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内癰のひとつで肺癰についてをまとめてみる。 腸癰同様膿の有無の鑑別とそれぞれの治療法があるはずと考え精読した。 肺癰で関連した篇と条文は肺痿肺癰咳嗽上気病、婦人雑病の一部。ここを参考にした。 肺癰の成因を見ると肺痿肺癰咳嗽上気病の2条を参考にざっくり解釈すると以下の通り。 1)肺癰の前段階。外感病がやってきた 寸口は微(風が衛分に入った)数(営分で化熱)脈。呼気(衛分ジャマして宣散不利)、吸気(営分が化熱して恐らく心下に化熱。これは覚え易いように私見。)出来ない。 2)肺へ邪が深入 風が皮毛をきずつけ熱が血脈を傷つけ風が肺に宿る 3)いよいよ肺膿完成 熱が通った場所に血が凝滞して癰膿を作る。完成型は脈実で滑数脈。症状は咳、干燥、喘満喉が乾燥するが口渇はない。咳と(微)熱と多くの唾涎沫を出すが時々悪寒。煩満することあり。粥のような吐物。 別の角度から婦人雑病から引用した肺癰の出来型は、月経が中断してそれが長く続き血が冷えて積結して胞門(子宮)を寒が破り経絡を凝堅して上焦ならば涎唾して肺癰となる。とある。 これらから分かることは3つ。ひとつはどこからが肺癰に膿が出来たと解釈するか難しい。だから逆にプレ肺癰段階から肺癰になるまでの段階を記述したのだろう。 もうひとつは寒熱どちらが原因でもなり得るということ。 さらに、成因は内生外感どちらもなりうるということ。 最後に肺癰の治療法を列挙する。 方剤、構成生薬と症状(上記に挙げた症状に加える)は以下の通り。 亭歴大棗瀉肺湯(葶藶子、大棗) 肺癰で苦しくて臥することができない 桔梗湯(桔梗、甘草)肺癰が長期に及び胸満症状合併 桔梗白散(桔梗、貝母、巴豆)肺癰が長期に及び胸満症状合併。ただ生薬内容はスパルタ。 葦茎湯(葦茎、薏苡仁、桃仁、冬瓜子) 胸部の不快感
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