今回の新型インフルエンザは季節性インフルエンザと比べても毒性に大差なく、タミフルも効果があるとのことで、日本としては感染者を封じ込むよりも多くの国民が免疫を持つほうを選択したのではないかと思います。そこには日本の医療(制度・水準も含めた)体制への自信もあるのではないでしょうか。季節的にも季節性インフルエンザの流行と重なっていない今の方が対応もしやすい。今、封じ込めを一生懸命して、国民が免疫を持たないまま、流行の第2波が季節性インフルエンザの流行と重なった時の方が大変。しかもそのころ新型インフルエンザに対するワクチンも使えるかどうかはわからない。また、新型ワクチン製造をフル稼働するために季節性インフルエンザワクチン製造が犠牲になる可能性もある。様々な理由(経済的損失を極力抑えたいということも含めて)と現在の新型インフルエンザの毒性を考慮した結果、国は、「今回は流行してもかまわない。しっかりと医療で対応して、国民はしっかり免疫を作ってくれ。」との判断をしているのでは。しかし合併症などで重篤な状態になる方は必ずいらっしゃるでしょう。だからはっきりと言えないのではないでしょうか。また検査キットは、タミフルやリレンザは足りるでしょうか?・・・これは僕の国の立場で考えた推測です。判断が正しかったかどうかは結果で評価されることでしょう。そして国は今回のような対応を、鳥型インフルエンザ(H5N1)が流行したときにしたらアウトです。その時は経済より人命を優先しないといけないと思います。厳しい水際対策および封じ込め作戦をしないといけません。
あ、昨日の当院の結果は7人中6人。優秀でしたね。入り口から別にして、診察も2階(通常診療は1階)でしました。インフルエンザの方は疑いも含めて、いらっしゃいませんでした。何のことなのかわからないひとは昨日のブログをご覧ください。そして入ってこられた一人の方の弁「先生。入り口にあがん書いとったら風邪のひとはみんな入って来んで薬局に薬ば買いに行きんさぁよ。私は入ってきたばってんがさ。」この方は風邪のときの当院の常連さんです。とてもほがらかで面白い方です。あの貼り紙のせいで当院の患者さんが減って経営に響くことを心配していただいているようです(笑)。ありがたいことです。当院はこのような患者さんで支えられています。そして、「そんなこと(?)より大事なことがある。」としっかり説明しましたが理解していただけましたかしら?
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