最近は医療機器が日進月歩で発達しています。MRI、ヘリカルCTとかには凄い機能があります。例えば、以前はCTは体を輪切りにしか検査できなかったのが今は縦切りができます。しかし、それに伴って若いお医者さんは器械に頼って患者さんに触らない人が増えているような気がします。昔からの、視診、聴診、触診という見て、聞いて、触る医術の基本がおろそかにされている気がします。例えば、お腹の緊急の外科手術を決める大きな決めては触診です。お腹を触ってその感じで手術を決めます。客観性は乏しいですがいろいろな検査より余程確実に診断できることが多いと思います。手当てと言われるように、まず手当てから医療ははじまると痛感します。
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今、病気を予防することに政府は力をいれていて民間も検診センター設置などにやっきになっています。
しかし、体に本当に自信のある人は検診すらもしないでしょう。かりに、病気になっても自力でいつのまにか治してしまうでしょう。仮に癌になっても本人は癌とわからないから、知らない内に治っているかも知れません。病院に行かないからその辺のところは全くわかりません。世の中が、国が、自分が病気をあおってつくり、病人をどんどん造っている気がしないでもありません。例えば、うつ病について考えれば、誰も皆多少なりに落ち込むこともあります。そのうちに時間がたてばよくなるものを、病院に行ってうつ病と診断され、本人もその気になってますます落ち込むというケースが考えられます。また、ある程度以上進行した癌は現代の西洋医学ではまず根治できません。自力で何とかするしか治る道はないのです。もっと自分の中の秘められた治癒力を信じて利用したいものです。病院に行くと病気が治らずに、逆に病院に行かなければ病気が治るということもあるかもしれません(これはあくまで極論ですから、少しでも心配があるときはすぐに病院にいってお医者さんと相談して下さい。それこそ、手遅れになることもありえますから)。
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ほんの10年位前までは癌の時に、ほとんどの場合本人に告知(病名を告げる)はしませんでした。うその病名を告げて、しかし治療は癌の治療をしていました。多くの患者さんは気付いておられたと思います。癌病棟に入って癌の治療を(あなたは、癌じゃないよといいながら)するんですから。最近はほぼ全員に告知します。告知して治療する方が医療関係者にとっては治療しやすいです。うそをつく必要がないですから。しかし、ある程度進んだ癌はどんな治療をしても現代の西洋医学では治ることは稀です。いろいろ新しい治療法、治療薬がでていますが完治は困難です。まだ、患者さんはもちろん、皆の中に癌は治らないという固定観念があるのが癌が治らない大きな要因の一つではないかと最近は思っています。皆が癌は治ると思い始めたら癌は治るようになるかもしれません。人は昔空を飛ぶことはできませんでした。そんなの不可能だと皆が信じていました。しかし、鳥のように空を飛びたいという人の情熱、想いが叶い今は道具を使って人は空を飛ぶことが可能になっています。癌に対しても同じことが将来起こっても不思議はないと思います。まずは、癌に対してばかりでなく、現在常識と思われていることが本当に正しいことなのかどうか、絶対の真理なのか個々の人が自分の意識改革をしていかないといけません。
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