今週になって当院でも新型と思われるA型インフルエンザの患者さんが急増しました。
昨日、一昨日と家族全員が罹患したという例がありました。今までは家族にひとり発症者が出ても他のひとに感染しないか、しても兄弟姉妹あるいは親に散発的に見られる程度でしたから「学校のような非日常的な生活空間で、みんなでわーわー、飛沫が飛びまくるようなところでしか感染は拡がらないよ。学校で騒いでいるこどもたちも家に帰るとおとなしいからね。」なんて話していましたが、寒くなってきた季節によるものか、あるいは新型インフルのマイナーチェンジによるものか感染力が少し強くなっているような気がします。
武雄では今、学級閉鎖や学年閉鎖の状況から流行が低年齢層に拡がっている様子がわかりますが、同時に20歳以上の患者さんも増えてきているのが当院の状況です。
20~50歳代にも患者さんが散見されます。ほとんどは子どもさんからの感染が予想されますが、50歳代の患者さんはいずれも世間で感染しておられるようです。おひとりを除いては家族、職場などの周囲に感染者もいず、身に覚えがないとのことでした。
新型インフルエンザの予防接種が小学校3年生以下は前倒し実施となりましたが、残念ながらもうすでにこれらの学年では流行しています。こうなったら小学校6年生まで、あるいは高校3年生までくらいを一気に前倒し実施した方がいいのではないでしょうか?
また一方で、今年は季節性のインフルエンザワクチン接種も新型との流行の重なりや新型の方への関心が強かったりで、接種が十分にできていません。このままでは来年になると季節性の流行も心配されます。タイミングを見て、新型に感染したひとたちも季節性のワクチン接種はされたがいいと思います。また現在はまだ新型の対象になっていない一般成人や高齢者の方で季節性のワクチン接種がまだの方は今のうちにされていた方がいいと思います。
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