後期高齢者医療制度を見直すだのリフォームするだの、方向性にやや乱れが見えます。新しく作り変えるのか?
まったく新しいものを作るのには無理があると思います。
僕は理念を変えればいいと思う。
後期高齢者医療保険を後期高齢者医療保障へ。
後期という呼称を残すかどうかは別議論として、保障されると言われてイヤな人はいないと思います。だったら長生きしてみたいな、と思われるのではないでしょうか?大事にされていると感じられるのではないでしょうか?
今の行政。従前に比べると国民を、生活者を保障するという考えがとても希薄になっているのではないでしょうか?
そしてそのことの反省が今、やっと言われるようになりました。
保障するには財源が必要。今はまず財源ありきで、その財源を作るためには負担がこうなる、という論議がなされています。負担する側から見れば当然でしょう。しかし、保障される側の目線にも立って、これだけの保障をするためにはこれだけの負担が必要で、そのためにはこの程度の負担増はみなさん仕方がないね、という方向からも論議していただければ少しは論調も変わってくると思います。
後期高齢者医療制度に限らず、国家が保障するという考え方にもう少し立ち位置を戻してもらって、その中で財源も含めた保障の話をしていただくことを希望します。
お金がないからあれもこれもできません、という論議なら難しくないんです。お金がなくてもこれだけは生活者のために必要で、そのためにはこれは我慢していただくなど、生活者重視で優先順位をつけて予算配分をしていくことが難しいのです。そしてそれをちゃんとするためには、生活者のことを知り、また共感するひとのこころを持つことが大事なことだと思いますし、為政者にはそのような方を選ばなければならないと今の時代を生きていて痛切に感じているところです。
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