わたしの周りにはお医者さんがいっぱいいます。その一人が悩んでいます、というか落ち込んでいます。若い難病の患者さんを受け持っていて一生懸命昼も夜も診ていたのですが緊急手術が必要になり、その患者さんを他の病院に転送しその病院で患者さんはすぐに手術を受けられたのですが残念ながら亡くなられてしまいました。そのお医者さんは患者さんが不幸な転帰をとられたことにすごくショックを受けていました。後日その患者さんの親御さんから手紙がきたそうです。てっきり感謝の手紙だろうと手紙を開封したところ何と医療に対する質問状でした。精一杯診療したのに、何故だろうと落ち込んでいます。親御さんからすれば、もう少し何とかしとけば最悪の事態は防げたんじゃないかという気持ちでいっぱいなのでしょう。なんで、死ななければいけないんだという怒りの気持ちもあるのかも知れません。その感情の余り、主治医に手紙を書かれたんだろうと思います。お医者さん、親御さんどちらの人も可哀想です。それほど人の死というのは回りの人に衝撃を与えます。特に若い人の場合は。お医者さんは日常診療のなかで常に死と隣り合わせにいますからつくづく大変だなあと思います。
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