サガン鳥栖の島田選手のブログ。文末に毎回「前進」と書いてあるのが好きです。で、今日はRessarさんのメールをご紹介します。前回(8月21日)ご紹介したメールの2つ後に来たものです。なかなか精神的に立ち上がれなくて思い悩んでいたRessarさんが一筋の光明を見出した、そんな内容のメールです。「前進」そんな感じです。(以前のRessarさんとのメールはCategoryでRessarの項をクリックしてご覧ください。)
こんばんは。いろいろご心配かけるようなメールでごめんなさい・・・。。後で読み直して、馬鹿だなぁとつくづく自分の弱さを感じました。。人に頼ることが、人に甘えることが、知らずに生きてきたんです。。かいぼー先生に、つい本音を言ってしまいました。。それにお忙しい毎日にもかかわらず、優しい暖かいメールをありがとうございました。 少しずつ、どん底を見ては一筋の光りを見つけ、またどん底を見る・・・その繰り返しではありますが、人間というものは、そういうものであるのかも知れません。。
昨日は、祖父がお世話になった施設の夏祭りでした。相談員さんや祖父の担当だったケアワーカーさんからも誘われ、ぜひに・・・といわれていたのですが、その施設に今はもういなくなった祖父を想うと・・・一歩を踏み出せずにいました。。でも、わずか一年にも満たない特養での生活だったけれど、確かに祖父はあの施設で笑顔を築いていた。。それだけは、紛れもない事実でした。だから、つらいけれど、祖父がいないあの場所へもう一度行こうと決めたんです。。それで、心の整理が出来るなら、という想いも少しはありました。
でも・・・・何も心は変わらないままだった。いえ、、変わってはいけないんだと、気づきました。
相談員さんたち、職員さん方のご配慮で、特別に家族様席を特等で使わせてもらい・・・・
祖父の写真も持参して、いっしょに夏祭りを見物しました。
本当はすぐに帰るつもりでした。ここにいれば、想い出しそうで、想いが溢れそうで、自分がこれ以上壊れてしまいそうで、、怖かったから。。
でも、一度踏み入れたこの施設を、私は、なかなか出ることができませんでした。。
職員の皆さんが暖かく、それは以前と何も変わらないままの笑顔で、、迎えてくださったこと。。
去年の今頃は、祖父は笑って、一緒に夏祭りを楽しんでいました。手の不自由な私の食事介助に、「はよ、せんか」とせかしては、私をあせらせながら、それでも喜んでたこ焼きやカキ氷を食べてくれたこと。。私が唯一祖父に出来た介護は、、それくらいのことでした。。
祖父がいなくなってから、私の精神も、保っていた体力も、すべて・・・消えてしまった。。
もう、福祉の道には携われないと想いました。
自分の精神の限界を見て、これ以上自分は福祉という立場にいるべきではない、進むべきではないと想ってしまったんです。その想いは、この数日でどんどん膨らんでいきました。
初盆も終わり、情けないけど、馬鹿馬鹿しいけれど、自分の弱さを知りました。
でも、、違ったんです。。
昨日夏祭りに参加して、たくさんのお年寄りに出会ってしまったんです。盆踊りの音頭にあわせて手を動かし、嬉しそうに笑っているおばあちゃんたちの姿を見て、職員さんにたこ焼きやカキ氷を食べさせてもらって、笑顔なおじいちゃんたちの姿を見て、私の心に眠っていた、閉ざしてしまっていた、「もう一度、福祉の現場へ戻りたい。もう一度、高齢者福祉の現場へ・・・」その想いが、また溢れてきてしまったんです。。
それは、言葉に出来ないほど、力強く、揺れることもない想いでした。 祖父がくれた一筋の光りでした。
生きる希望さえ見失いそうだった今、また新たに、祖父のちからによって、そしてこの施設の職員さんや利用者さんの笑顔によって、私の今は、支えられて繋がれていきました。
お年寄りが大好きなんです。その想いが、萎えることは決してありませんでした。どんなに自分がどん底にいても、決してその想いだけはいつだって、色褪せることはなかった。。
