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日本人が一度に3名もノーベル賞を受賞されました。おめでとうございます。受賞者の方は昨夜の取材、そしてたぶん夜通しのお祝い電話、メールなど、そして今朝も早くから取材と寝る時間がなかったのではないかと思います。お疲れでしょう。

子供のころはノーベル賞受賞者は僕にとって(僕に限らないと思いますが)国民的ヒーローであり、受賞者のお名前はしっかり記憶していたものですが、大人になり感受性が乏しくなったせいもあるのか、すべての人を思い出せ、と言われても思い出せず、またその受賞理由は、と言われれば、初めから知りもしない、という情けない状況ですので、本日は良い機会だと思い、調べてみました。

 

湯川秀樹 物理学賞 1949年 陽子と中性子との間に作用する核力を媒介するものとして中間子の存在を予想

朝永振一郎 物理学賞 1965年 量子電気力学分野での基礎的研究(※くりこみ理論)

川端康成 文学賞 1968年 日本人の心情の本質を描いた非常に繊細な表現による彼の叙述の卓越さに対して

江崎玲於奈 物理学賞 1973年 半導体におけるトンネル効果の実験的発見

佐藤栄作 平和賞 1974年 非核三原則の提唱

福井謙一 化学賞 1981年 化学反応過程の理論的研究(※フロンティア軌道理論)

利根川進 医学生理学賞 1987年 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明

大江健三郎 文学賞 1994年 詩的な言語を用いて現実と神話の混交する世界を創造し、窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた

白川英樹 化学賞 2000年 導電性高分子の発見と発展

野依良治 化学賞 2001年 キラル触媒による不斉反応の研究(※キラリティー・・・結合の組み換えなしには分子をそれ自身の鏡像に重ね合わせることができない性質。キラリティーがあることをキラルという。)

小柴昌俊 物理学者 2002年 天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献

田中耕一 化学賞 2002年 生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発

南部陽一郎 物理学賞 2008年 自発的対称性の破れの発見

小林誠 物理学賞 2008年 

益川敏英 物理学賞 2008年

クォークが自然界に少なくとも三世代以上ある事を予言する、対称性の破れの起源の発見(小林・益川理論)

(本日、また新たな受賞者が。。。ですので夕方の時点で追記させていただきます。)

下村脩 化学賞 2008年 緑色蛍光タンパク質GFPの発見と開発

受賞者16人の内訳は、物理学賞7人、化学賞5人、文学賞2人、平和賞と医学生理学賞が各1人ずつでした。

受賞理由は読んでもわからないものばかりでしたが、16名の方のお名前くらいは言えるようにしたいと思いました。でも忘れますので、期待しないでください。。。Θ△Θヾ

 

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2007.10.22 07:49 |  研究  |  その他(医療関連)  |  武雄ネタ  |  かいぼー  | 推薦数 : 1

経営手腕

10月20日、佐賀ニューオオタニで佐賀大学医学部循環器内科・野出教授就任5周年記念のセレモニーがありました。

野出教授が佐賀医科大学卒業生初の母校の教授になられてから5年経ちました。

その間、この循環器内科教室は驚くべき進化を遂げました。

診療・研究・教育の3本の柱すべてにおいて充実されました。

診療については開業医との直通ホットラインの開設。そしてハートセンターの開設。今後は県内の循環器疾患の医療連携の充実を計られると思います。

研究についてはこの5年間で3つの寄附講座を開設(ひとつは期限がきて終了)されました。寄附講座はひとつ持つだけでもすごいことなのに教授就任5年でこれだけの数を持つということは野出教授がいかに医療界で期待されている人かということの表れだと思います。また実地医家の医師とも研究する姿勢を常に持っておられ、これまでにも結果を出してきておられます。僕も一件お世話になりました。

教育についても、野出教授が佐賀大学医学部の教授として頑張られていることが学生にも刺激となり、また野出教室に負けないように他の教室も頑張って指導され、今年は国家試験合格率は全国一で、また他の大学は卒業生の大学に残る数が少なくて困っていますが、佐賀大学はかなりの数残ったようです。これは大学としての魅力が上がった何よりの根拠となります。

さて、この野出教室。現在、循環器部門だけで50名のスタッフを抱えています。(野出先生は腎臓部門も担当されています。)超音波技師や臨床試験コーディネーター、研究スタッフなどを循環器教室専属で持っておられます。先生の経営手腕には驚きです。

