2010.03.16 07:51 |  生活 / くらし  |  かいぼー  | 推薦数 : 0

一気飲みの愚かさ

佐賀大学生が急性アルコール中毒で亡くなられた。今どき一気飲みをしていたそうだ。

今どきと思うのは僕がもうそのような飲み会に参加していないからそう思うだけであって実際は今でも学生や若者の間では行われていたのかなぁ。

僕も大学入学時、部の新歓コンパで一気飲みさせられ20分で記憶が飛び、その後1時間ほどは唄ったりしていたそうですが、結局ダウンし、先輩にタクシーで自分のアパートまで送られ、朝目が覚めたときは玄関にそのまま倒れており、服は首や胸周りに吐物がまとわりついていました。寝ている間に吐いたようです。もし吐物を吸いこんで気管支の方にいっていたら窒息して死んでいたかもしれません。でもほとんどのひとはそういうことにならずにいます。だからみんな平気でそんなことをしてきました。でも僕の後輩(僕とは違う大学に進学)の場合、その不幸な確率に当たってしまいました。吐物を気管支に詰め、長い間植物状態の後に亡くなりました。もう随分前の話ですがこのような事件があると思いだします。そして彼のことが教訓として活かされていないと感じます。

勤務医時代、夜の当直をしていると度々急性アルコール中毒の患者さん、あるいは酔って転倒して大けがの患者さんが搬送されてきました。酔ってるので言うことを聞かせるのに難渋することもあります。またそれすらできなくてぐったりしていると危険です。救急の現場で急性アルコール中毒の患者さんの占める割合は多く、またこれらの患者さんが救急現場の医療スタッフの労力をかなり使わせています。ちゃんとした飲み方さへしていればこんなことにはならないのに。啓発が必要と思います。

勤務医時代にこんなこともありました。若い男女4人が午前4時ごろ病院の玄関を叩いています。看護師が中に入れると女性ひとりが意識をなくしていました。今まで飲んでて急にこうなったと連れの者たちが言っています。保険証ももっていなかったし入院が必要と思ったので家族に連絡しようと連れのひとたちに尋ねると教えてくれません。家族に知れると彼女が怒られる、と言うのです。説教し説得し、最終的には教えてもらいましたがもうそのころには朝になっていました。あの頃のその病院は一日働いてそのまま当直し、翌日も一日働いて帰るというシステムでしたから、当直の時は度々起こされるとはいえ、少しでも寝れるものなら寝ておきたいものを、そのような患者さんおよび連れのひとたちによって時間が割かれてしまうのはとても疲れることでした。

春は飲み会のシーズン。みなさん、一気飲みはせず、させず、自分のペースで適量飲みましょうね。また飲めないひとに無理に勧めないでくださいね。

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