武雄中学校剣道部女子、全国大会出場おめでとうございます☆
サッカーのことばっかり書いているかいぼーですが、意外にも(と言われます)小学校から中学校までは剣道部で、一応、初段です。
中体連の季節になると自分の頃を思い出します。僕は久留米の学校で、久留米市内大会は勝ちぬいて地区大会には行けるけれど県大会には進めない、というレベルのチームでした。
ですから垂(たれ)のカバー(胴の下に名前が書いてあるところ)には『久留米』と上部に横書きしてあって、その下に『かいぼー』と縦に書いてありました。
地区大会の予選リーグ。対戦は最悪でした。前年度全国制覇したT中(県で1位)と県で2位で九州大会に進んだA中との3チーム総当たり戦。
A中の垂の上部横書きは『福岡県』。つまり俺たちは福岡県代表だったんだぜ、の印。そしてT中の垂には『九州』。ヒョエ〰。かないませんともぉ〰。
最初から名前負けっす。普通に戦って勝てるはずがない。
先鋒だった僕はまずA中との試合。相手の周りをグルグル回る奇襲戦法。回るだけじゃ持たないので時々″ヤッ″と打って出るもののデゴテを一発決められ敗戦。
怖ろしかったのはT中。相手の名前も覚えています。Sくん。審判の″はじめ!!″の掛け声で立ったと同時に金縛りに。
前に出たらヤラレル、とわかります。竹刀の先が僕の竹刀の下からズッ、ズッと入ってきます。僕はそれに合わせてズッ、ズッ、と下がります。と、″待てーっ!″。場外に出ていました。″戻って″、″はじめぇ!″また同じようにズッ、ズッと下がります。そんな調子で一回も打ち合わず場外3回で一本とられました。だって行くと絶対ヤラレル、とわかるんです。でももうこうなったら行くしかない。″はじめぇ!″の審判の声と同時に″ヤーッ″と相手の竹刀を払って飛び出した途端、デゴテやられるぅ〰、と思いましたが、なんと彼の竹刀が捉えたのは僕のメンでした。″メンあり!一本〰ん!!″審判の声が会場に響きました。完敗。何も出来なかった。あの時ほど完全に負けていた、怖い、と、しかも爽やかに思ったことはありません。何も出来なかったのに充実した試合でした。上の上の上の存在、自分は絶対に勝てないという存在を肌で体験したのですから。
彼は翌年、高校進学して玉竜旗に出場。いきなり15人抜きをしてました。さすが。
題名はビッグネームに負けないで、でしたが、見事にビッグネームに負けた、というお話でした。
そして、武雄中学校剣道部女子の充実した健闘を願っています!
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