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5月30日の臨時議会で提出されている議案が通れば武雄市民病院を民間移譲することが決定します。
そこで武雄市議会議員さんにお願いがあります。『知らなかった』で民間移譲に賛成しないでください。
今回、多くの市議会議員さんとお話しする機会がありました。話をするなかで「それは知りませんでした。」「そこはわからないのですよね。」という言葉が多く聞かれました。
知らないことやわからないことを責めているのではありません。専門分野ではないからあたりまえのことです。そしてそのことを一生懸命ご自分達で判断しようとなさっている悩みは深いと察します。
しかし、だからこそ、私たち医療の専門家を交えて専門審議会を立ち上げて慎重に検討する場が必要ではないですか?
みなさん。よく考えてください。この問題は昨年の11月から市政の場で話し合われるようになりました。そして12月に一般有識者による審議会で「医療に専門的知見を有するメンバーを入れて慎重に検討すること」という答申が出ていながら、なぜ一度もそのような審議会が立ち上がらずに結論を迎えようとしているのでしょうか?時間がなかったとは言わせません。答申が出てからすでに5ヶ月以上も経過しているのですから。意図的に地元医師会をはずしたとしか思えないのです。理由は樋渡武雄市長に聞かないとわかりませんが。
武雄市民病院を壊した樋渡武雄市長の責任は大きいとは誰もが認めるところでしょう。
そもそも自分が市長をしている市の自治体病院で経営的にも問題なく、医師の数の問題も平成20年度(今年度)までは少なくとも問題なかった(武雄市が説明した武雄市民病院の話は本当ではありません。本当の説明をせずに市民に対して市民病院を手放すことを納得させようだなんて、市民に対して失礼な話だと思います。もしかしたらその程度の理解で市民病院の民間移譲を論じておられる市議会議員さんはいらっしゃらないと思いますが。)公立病院を自らが壊し、民間移譲に強引に持って行くなんて、全国見渡してもこんな市長はいないんじゃないでしょうか。僕自身、市長の傍にいてびっくりです!どんな理由があるのでしょうか・・・。そしてご自分が市民病院に対してどれだけの(本来なら必要のなかった)不採算を作ってしまったのか、それこそ市民に対して説明、謝罪する必要があるのではないでしょうか?
そして、はたして民間移譲されれば市民の安心が担保されるのかはわからないのです。
医師会としては民間移譲そのものを反対はしていません。しかし、その前段での議論がなされていないので、専門審議会で話し合う場がほしいと主張しているのです。これは全く正しい主張だと思うのです。その重要な段階を端折って強引に民間移譲を進める理由は?
新聞にリコールという話も医師会員の中にあると載っていました。前日にこのブログで書いた話の中で執行部の方から「リコールの話しがあったら署名するひと」という質問があったとき、これは全員挙手ではなくて、過半数の手が挙がりました、というのが実際の話です。(僕は執行部ではありませんよ。昨日もそんなことを言ったような・・・笑)
実際、患者さんの中にも「私は今の市長のやり方は不安だ。誰かがリコールて言わんかねぇ。」というひとは少なくないです。だからこそ樋渡武雄市長にはここで謙虚になって、真摯な態度で、武雄市民病院問題については強行してほしくないのです。そしてそれを止めれるのは市議会だけです。最後の頼みの綱なのです。だからこうして遮二無二お願い申し上げております。
民間移譲を決めてから医師会と話をするという市長発言は間違っています。もちろんいずれの段階でも医療問題に関しては地元医師会と話をしてほしいし、できるかぎりの協力はするつもりです。そしてこの件に関しては民間移譲と決める前に、いろんな方法、状況を論じて、何が市民のためにもっとも良いかを検討しましょうと医師会は昨日、市長宛に意見書を提出したのです。
結局ここで強行採決されても後々色々問題が起こるわけで、それなら今一度ここで立ち止まってちゃんと話し合ったほうがむしろタイムロスは少ないです。武雄市議会議員さんたちの良識ある対応に望みを託しています。決して派閥や数の力で強行されませんように、地元医師会はお願いしています。
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