祖父といろいろ語り合ったこの場所。
祖父の笑顔を見た場所。
祖父と関わりあった場所。
そこへ行くことを最後まで躊躇っていた自分が、妙に馬鹿らしくなりました。おじいちゃんに、「ほら(Ressar)、しっかりしろ」と叱られたような気がしました。
最後に、多くの入居者さんやご家族さんが来られている中、 施設長はじめとした相談員さん、関わってくださった看護師さんたち、そして介護士さん職員方に、
「また、遊びにきてください。(Ressar)さんなら大歓迎です」
「身体に気をつけてね」
「(おじいちゃんの名前)さんや(Ressar)さん御家族さんに出逢えてよかったです。」
泣けてきました・・・・・私は、ひとりではないんだ・・・・ここでまた、笑顔を貰った・・・
おじいちゃんに心の中でそっと語りかけます。
・・・・・ 私、まだまだ弱虫だけど、もうちょっとだけ、もう一度だけ・・・・福祉、学んでもいいかな・・・・・と。。
おじいちゃんと過ごしたあの場所へ、、もう一度、戻りたいんだ・・・・。。
それが、素直な気持ちでした。
ボロボロだった精神と身体に、昨日は少しだけ枯れかけた花に水をやることが出来た。
でも、、もう少し泣いてもいいかな・・・・・強くなくて、いいですか・・・・。。
おじいちゃんが出会わせてくれたたくさんの物語。私、自分の人生すら投げ出そうとしていました。でも、もう一度、築いてみます。祖父と生きた時間を。この施設で祖父と職員さんが築き上げてきた時間を。
まだまだ前向きには生きれないけれど、後ろ向きな生き方にも、寄り添えるそんな自分で居続けたいと想います。。もうちょっとだけ、、泣いてもいいですか・・・?。。おじいちゃんのことをいっぱい想って。。心からっぽにして、ただ、おじいちゃんと生きた時間だけを思い出したい。。
福祉ってなんなんでしょう。人々の「幸福」ってなんなんでしょう。
福祉を目指す駆け出しの私には、まだ明確に、その答えを持ち合わせてはいません。きっと、これから相談員として現役である限り、そして福祉を目指す限り、、その答えなど、永遠に輪からないのかも知れません。。
大学入学の出願も、迫りつつ、
こんな精神のまま出願することが果たしていいのかどうか、迷っていた今。そんなときに、この夏祭り行事に参加しました。そしてたくさんの笑顔とであってしまったんです。
去年はあの中に祖父も確かにいた。いろんな想いが溢れ出てきます。。溢れる思考を止めることが出来ません。。
でも、もう一度、もう一度だけ。。出来るとこまで、行きたいと想いました。
前向きに生きることなど出来ません。しかし、そんな生き方でも、後ろ向きな人生にも向き合える、そんな生き方でも、それが自分だといえるように・・・それは恥でなく、そんな自分の生き方をいつか誇りとすることができるように・・・祖父母が導いてくれた全てのことに、今は恥じることのないように・・・
かいぼー先生が、想っているほど、私はそんなに優しい人間ではありません・・・冷酷な部分も持ち合わせています。。
人を本気で想うことなど・・・自分のことを犠牲にできるほど、本当に人は、その人のためだけに生きれるのかどうか・・・・。
でも、恩師の言葉をいつも心に留めています。「どうせどん底にいるのなら、もっとどん底を見なさい。そして自分のどん底を知り、他人のどん底を知りなさい。」自分のどん底、限界を知っている人は、他人のどん底の痛みを知ることが出来る・・・
少しでもそんな自分に近づけたら、、そんな想いでいっぱいです。。
かいぼー先生、ありがとうございました。先生からのメールで、元気が出ました。
まだまだ、精神は不安定だけれど、がんばっています。
今夜はゆっくり眠れるといいな・・・・・。。
Ressar
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