< ため息 | メイン | 羽田空港-日本医師会館 タクシー料金 >
2009.02.26 07:49 |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  かいぼー  | 推薦数 : 0

予防接種

本年度から始まった麻疹の13歳(中1)と18歳(高3)への無料予防接種。佐賀県は12月までの接種率は13歳が76%、18歳が80%ということです。目標は95%以上とのこと。

県内でこの目標を12月時点ですでにクリアしているのは、中1では白石町(99%)、みやき町、有田町(98%)、太良町(97%)、高3では白石町と太良町がほぼ95%だそうです。

3月いっぱいまでなので、まだ接種していない13歳と18歳のひとたちは必ず接種しに医療機関に行ってください。無料なのはこの時期だけですから。

 

ちょっと前に夕張医療センターの村上智彦医師の、「効果あるのに普及しない、予防医療に目をそらす行政、医療関係者、住民」という記事が佐賀新聞にありました。

彼は以前、北海道瀬棚町で働いていたときに、行政に働きかけ、高齢者対象に『肺炎球菌ワクチン』の接種費用への公費助成を全国で初めて実施させ、瀬棚町の医療費を減らした実績を持っています。

その後、このワクチンに対して公費助成を実施している市区町村は昨年12月現在で86。全国の市区町村の5%にも満たない数です。効果は実証されているのに、なぜ普及しないのか。

その質問に対し村上医師はこう答えています。

「前例のない施策に消極的な行政。薬に頼りがちな医療関係者。病気になったら医者がなんとかしてくれるとする住人。そんな意識はもう変えるべきだ。インフルエンザなどで薬を開発しても耐性ウィルスが現れる。そんなことを繰り返していて、本当に国民の健康を守っていると言えるのか。高齢化が急激に進んでいるからこそ、いかに病気の予防をするかを真剣に考えなければ。」

 

病気は知識があれば、そして予防対策をとれば、かなり防げるものなんです。そのためにはお金がかかることもありますが、結果的に多くの人が健康に過ごせ、かつ医療費もかからなくなります。そのようなことを医療関係者も訴えていき、また行政もきちんと耳を傾け、先立つお金のために躊躇せず、住民重視の施策を打っていくことは重要と思います。

 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/kaibo/20090226/1/trackback

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。
かいぼー
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/02 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

月別アーカイブ