今朝の佐賀新聞を見てびっくり。昨日の午後に佐賀県医師会理事会で決められたことがもう一面に載っていました。
県医師会 「外来主治医制を拒否」
僕の個人的な理解での、ホントのところを書きます。ホントのところは後期高齢者医療制度の修正を求めています。そのため、そのシンボル的なこの外来主治医制度は拒否ということで主張していくということです。
後期高齢者医療制度に反対と言っていないところがミソです。僕は昨日この理事会で知りましたが、後期高齢者医療制度を提案したのは実は日本医師会だったのだそうです。高齢者の人口比割合が増す中で、今後ますます75歳以上の医療費が増えてくる。保険者も負担に耐えられなくなる。そのため75歳以上を支える新たな医療保険制度が必要で、それを日本医師会としては、高齢者の自己負担を1割にして、あとの9割は公費で賄う。財源は消費税だったり、あるいは現在の無駄な歳出を削り捻出するなどで、というような主張をしたそうです。ところが蓋を開けてみると高齢者の診療時の自己負担は1割でしたが、残り9割の中身が変わっていました。公費はそのうちの5割に減り、75歳未満の保険者から支援金という形で4割もらい、かつ残りの1割を75歳以上の高齢者の年金から天引きで確実に保険料を徴収する、という形になったのです。
最初の日本医師会の提案は高齢者から保険料を新たに徴収することはまったく言っていません。また医療のための財源を国に考えてくれと言っているのに何も策は取らず、公費負担は減らし、自然増の2200億円を削減し続けるままでの、かつ国民には新たな負担を強いるという、いかにも官僚的な制度になってしまったので、日本医師会は現制度には賛成していません。当初の日本医師会の主張に近づけるよう修正を求めます。
新聞には「医療費を国民全体で支えるという主旨だったのに・・・」ということも書いてありましたが、法を現在の官僚任せにするとこんなものなんです。官僚の人間味のなさが露呈しているのが現在ではないかと思います。自民党も長く与党にいて、官僚任せで立法能力が落ち、政策は官僚任せになってしまったことが原因です。
現在、医療について行政はすべて財政の問題から入ってきます。ですから僕は昨日の理事会でも主張しましたが、医療人は医療の立場で揺らぐことなく主張を続けていくことが大切です。財政の問題は大事な問題です。ですが、最初から財政に理解を示しながら話し合いに応じていくと、行政は医療の現場を知りませんから、お金の問題だけに終始してしまいます。
医療は人に対して行なうものです。少なくともその現場においてお金を問題にしてはいけないと思います。アメリカのようにその人が入っている民間の医療保険のレベルで医療の質を変えなければいけないような状態に日本はなってほしくありません。ですから国民皆保険は守っていきたい。しかしそれが持ちこたえられなくなってきている。それは理解しています。
ですから、より人間味のある方法で考えていきたいのです。矛盾するでしょうか?僕はできると思うのです。道路財源を見てください。あれだけ無駄なことに大金が使われています。なのになぜ、まだ今後10年間道路財源を確保しようとしているのですか?
医療でも言われます。必要なのは医療だけではない。なので医療費ばかり要求はできない。わかります。そう思います。だから道路も同じです。全部一般財源化して必要と思われるものから使えるようにすべきだと思います。
行政の方、官僚の方に言いたい。自分のこと、肉親のこととして考えてほしい。あまりにもドライ。思いやりがない。
橋下大阪府知事が昨夜ニュースで泣いているところが報道されていました。とても強い気持ちで案を出されたことと思います。でも詳しくは見ていないので本当のところはわかりませんが、バランスをとって虫食い状に一律削減したのかなと思いました。削減は必要ですが、弱者には気を配ったほうがいいです。でも橋下氏も「弱者であってもある程度収入がある方はある程度の支出は覚悟してもらいたい。」とおっしゃっていましたが、弱者とは誰かというのも難しいですね。弱者というと情けをください、みたいになるので、弱者ではなくて国民と言ったがいいのでしょうかね。県の資料を見ると生活者と書いてあります。生活者、うん、うまい表現かも。でも生活者だったら国民全員ですよねぇ・・・。
あらぁ、また最後は支離滅裂・・・・。思いはまだ続きますが診療時間になりました。。。
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