また、もちろん、人気も大変なもので、ここ2年は入局者数は7名ずつということで、若い頃はインターベンションができて厳しく指導していただけるところで仕事をしてもらう方針なので、九州一円に若手の医師を送り込み、研鑽させています。

野出先生の挨拶では、今後5年間の目標として自治体や医師会との連携を深めることも大きなテーマのひとつとして掲げられました。

現在、鹿島研究というものも進められています。ぜひ武雄も、来年から特定健診も始まる事ですし、何かテーマを持って佐賀大学循環器教室と武雄研究なるものを始めてほしいなぁ、と期待します。

野出教授と樋渡武雄市長が会うと何かがスパークするのではないか、と思うのです。お互い経営手腕のある方々ですので、両者の思惑が一致すれば大きな事ができそうな気がします。

野出教授のすごいところはこれだけできる人なのに、とても温和で僕なんかに対してもまったく威圧的なところがないことです。これには僕は本当に頭が下がります。だから、きっと僕だけでなく、みなさんが野出先生のために頑張ろう、と思うのだと思います。

これからの野出教室。ますます発展していくことと思います。このように素晴しい教室が佐賀にあることに感謝です!

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2007.07.21 07:34 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  かいぼー  | 推薦数 : 0

ホルミシス効果

昨夜、医師の勉強会で放射線ホルミシスの話を聞きました。

ホルミシスという言葉そのものを昨日初めて耳にしました。生物に対して通常有害な作用を示すものが微量であれば、逆に良い作用を示す生理的刺激作用のことだそうです。

ヒトもいろんな病気をしながら免疫を獲得して強くなっていきます。体内に寄生虫を持っているほうがアレルギーの病気に強いなどの話もあります。減感作療法も似たようなもの(?)かもしれませんね。

精神的な成長にも、多少刺激の強い人たちに触れたほうが強い人間になれると思います。

無菌状態で育つと精神的にも肉体的にも打たれ弱い人間になっちゃう。

ただし、その刺激はごく微量でないとホルミシス効果はなくて、程度を超えると身体にとってマイナスになるので難しいところです。

放射線ホルミシス効果は本当に低容量(5mSV以下)でないとダメみたいで、循環器の先生の心カテや消化器でもPTCDなどをしょっちゅうされている先生は放射線浴びすぎ、と昨日の講師の先生はおっしゃっていました。

僕は小学校入学時、上履きを口に銜(くわ)えたりしていて、それでもお腹を壊したりはしなかったので、僕にとってはホルミシス効果の範囲内だったのでしょうか!?(笑)でもピロリ菌はいるはず・・・。

子育ての時に、親から見て悪い子とは接触させないなどと隔離しようとするのは子どもにとって得策とは思えません。むしろ小さい時からいろんな人と接して免疫をつけ、かつうまく振舞えるようにしたほうがいいと思います。

大人になってからも、自分で付き合う枠を決めるでなく、いろんな人たちと付き合った方が元気を保てるかも、ですよ。でもそれもホルミシス効果が出る範囲で、ということになると難しいですね。刺激が強すぎると逆効果ですから。

ホルミシスは体内で起きる現象としてだけでなくヒトの精神的成長にもあてはまることだと思いながら話を聞いていました。

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2007.05.15 08:10 |  研究  |  生活 / くらし  |  その他(医療関連)  |  武雄ネタ  |  かいぼー  | 推薦数 : 0

リーダーの条件

昨日は佐賀大学医学部循環器内科の野出孝一教授が代表世話人を務める、あるリサーチ研究会のキックオフミーティングがありました。

野出孝一先生は僕より年は一つ上、学年は2つ上で、循環器の世界ではビッグネームのお一人になられていますが、まだまだお若い先生です。

野出先生が佐賀医科大学(現・佐賀大学医学部)に教授として赴任されて間もないころに、『更年期女性に対するブロプレスの(血圧の)降圧効果以外の効能(つまり更年期障害の改善)』について、その時に開業医で出てきていた(I先生と僕の)データをもとにたちまちいろんな考察をつけて形にして、武田製薬のリーフレットになり、日循学会にだし、ペーパーにして世界にも出しちゃいました。(実際ペーパーにしてくれたのはこれまた優秀で、しかも愉快な井上晃男准教授です。)

