9月5日に天皇杯2回戦、サガン鳥栖は熊本学園大学付属高校に10-0で勝ちました。その結果を見たサッカーに詳しくない人が僕に言いました。「なんであんなに弱いチームが熊本県代表?」その熊本学園大学付属高校は2日前に1回戦で佐賀県代表の佐賀大学をPK戦で破っています。しかもその1週間前に熊本県大会の準決勝(8/28)、決勝(8/29)を戦っています。この炎天下の中ですごいハードな日程です。さすがの高校生でもきついですよね。

他の試合もJリーグのチームは2回戦から登場ですが、対戦チーム(JFLなどJリーグより下位のカテゴリーのチーム)は9月3日に1回戦を戦って2日後に2回戦を戦っています。

天皇杯がなぜ尊い大会かというとすべてのチームに門戸が開かれている大会だからです。Jリーグ、JFL、地域リーグ、大学、高校などプロ、アマチュアを問わず多くのチームが日本一を目指して戦える大会。

そういう気持ちを考えるとこの日程は問題です。アマチュアのひとたちにとってプロチームと戦うということは目標、そして勝つことは夢。そしてその夢の実現のためには万全のコンディションで戦うことが必須条件。なのに挑戦者にとって過酷な日程になっているというのは。大会主催者の天皇杯に対するリスペクトが足りないのではないかと思ってしまいます。

今回下剋上が少なかったのはこの日程によるところは大きいと思いますし、大会への興味もその結果を見て半減しました。

挑戦したいという夢、気持ちを日本サッカー界上層部のひとたちはしっかり受け止め、すべてのチームが満足のいく挑戦ができる大会運営をしてほしいと思います。天皇杯はすべてのサッカー選手の夢、目標の大会であるということを肝に銘じてください。

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