本日よりたばこ代が値上げとなりました。一箱1000円程度を主張している禁煙団体からすれば小幅な値上げではありますが、確かに一箱400円台となればこれまでより財布の中から小銭がどんどんなくなっていく(一か月当たり換算すると相当な額になります)ので喫煙者にとっては大変辛いことでしょう。
そこで先月からたくさんの方がかいぼー医院へ禁煙外来にお見えになっています。本人は禁煙する気はなかったのだけれど家族から言われて、という方が多いのも最近の特徴です。金銭面とともに受動喫煙防止の意識の高まりもあります。
さて、たばこ止め始めてすぐに出現する不調で多いことは便秘と不眠です。僕も以前喫煙していましたのでわかります。確かに喫煙すると腸がぐるぐる動いてました。そして今僕は便秘ではありません。おなか周りを動かす運動をするなどして排便コントロールをつけましょう。禁煙して平均3キロ体重が増え、しかもおなか周りに脂肪がつくとますます腸の動きも悪くなるので禁煙はしても体重は増えないように気をつけましょう。
不眠については、これは離脱症状だ、と理解してしばらく我慢すれば眠れるようになります。どうしても辛い方には少しの間だけ入眠剤を処方することもあります。
次に多いのはイライラ、そして鬱傾向です。
禁煙して出てくる様々な離脱症状。これらを乗り越えてこそたばこの鎖から解き放たれるのです。しかし離脱症状のときに脳は『だからたばこ吸ったら楽になるよ』と言います。負けないようにしましょう。
喫煙者(ニコチン依存症)には肉体依存と精神依存の両者が存在します。禁煙外来にて投薬するお薬で肉体依存の部分はかなり軽くできます。あとは精神依存の部分をカウンセリングで乗り越えて行きます。この精神依存に打ち勝つのが難しいのです。
最近は禁煙治療保険適応期間(12週間)で禁煙できる方の割合は高いです。モチベーションが高いからでしょう。
喫煙者の多くは何らかのきっかけで禁煙したい、たばこから逃れたい、と思っています。そのきっかけが今回の少なくはない値上げでした。
そして喫煙者の方はたばこを吸わない周囲の人に与える不快さと有害さを理解されていない方が多いです。喫煙は周囲のたばこを吸わない人たちの思いやりの中でできていた行為なのです。そしてその思いやりのある方々に健康に対する実害を与えているとしたら・・・。
喫煙をするのは自己責任で。そし受動喫煙のない町づくりをする。その流れの中で喫煙者は私の喫煙はどうしましょう、と考えていただければいいのです。
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便秘もそうでした。そして、体重増加もですね。
禁煙開始一週間で、『出ない太る』はで体調そのものが芳しくなく感じるものですね。それこそ、『健康被害』に襲われた気分です。
そう言う心理状態とも戦わなければならないですよね。
「タバコやめてかえって不健康になってる」
何て言葉が、頭の中をかなり反芻するはずです。
当たり前なんですよね。生活習慣の中に深く根を下ろしていたタバコ。ともすれば、生活の中心がタバコだったかもしれません。私も気付きましたよ。新聞読むのもコーヒー飲むのも、いやいや食事をするのも排便も、全部タバコを吸うためにしていたこと、だと。禁煙するとあまりに大きなものを奪われてしまった、そんな思いに苛まされます。
しかし、新聞も落ち着いて読めますし、コーヒーも美味しい。食事の後ちゃんとトイレにも行けます。そして、あんなにダメだと思っていた酒とタバコのセット、切っても切れないと思ってたこの鎖はいとも簡単に切れます。今や私は、シングルモルトなんてタバコの味が邪魔すると感じます。
やめないメリットは指折り数えられますが、やめて得たメリットは両手にも余るほど数えられません。
上には書いてませんが、喫煙習慣持ちなら外出時の行動制限がいかに多いかにも気付くことでしょう
タバコを止めようと思ってる皆さん、少しの辛抱です。
扉が開くとそこは想像できないほど快適な世界です。
元喫煙者より
このコメントすごく良いです。禁煙コメント部門最優秀賞決定☆″
Enzoさんがカウンセリングしたら僕よりずっと成功率良いと思います。さすがぁ(^^ゞ
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