その後も不勉強な僕が関わらなかったいろんなリサーチを開業医とともになさっていて、そして今回、またまた新たなプロジェクトが立ち上がりました。今回は僕も参加します!(笑)

リーダーの条件は、野出教授そして樋渡武雄市長にも同じことがいえますが、ものを形にできるひと、しかもそのスピードが速いとカリスマ性も出ます。市長なんてものがないうちから形にしてますからね(爆・・・レモングラスのことを言っています・・・参考ブログはこちら(http://www.tvq.co.jp/ana/kaji/2007/05/post_221.html)!(^^)! 本日の武雄市長物語(http://hiwa1118.exblog.jp/)で引用してあるブログですから・・・笑)

僕は近い将来、この優秀なリーダー2人がコラボできるときがこないかなぁ、と思っています。温泉と循環器のコラボはけっこうありますが、野出先生と市長がタッグを組めば世界初の衝撃の視点は必ず存在するはず!

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2人の厚生労働副大臣がメタボ退治ということで(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/metabo/index.html)、またそれに触発されて古川佐賀県知事も胴環物語(http://www.power-full.com/metabo.html)として公開されています。僕も1月17日に50グラム単位で量れる体重計を購入し、1月18日より測定しました。

朝起きてトイレをした直後の体重を基礎体重というそうですが、その体重の増減を記録していきました。

その模様は佐賀新聞のSNS『ひびの』で日々報告していますが、そちらの僕のページへの訪問者は3~5人くらいなので、40日を経過した事もあり、途中経過をここでも発表します。

スタート時の体重を0として、そこからプラス何ぼ、マイナス何ぼという風に書きます。何日目と書いていくのも面倒なので⇒で示していきます。単位はキロです。

スタート0.00⇒ -0.35 ⇒ -0.25 ⇒ -0.05 ⇒ +1.10 ⇒ +0.55 ⇒ -0.20 ⇒ -0.30 ⇒ -0.70 ⇒ -0.70 ⇒ -0.90 ⇒ -0.35 ⇒ -0.70 ⇒ -0.25 ⇒ -0.85 ⇒ -0.80 ⇒ -0.60 ⇒ -0.45 ⇒ -0.25 ⇒ -0.90 ⇒ -1.00 ⇒ -1.15 ⇒ -1.30 ⇒ -0.55 ⇒ -0.50 ⇒ -0.40 ⇒ -1.15 ⇒ -1.05 ⇒ -0.75 ⇒ -1.00 ⇒ -1.00 ⇒ -1.35 ⇒ -1.20 ⇒ -1.15 ⇒ -1.35 ⇒ -1.40 ⇒ -1.15 ⇒ -1.40 ⇒ -1.55 ⇒ -1.60 ⇒ -1.80 ⇒ -1.80 

ちょっと見づらいですね。すみません。

スタートして4日目。飲み方があってガツンと体重が増えてどーしよう、と思いました。以後は飲むときも気をつけて食べたり飲んだりしています。

減り方も一様には減っていきません。増減を繰り返しながら減っていきますが、減るときはドンと減って、その後ジワジワ戻して、またドンと減るのを繰り返していますね。体重を量っているからこうなる(増えたときに運動や食事で頑張る)わけで、量っていなかったらずるずると体重は戻るあるいは増えていくのでしょう。

信頼できる体重計を購入して、毎日量ることが大事なんだと実感しています。

気をつけていることは、リバウンドしないために、無理して急に減らさないこと。できるだけ1時間以上の散歩をすること。ちょっとの時間にスクワットをすること。食べたいものは我慢せずに食べるが食べすぎはしないように気をつけること。

自分がしてみて、気づいたことを患者さんに指導できるのでいいですよ。

また今後の経過は、報告するだけの成果が上がっていたらします(笑)。

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水面下で動いていたことが間もなく公開されます。

ドラマのこと。

サガントスのこと。

みなさん。お楽しみに!(^^)!

