昨日、外来であるおばあちゃん患者さんが診察室に入ってくるなり
「先生。私も○○さんのごとお願いね。」と言われました。
○○さんとは先日自宅で看取った末期がんのおばあちゃんのことで、このおばあちゃんはその方のご近所さんでした。
「僕が自宅で看取るには条件があるとよ。病院のようにはできんけんね。」
と言うと、そのおばあちゃんは、わかってるよ、という顔つきでうなづきながら、
「なんもせんでよかとよ、先生。」
と答えられました。
近所の○○さんのご様子は時々見舞いに行かれてご存知でした。また看取られたご家族からその後の法要のときにもお話を聞かれたようで、ぜひ私も最期までそのおばあちゃんのように自宅で僕の往診で亡くなりたい、というご希望だったのです。
このおばあちゃんに限らず、延命治療はしないでね、というご希望の方は多いです。しかし主治医にはその旨を伝えていても肝心の家族には伝えられてなくて、急変時に家族が救急車を呼んで救急の病院に運ばれ、処置され、気づけば本人が望んでいなかった延命治療の真っ只中へ、という例も多くあります。
なので「僕だけじゃなくて、その気持ちをご家族、そして遠くにいる息子さんや娘さんにもしっかり話をしといてね。そしたら僕ができるだけなにもせんで看取るけんね。」と答えました。
おばあちゃんは大変安心した顔をされ、その後診察に入りました。
おばあちゃんは診察が終わって部屋を出るときにも
「頼んだけんね。先生。」と念を押して出て行かれました。
ラジャー! おばあちゃん。
ではご家族、子どもさんにはしっかり話しておいてね(^_-)-☆ でも当分はお元気でね。ってそれは僕の仕事か(笑)。
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問題はどっちが先かってコトぐらいか…
先生よろしくね。
お母さまの意思をしっかり聞いておいてくださいネ(*^_^*)
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