんから病院のハード、ソフト面でも進んでいることが多いと思います。
上記以外にもメリットはまだあると思いますが今ざっと考えただけでもこれだけあります。
もちろん、医者も人間ですから優秀な人は限られています(どこの分野も一緒と思います)。問題のある医者はどこの病院でもいないわけじゃありません。でも、多くのほとんどの医者は職業意識に燃え日夜真面目に働いているということを理解して下さい。極一部の問題のある医者の態度、行為でその他大勢の善なる医者、その医者がいる病院を誤解しないで下さい。
あとは相性が合うかどうかという問題は残ります。この問題はどこの世界にも通じるものです。大病院、中規模病院という範疇の範囲外の問題だろうと思います。この世では、自分がちゃんとした人生を生きていれば、ちゃんとしたその人に丁度いい、良い人に出会えるのだと思います。
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ほとんどの患者さんは病気になったら、病院に行きます。しかも、大きな病院を好んで行かれます。大きいことはいいことだ(スミマセン、古いギャグです)とばかりに大病院志向があります。
前も書きましたが結局はどの病院かじゃなくてどの医者かにつきます(これもお互いに呼び合っているという意見もありますが)。大病院(国公立病院など、ベッド数が500床位かそれ以上をそう呼ぶ事にします)と同レベルの最新医療機器は今はほとんどの病院に備わっています。専門家が多いのがメリットでしょうか。でも、担当医が必要を認めないと専門家には紹介しません。仮に手術を受けるとして、私の住んでる近くの某がんセンターは1~2ヶ月待たされます。がんはどんどんその間に進行してしまいます。予約待ちの患者さんが多いのでスケジュール上どうすることもできません。黙って待つか、他のもっと早く手術をしてくれる病院に行くかどちらかです。あと、これは余り知られていないと思いますが、そういう病院は術後のフォローが十分できません(患者さんが多すぎるため)。再発したら他の病院を紹介しましょうと言われることが結構あります(当病院に大病院から紹介されてこられた再発患者さんが結構おられます)。
私見を言えば、大病院より中規模以下の病院のほうがお薦めです。理由はまた次回書きます。
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