光母子殺害事件の判決後の記者会見で本村さんの発言の中に「偶然を必然に変える作業でした。」という主旨の発言がありました。
僕はその言葉を聴いた時に、おーっ、とびっくりしました。
たまたま悪い人がいて、たまたまその悪い人と接して事件にあってしまう。そのときにみんなが漏らす感想は「なんて運の悪い・・・」。
居眠り運転の車が、たまたまそこを通りかかった人を撥ねた。通りかかって撥ねられたひとは「なんて運の悪い人」と評されることが多いです。
それらが偶然ではなく必然として起きたことだと証明する作業。
これはとても大事なことです。世の中に起きていることは偶然起きているのでしょうか。それとも必然として起きているのでしょうか。
あまり考えなければ偶然。でも突き詰めて考えていけば必然になりうる、いや、なるのだ、との強い思い。
たまたま悪い人に接したとしても、そもそもなぜその人が悪い人になったのかを考える。そしてその人を憎むのではなくて、そういう人を作った社会を変えなければと考える。その部分がないとこれからも同じような事件が発生する。
よく被害者のご家族が「もう二度と自分たちのような目に会わないようしてください。」とおっしゃいます。そのひとたちの願いが叶うように社会はそれぞれの事件について検証し、その事件の教訓を生かしているのか。
それは私たちにフィードバックされていないのではないか。
偶然を必然に変える。すごく考えさせられました。
僕が存在するのは偶然か必然か。あなたの存在は。あらゆることは必然なのか。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 |