 

さて、先日お伝えしていました医療連携に関すること。

16日夜、県医師会にて医療連携委員会が開催され、オブザーバーとして県内で脳神経外科医としてご活躍の医師3名を招き、脳卒中における医療連携体制の構築に向けての話し合いをしました。

オブザーバーのうちのお一人は元佐賀大学脳神経外科の教授先生で、大学病院勤務時代はとてもお話などできない(時々、保険外検査をするときに承諾の印鑑をもらいにいくくらい・・・汗)偉い先生でしたが、僕の隣りに座っておいででした。

武雄杵島地区および鹿島藤津地区の全医療機関中85パーセントから回答を得たアンケートの結果を発表しました。

患者が発生して、救急医療機関に搬送するのに、77パーセントの医療機関はパスがある。しかし、急性期を過ぎ、そこから回復期リハあるいは療養病床、そしてその後の在宅に向けたパスは90パーセントが決まっていない、という結果でした。

つまり、行き(急性期)は困ってないが、帰り(在宅へのルート)が困っている、ということがはっきりしました。かつ、今後急性期、および回復期の入院期間が短縮。そして療養病床の減少かつ医療区分1の人も放り出される、ということで、在宅医療は大変なことになるので、なんとか早く在宅での医療連携体制の構築が必要ではないか、というのが私たちの考察でした。

一方、オブザーバーの、特に元教授先生からは、「急性期のパスはできているとのことだが、中には3時間以内にストロークセンターに搬送しなければならない症例がある。県内でストロークセンターと呼べるのは大学と県病院くらいではないか。患者が発生してから、できるだけ早く地域のちゃんとした専門家がいる病院に搬送し、診断をつけて、症例によってはちゃんと3時間以内にストロークセンターにまで搬送できるような体制をしっかりとってほしい。」という注文があってました。急性期を診ているとした病院もどの程度まで対応可能なのか情報公開してほしい、という話もありました。また、様々な病態があるため、クリニカルパスを作るのは難しい、という話も出てました。

あらあら、出だしとは違って、まともな話になってしまいましたね(笑)。

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おっ!何か病気になったのかな?と思われましたか?(笑)

昨日、初めてCTを撮られました。検査着に着替えて、技師さんに導かれて撮影室へ。台に仰向けに寝るよう言われ、寝て、両腕を頭の上で組んで・・・実はこれ、けっこうきついです。

大事だな、と感じたのは言葉遣いですね。やっている技師さんにとっては日常的なことでも検査を受ける側にとっては非日常的なこと(特別な日)なので、「自分は大事に扱われている」と検査を受ける人に感じさせることは大事なことだな、と思いました。

それと昼食抜きで16時半の検査だったので、お腹がすいて、つらかった・・・。検査はあっけなく10分で終了。

あ、なんの検査か、と言いますと、腹部と大腿のスライスを3枚づつ撮ったんです。

実は、健康スポーツ医部会のプロジェクトで、「メタボリックシンドロームの予防と治療にいかすために」というので、医師自らが参加してデータとる、というのに参加したんです。

今後、採決と運動負荷テストを来週受けて、その結果で決めた運動療法を3ヶ月間実施して、どーなったか、をみるのです。

さぁ、どーなるか楽しみですね。だから、今はわざと?太ってます(爆)。

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2006.06.14 08:46 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  スポーツ  |  その他(一般)  |  かいぼー  | 推薦数 : 1

体内時計遺伝子

W杯で毎日深夜観戦で体内時計が失調気味の方も多いことと思います。

昨日はこの辺りの循環器の医師たちのためのクローズドの勉強会に体内時計遺伝子の研究をしている先生をお招きして話を聴きました。

体内時計、概日(がいじつ)時計あるいはサーカディアンリズムなどと呼ばれています。

ヒトは25時間、マウスは23、5時間(個体差はあります)。

体内時計の乱れは生活習慣病の大きな要因となる。

時計遺伝子の欠損、変異による表現系としては

睡眠障害

がん

細胞増殖のタイミング

代謝異常と肥満

骨代謝異常

シフトワーカーの前立腺がんと心疾患発症のリスク

などがあげられるそうです。

体内時計遺伝子は温度の影響を受けないのが特徴だそうです。

何が大きな影響を与えるかというと光と食事摂取だそうです。

細胞それぞれに自立した時計を持っているそうですが、身体全体のペースメーカーとなる中枢は視床下部の視交叉上核にあるそうです。ここは眼から入る光刺激が直接入ってくるようになっているそうです。

まだまだ体内時計についてはわからないことが多すぎて、マクロでとらえた現象とミクロの実験で証明されることを結びつけるところまではまだまだ時間がかかるといった感じです。

特にIN VIVOの実験系での証明が難しいようですね。

アメリカの陸軍は時差ボケ対策目的ですごい大金をかけて研究を進めているそうです。いかにもアメリカらしいですね。

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